10月16日に放送された「めざましテレビ」で、コロナ渦の暖房の使用・加湿器併用の効果について紹介していました。
冬は乾燥するため、加湿器で湿度を良い状態に保ち、乾燥を防ぎ、風邪やインフルエンザ対策として加湿器を利用している家庭も多いです。
コロナウイルスの感染予防のため、専門家から換気を推奨されていますが、加湿器を併用することでの効果が気になる方も多い様子。
専門家に話を伺っていました。
目次
コロナ禍での暖房 加湿器併用の効果は?
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コロナ禍での暖房 加湿器併用の効果はあるのでしょうか?
東京歯科大学 市川総合病院の寺嶋毅先生に伺いました。
「加湿器によって湿度を70%程度に維持することにより、喉を潤すことができますし、飛沫の広がる距離を短くすることによって感染のリスクをさげることができます」と寺嶋先生。
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加湿器の湿度70%前後で、暖房と併用することでコロナウイルスの感染リスクを下げることも可能なんだそう。
インフルエンザやコロナウイルス対策のためにも、加湿器を正しい使い方で使用すると効果が出そうですね。
加湿器のフィルター掃除や交換も注意
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冬は加湿器を使うことにより、風邪やインフルエンザ、コロナウイルスの感染予防に効果がある、ということですが、一方、加湿器の種類によって、フィルター交換の頻度や掃除も必要です。
1日のうち、外出自粛などで家の中で過ごす時間が長くなる場合は、ワンシーズンに数回フィルターを交換する必要があります。
加湿器の種類によりますが、1日8時間、6か月使用した場合、ワンシーズンに1度の交換でOKということです。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、ステイホーム期間が長くなることも考えられます。
多めに交換用のフィルターを準備しておく方が良いかもしれません。
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お手頃価格で上から吸水できるタイプの便利な加湿器も。
11月下旬になると、加湿器を購入する方が増えてくる可能性も高いため、早めに購入しておくと良いかもしれません。
フィルター掃除をしないとどうなる・・・?
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便利な加湿器ですが、ワンシーズン使い終えると水替えなどで定期的に掃除していても、やはりカルキが付着し、汚れが落ちない、という状態になってしまいます。
長時間加湿器を使用すると、フィルターも1シーズンで1回交換、というわけではなく、2,3回交換する必要も。
長時間使用したフィルターをそのまま使い続けることにより、加湿器に繁殖した雑菌やカビが蒸気として発生しまい、身体へ良くない影響もあるということです。
今年の冬は特に新型ウイルス感染の懸念もありますので、フィルターはワンシーズンに1回、ではなく、ステイホームで加湿器を使う時間が長い場合は、2,3回交換すると良いと思います。
調べてみると、フィルター不要の加湿器も販売されています。
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家庭に数台持っている、という方もいらっしゃると思いますが、用途に応じて使いやすい加湿器を暖房と併用し、使うと良さそうですね。