[世界一受けたい授業]HSP繊細すぎて疲れる 特徴や対処策を解説!
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4月11日に放送された「世界一受けたい授業」、HSPについて解説していました。

HSPとは、(Highly Sensitive Person)の略で、感じる力が強くとても繊細な人、という意味。

繊細すぎて疲れてしまうHSPについて。

教えてくれるのは、今話題の本、「繊細さん」の本の著書で、HSPカウンセラーの武田友紀先生。

5人に1人!新生活が始まる今こそ知りたいHSPについて解説してくれました。

なんと先生もHSPなんだそう。

目次

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HSPは5人に1人

HSPの人は、人の感情や言動、さらにその場の雰囲気などの些細なことを無意識に感じ取り、ストレスを感じやすいのです。

HSPに該当する人は、5人に1人と言われています。

HSPの人は脳の偏桃体という自分にとって危険かどうか判断する働きが生まれつき強く、不安や恐怖を感じる神経回路も敏感に働きます。

HSPに気付かず無理を続けると、睡眠が浅くなり、疲れが残ってしまうことも。

特に、新型コロナウイルスが蔓延し、世の中が不安定な時には、より強く不安や恐怖を感じとる繊細さがあるため要注意です。

HSP 大勢が苦手

HSPの悩み

・大勢が苦手

大勢の人の中では、人の表情や言動など、1度に多くの刺激を受けてしまいます。

そのため全てに気を配ろうと悩むものの、何もできず、必要以上に落ち込んでしまうのです。

◆対処策:大人数が苦手な人は聞き役になるだけで気持ちが楽になる

敏感に人の気持ちを考えるHSPの人は・・・

他人の表情や言動→相手の気持ちを察する

相手の気持ちを察するのが得意。

聞き役になろうと自分で決めることで、相手が求める返しや共感できるので気持ちが楽になります。

HSPとうつ病は全く違う

うつ病→後天的な心の病

HSP→生まれ持った先天的な特徴

個性の1つなので、治すものではありません」と武田先生。

まずは自分がHSPかを知ることが重要です。

武田先生は、「たとえ自分がHSPだったとしても、無理に自分を変えようとせず、うまく自分と付き合っていくことが大切になります。実は私もHSPなんです」と話していました。

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繊細すぎて疲れてしまうHSP 対処策は?

繊細すぎて疲れてしまうHSP

いくつかの例をあげ、対処策を解説してくれました。

1.断るのが怖い

・断るのが怖い

HSPの人は自己主張が苦手。

誰かの役に立てる→自分が我慢

さらに、断ると相手から嫌われてしまったらどうしようと他人からの思われ方を気にしてしまい、結局断れずに無理をして引き受けてしまうことも。

◆対処策:無理な頼まれごとや誘いを受けたとき、自分のできる範囲を伝える

相手の要望を聞く+自分のできる範囲を伝える

こうすることで気持ちが楽になります。

2.人の気分に左右されてしまう

HSPは、相手が言葉を発せずとも、表情や声のトーンで相手の気持ちを察知します。

例え相手のイライラの矛先が自分に向けられていなくても、怒りや悲しみを無意識に感じて疲れてしまうんです。

そんな人の機嫌に左右されてしまう時の対処法は・・・?

◆対処策:相手との間に境界線を作る

ティッシュボックス1つ置くだけでも有効なんです。

相手との間に何か物があると、心理的な境界線となって、相手の感情を受け取りすぎないようになります。

置くものはペンやカップなど何でもOKなんだそう。

境界線を作ることで、すごく楽になるということです。

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3.配慮が足りない人にイライラする

ずけずけと人が気にすることを簡単に口にする人に対し、イライラしてしまうのも特徴です。

相手の言葉や表情を敏感に感じ取るHSPにとって、デリカシーがない言動は不快。

配慮が足りない人にイライラしないコツは・・・?

