11月11日に放送された「1番だけが知っている」で、プロたちが選んだ1番総選挙、と題し、今回のテーマは絶景の紅葉でした。
投票するプロ集団は、日本全国の紅葉情報を熟知した「じゃらん」の編集スタッフ。
1990年に創刊されたじゃらん。
北海道から九州まで5つのブロックで発売され、毎年全紙で紅葉特集を展開しているじゃらん。
全紙を束ねる統括編集長・大橋菜央さんに質問したところ、「紅葉ははずせない。30年間やり続けている特集になっています」と話してくれました。
じゃらんには、30年分の全国の紅葉の膨大な調査データがあるんです。
今回、全国じゃらんスタッフ40名にアンケートし、一生に一度は見ておくべき紅葉スポットをアンケート。
一生に一度は観て欲しい紅葉スポットを教えてくれました。
目次
じゃらんスタッフ・オススメ紅葉スポット
岡山県・備中松山城
・早朝に行くと雲がかかり天空の写真が撮れる
滋賀県・鶏足寺(けいそくじ)
・散った紅葉で織りなす絨毯
まさに散った紅葉の美しい絨毯ですごく素敵です。
奈良県・ナメゴ谷
・昇り竜のように山の屋根だけが赤く色づく
ナメゴ谷、言葉通り、しっかりと緑がいっぱいの中に、山の尾根だけが赤く色づく不思議な紅葉です。
予想以上に想像もつかない美しさの隠れた紅葉スポットが名を連ねていて驚きました。
おススメスポットだけでもかなり見応えがあり、とてもキレイです。
これらを上回る絶景紅葉とは、一体どのような紅葉なのでしょうか?
じゃらん紅葉総選挙の発表です!
いずれもこれから見頃を迎える絶景ばかり。
じゃらん紅葉スポット総選挙の発表です。
第5位:三船山楽園(佐賀県)
第5位:三船山楽園(佐賀県)
・九州のライトアップ紅葉はここ!
・夜こそ見に行きたい紅葉景色
5位は、夜こそ見に行きたい日本最大級のライトアップ紅葉!
絶景紅葉が見られるのは、佐賀市から車で40分。
三船山楽園(みふねやまらくえん)
紅葉の時期は、池の水面に鏡のように美しく映り込みます。
1枚の名画のような絶景。
しかし、ここがランクインしたのは別の理由です。
午後5時半になると、庭園の各地に灯がともり、紅葉がさらに美しく映し出され、水面に映る紅葉も迫力満点。
まさに日本最大級のライトアップ紅葉!
4万坪のライトアップエリアはどこもかしこも絶景です。
紅葉見頃時期は11月下旬。
ライトアップは12月8日まで行われるということです。
夜の紅葉もとても素敵で引き込まれますね。
第4位:上高地(長野県)
4位は上高地でした。
・上高地の清流と紅葉のコラボが素晴らしい
関東・東北のじゃらん編集長の西尚子さんは、「あれここ、どこだっけ?カナダ?本当に絶景なので、なぜ4位?っていう感じです」とイチオシ。
統括編集長の大橋さんは、「特別天然記念物にも指定されておりまして、国が認めた景勝地だと思います」と大絶賛。
第4位は国が認めた景勝地!清流と紅葉のコラボが絶景
絶景紅葉が見られるのは、長野市から車とバスを乗り継ぎ2時間の場所にある、北アルプスの玄関口・上高地。
清流と紅葉の絶景!
まさに清流と紅葉が織りなす絶景。
空もとてもキレイな青。
清流の水は透き通っていてとてもキレイです。
3000m級の山々が連なる保高連峰には、山肌を彩る色とりどりの紅葉が広がっています。
裾野を流れる梓川。本当に美しいです。
紅葉見頃時期は11月中旬。
3位:マキノピックランド(滋賀県)
3位は、滋賀県にあるマキノピックランド。
・黄金に染まるトンネルはまるでナウシカの世界
・どこまでも続く並木道は写真映え抜群
第3位は奇跡の1本道 黄金に染まる絶景 紅葉トンネル!
