7月1日から、レジ袋が有料化されることになり、コンビニなども有料化。
エコバッグが注目されています。
しかし、調査してみると、エコバッグに関する衛生面の感覚はひとそれぞれ。
1度も洗った事がない、という方や、言われるまで気づかなかったという声も。
便利なエコバッグですが、購入した魚やお肉などの汁がパックで密封されている状態でも液体がエコバッグにもれてしまうことも多いんです。
魚や肉などの水分は細菌が繁殖しやすく、実際目で見えるものではないため気づきにくいですが、細菌繁殖の温床になっていることも。
対策を紹介していました。
目次
エコバッグ・6月は男性客も注目
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7月1日からレジ袋有料化にともない、エコバッグが注目されています。
ゴミを減らしたり、買い物の際便利、と人気のエコバッグ。
かわいいデザインのものや、機能性が高い商品など、多数販売されています。
ロフトでは160種類ほどのエコバッグが販売されていて、大人気。
街頭インタビューすると、使っていない派と、1年ほど前から利用している、という方でくっきり分かれていました。
しかし、すべて有料化になるため、今後エコバッグを使用する方は増えると思われます。
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ロフトで売れているのは「シュパット」
コンパクトにたたみやすく、デザインもおしゃれ。
かわいい系のものだけでなく、男性が使い、かっこいい商品まで、機能性とデザイン性を兼ね備えたエコバッグが販売されています。
コンビニのレジ袋も有料化になるということで、6月は男性の購入者も多かったということです。
便利なエコバッグ。
しかし、意外な盲点があるんです。
エコバッグのお手入れについて質問してみたところ、お手入れしている、と回答した方はゼロ。
エコバッグを使用している方も、エコバッグの衛生面に関してはあまり気にしていない方も多いようです。
エコバッグ・6割は汚れている!
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エフコープ生協商品検査センターの花田さんにお話を伺いました。
花田さんは、「汚れているんじゃないか」という意識をもってもらうのが一番いい、と回答。
エフコープでは、エコバッグについた菌の汚れを調べたところ
・きれい・・・40%
・やや汚れている・・・50%
・汚れている・・・10%
という結果になったそうです。
きれいな状態のエコバッグが40%ですが、残りの60%は汚れている、という結果になりました。
花田さんによりますと、魚はラップに包まれているからこのままの状態でエコバッグに入れてしまうと思いますが、汁が出てしまい、ラップを伝ってエコバッグの中に汚れが入ってしまう、ということです。
この汁の汚れがエコバッグの中に入り、バッグが汚れてしまい、その汚れを栄養として菌が増えてしまうんだそう。
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エコバッグを清潔に保つため、オススメなのが洗濯すること。
週1くらいの洗濯でかなりキレイになるそうです。
しかし、洗濯できないエコバッグもありますね。
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洗濯できない場合は、バッグの内側や全体に「除菌スプレー」をかけることでも効果があるということです。
洗えるエコバッグの場合は、週に1度洗濯することで除菌でき、しっかりと細菌などの汚れも落ちるんだそう。
コンビニやスーパーの買い物も有料化になるレジ袋。
エコバッグを使うことで解決できそうです。
デザインの種類も豊富で機能性も高いエコバッグが多数販売されています。
しかし、せっかくのエコバッグも、内側が汚れていると、時期によっては食中毒の心配もあるとのこと。
週1洗濯するか、除菌スプレーで対策し、お気に入りのエコバッグで買い物を楽しみたいですね。