◆対処策:相手に期待しない

配慮する力にも個人差がある、仕方ないと思うとだいぶ楽になるんだそう。

4.周りに合わせてしまう

本音を言えず、周りに合わせてしまう面も。

これは「過剰同調性(かじょうどうちょうせい)」と言います。

自分の意思が表せず意思がない→強く自分を責めることに。

そんな時の対処法は・・・?

◆対処策:自分が感じていたことを後で書き出す

HSPの人は、周りの人の空気に飲まれてしまうと、その場では自分の本心がわからない状態になることも。

1人になった時、感じたことを書き出し、自分の本音を見つめ直すことが大切です。

5.なじむのに時間がかかる

新しい環境で、初対面の人と話す時、第一印象や人からどう思われるかを考えすぎてしまい、うまく言葉が出てこないことも。

そんな時の対処法は・・・?

◆対処策:新しい環境に慣れるには・・・人見知り+質問

最初に「人見知りなので質問して下さい」とアピールすると、相手から話題をふってもらえるので、会話がしやすくなります。

人見知り、質問して下さい、と伝えておくことで、印象も悪くないですね。

HSPの人は新しい環境に馴染むのが苦手。

無理をせず、少しずつ順応していくことが大切です。

6.考えすぎて動けない

仕事で資料を作る際、方向性や売り上げなど、たくさんの情報が浮かびます。

しかし、考えることはできるのですが、何から始めたら良いのか困ってしまうことも。

悩み過ぎて物事を進めるのに時間がかかってしまうんです。

考えすぎて動けない時、有効な言葉とは・・・?

◆とりあえず

とりあえず今できることや、負担が少ないものから始めるとベストじゃなくても物事が進むと実感できるということです。

そうすると、気持ちも楽になります。

7.音に敏感

聴覚が敏感なHSPの人は、人の会話や物音など、1度気になりはじめると集中できないことも。

周囲の音が気になって落ち着かないのです。

対処法:イヤホンを使う!

ノイズキャンセリング機能付きのものがオススメです。

心地よい音楽を聴いていれば、気を紛らわすことができます。

8.視覚が敏感

視覚が敏感な場合

視界に入るもの全てが気になってしまうケースも。

例えばパソコンで作業している間。

本来ならパソコン画面に集中しなければならないのですが、視界に入って来る他の物が気になって集中できないんです。

視覚が敏感なHSPの人は、視界にあるものが目に入り、いろんなことに気が付き過ぎてしまいます。

対処策:視覚が敏感なHSPの人はふちが太い伊達メガネを使うと集中できる!

視界にめがねのふちが入ることで、ここだけ見ておけば良いと見る範囲を自分で決めやすくなります。

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5人に1人!HSPチェック法・4つの性質

4つのうち、1つでも当てはまらないものがあると、HSPとは言えない、ということです。

◆HSPの4つの性質

HSPの4つの性質

1.深く考える

2.過剰に刺激を受けやすい

3.共感力が高く感情の反応が強い

4.些細な刺激を察知する

もし自分がHSPかと思って相談したいときは、カウンセラーかHSPについて知識のある心療内科に相談すると良い、ということです。

先生は、「感じる力が強いということは、想像力が豊かで小さな出来事にも感動できたりと、HSPだから感じられる幸せはたくさんあるので、とてもお得な人生です」と話していました。

今回先生が、スタジオに出演していた方の反応で、中島健人さんがHSPの性質を持っているのでは?と感じ取っていた様子。

中島健人さんも自身がHSPでは?と思ったようです。

人に気遣いしたり、周囲の事に目を配っていろんな配慮や気づくことができる中島健人さん。

HSPの気質を持っているからこそ、素晴らしい才能を発揮できているのかな、と思いました。

5人に1人、ということですが、日本人の性格を考えると割と多くの方が当てはまりそうな印象を受けます。

対処法を知ると、無理せず自然体で生活できそうですね。

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