幅広い年代で支持されているピラティス。
体幹を鍛えることができ、人気の高いレッスンです。
スポーツクラブでのピラティスは、初心者でも入れる形になっており、初級・中級向けで丁寧に指導してくださいます。
激しい運動ではないですが、しっかりと筋力をつけることができ、おススメのレッスンです。
楽しくエクササイズできますよ。
目次
ピラティスの呼吸法は?
ヨガと並んで人気の高いピラティス。
ヨガマットを利用し、狭いスペースでしっかりとエクササイズできる面も魅力です。
マット上でエクササイズするピラティスですが、身体の動き同様、大切なのが呼吸です。
ピラティスの呼吸法
ピラティスの基本の呼吸法は、「胸式呼吸」です。
「胸式呼吸」は女性の呼吸が胸式呼吸になっているケースが多く、呼吸が浅い、と言われることもあり、
腹式呼吸と比較すると、酸素をしっかりと取り込めない状態となり、体調不良の原因になることもあると言われます。
それに対し、腹式呼吸は、深くゆったりの呼吸。
副交感神経が働き、リラックス効果大、腹式呼吸が身体に良い、と言われることも多いです。
しかし、ピラティスの胸式呼吸は、一般的な胸式呼吸のイメージとはやや違うように感じます。
ピラティスの「胸式呼吸」は、丹田に酸素を取り込む、というよりも、肺にしっかりと酸素を取り込む、という形になります。
呼吸の際、まず、丹田に力を入れ、お腹をへこませるような感覚が重要です。
丹田を意識し、レッスン中は基本的にお腹をへこませ、インナーマッスルを重視した上での胸式呼吸となります。
ピラティスの「胸式呼吸」
1.丹田を意識し、おなかをふくらませないよう、鼻から酸素を肺に取り込みます。
2.鼻から吸い込んだ空気をゆっくりと肺に取り込むことを意識し。
肩や胸を開いたイメージで、肋骨を開き、肋骨を広げるように吸い込みます。
3.口からゆっくりと息を吐いていきます。
丹田を引き締め、おなかがぺたんこになるようなイメージが重要です。
息を吐く時は、開いた肋骨を引き締めるような感覚で。
4.おなかをふくらませないよう意識し、空気を鼻から吸って、口から吐き出していきます。
1から4を繰り返し、おなかをふくらませないように呼吸し、肺にしっかりと酸素を取り込むことが重要です。
肺に風船が入っているようなイメージも良いと思います。鼻から息を吸い込む際、しぼんでいる風船をふくらませる感じで、しっかりと肋骨を開きます。
息を吐き出す時は、口からゆっくりと。肺でふくらませた風船をしぼませるような感じで、開いた肋骨を元の位置へ戻していきましょう。
ピラティスは、鼻から吸って、口から吐く、の呼吸です。
基本的には常にお腹をへこませ、丹田を意識することが重要。
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インストラクターの指導をもとに、身体の動きと呼吸を合わせ、エクササイズを行います。
ピラティスの呼吸方法とヨガの呼吸方法の違いは?
ピラティスとヨガは、基本的にヨガマットの上で行い、狭いスペースでレッスンを受講できます。
激しい動きはないので、幅広い年齢に支持され、人気のレッスンです。
呼吸に合わせ、ゆったりとした動き、というのも同じですが、トレーニング方法や呼吸法は異なります。
ピラティス:胸式呼吸。鼻から吸って口から吐く。
ヨガ:腹式呼吸。鼻から吸って鼻から吐く。
ピラティスの呼吸
ピラティスの呼吸は、胸式呼吸が基本です。
胸式呼吸ですが、浅い呼吸、というわけではありません。
丹田を意識し、おなかをふくらませないような状態で、鼻から空気を吸います。
しっかりと肺に取り込むようなイメージで、肋骨を広げ、横隔膜を伸縮させる動きが大切です。
空気を吸い込み、しっかりと肋骨を広げた後は、ゆっくりと口から空気を吐き出します。
吐き出す際は、肋骨を元の位置に戻すような感じです。
吐き出す場合も、丹田を意識することが大切。おなかをへこませるような感じで、ゆっくりと口から息を吐きます。
ピラティスでは、鼻から吸って、口から吐く、が基本。
丹田を意識し、おなかをふくらませないようにすることが重要です。
インストラクターの指示に従い、ゆったりとした動きで身体の筋力をつけていきます。
ピラティスで教わる動きに合わせ、鼻から吸って口から吐く、という「胸式呼吸」でエクササイズを行います。
ヨガの呼吸
ヨガは腹式呼吸が基本です。
レッスン開始後、身体のこわばりや緊張をとり、リラックスするため、あぐらを組んだ形で数分呼吸に集中します。
鼻から吸って鼻から吐く、ゆっくりした呼吸を繰り返し、瞑想する状態に身体を作っていきます。
ヨガは様々なポーズを取るのですが、基本は「呼吸」です。
呼吸にあわせ、ポーズと呼吸を大事にしてエクササイズを行います。
ピラティスの呼吸とヨガの呼吸は、方法が異なっています。
ピラティスは鼻から吸って口から吐き、丹田を意識し、肋骨を広げて、横隔膜を伸縮させることが重要です。
ヨガは、鼻から吸って鼻から吐く、と、吸うのも吐くのも「鼻」呼吸。
身体から余計な力を抜き、ゆっくりと呼吸を集中させることが重視されています。
まとめ
スポーツクラブでも人気の高いピラティス。
幅広い年齢層でも運動できる、という面も魅力です。
激しい動きではありませんが、しっかりと体幹を鍛え、インナーマッスルに効果があると言われています。
ピラティスにおいて、身体の動きも重要ですが、動きと同時に重要なのが呼吸です。
ピラティスの呼吸は「胸式呼吸」
ピラティスの呼吸で重要なのは、息を吸い込んだ時も、おなかをふくらませないことです。
息を吸う時も吐く時も、おなかをへこませるような意識を持つことが大切。
ピラティスとヨガは、同じように酸素をしっかりと体内に取り込む、という面では同じですが、目的が異なります。
ピラティスとヨガの呼吸法は違いますので、レッスンへ参加する時は注意して下さい。
ピラティスは「胸式呼吸」に対し、ヨガの呼吸は「腹式呼吸」です。
ピラティスの呼吸は鼻から吸って口から吐く。
ヨガの呼吸は鼻から吸って鼻から吐きます。
ヨガの呼吸は副交感神経を優位にさせ、リラックス、瞑想に近い状態にすることが重視されます。
ピラティスの呼吸は、慣れるまで、意外と難しいです。
両手を肋骨に挟むようにすると、しっかりと肋骨が広がり、吐き出す時は元の位置へ戻っていく状態がよくわかります。
普段の呼吸では、あまり肋骨を意識して動かすような呼吸法は行わないため、慣れるまでは呼吸法も少し難しいですが、インストラクターの指導を受けながら、呼吸と動きを合わせることで、レッスンを終えた時には身体がスッキリして心地良いです。
ピラティスは体幹が強化され、身体が引き締まってくるのも魅力です。
筋トレも良いですが、ピラティスは身体に負荷がかかりすぎない状態でも、しっかりと筋力がつき、身体機能がアップするようです。
機会があれば、ピラティスに挑戦して下さい。