その絶景紅葉が見られるのは、大津から電車で1時間、バスで10分の場所にある、「マキノピックランド」
奇跡の1本道を確認するため、スタッフが移動。
確かに1本の並木道が!
なんと、2.4kmにもわたって続く、500本の並木道です。
まだ色づく前ですが、すでに多くの観光客が。
緑いっぱいの並木道もとても美しいのですが、紅葉の時期になると、どこまでも続く、美しい金色の並木道。
夕日を浴び、黄金のように輝く絶景が広がります。
さらに、日にちが経つと、今度は燃えるようなオレンジに。
こちらの並木道は新・日本の街路樹百景に認定されています。
紅葉の見ごろは11月下旬から12月上旬。
2位:東福寺(京都府)
2位は京都府の東福寺でした。
・楓の雲海を散歩しているよう
「一面に赤く染まる紅葉が、本当に燃えるような赤で美しいですね」と大橋編集長。
2000本の楓が彩る赤い雲海。
古都の鉄板紅葉スポット
その絶景紅葉が見られるのは、京都駅から電車で3分、徒歩10分の場所にある、東福寺
その赤い雲海が・・・境内に広がる、彩とりどりの2000本の楓。
本当に美しいです。
その景色は確かに赤い雲海のよう。
赤と黄色と、これから色づくであろう緑と3色が「錦の雲海」と、東福寺広報主事の明石さんが教えてくれました。
確かに赤と黄色、緑のコントラストがとても素敵で、赤い雲海だけでなく、様々な表情を見せてくれます。
まさに、錦の雲海!
秋が深まるごとに紅葉の表情が変わり、訪れる人たちを楽しませています。
紅葉見頃期間は11月中旬から12月上旬だということです。
10位~6位 絶景紅葉スポット
10位~6位はこのようなランキングになっています
一生に1度は観て欲しい!絶景紅葉スポット
6位:鍵掛峠(鳥取県)
7位:大台ケ原(奈良県)
8位:河口湖 紅葉回廊(山梨県)
9位:くじゅう連山(大分県)
10位:九年庵(佐賀県)
今一番見ごろを迎えているのは、7位の大台ケ原(奈良県)
・蛇の頭のような大蛇嵓(だいじゃぐら)は圧巻!というコメントが寄せられました。
奈良市から車で2時間45分。大台ケ原。
果たして、蛇の頭のような絶景とはどのようなものでしょうか?
ドローンで空撮していました。
眼下に広がるおよそ800mの断崖絶壁。
その先にある絶景が・・・・蛇の頭のような形をした、大蛇嵓(だいじゃぐら)と呼ばれる岩。
様々な色の紅葉で色づいており、大蛇嵓のような紅葉ははじめてみました。
紅葉見頃時期は11月中旬まで。
今回の放送ではちょうど緑や赤・黄色とそれぞれの紅葉が交わっている感じです。
第1位 瑠璃光院(京都)
第1位 瑠璃光院(京都)
・ここ数年で知名度が爆発的に上がった
と急激に知名度がアップした場所。
じゃらん統括編集部の大橋菜央さんは、「1位のスポットには自信があります。本当にすごい場所です」と大絶賛。
関西のじゃらん編集部の長田佳子さんもイチオシ
「2階に行くと、窓に広がる紅葉が机に反射する様がすごくキレイ!」
第一位は人気急上昇スポット!
机に映り込む幻想的な絶景紅葉
その絶景紅葉があるのは、京都駅から電車で45分、そこから徒歩5分の場所にある瑠璃光院。
いたるところに絶景が広がっており、息をのむほどの美しさです。
ここが1位に選ばれたのは、ある理由が・・・。
庭園の書院2階からの極上の紅葉!
果たして、じゃらんが選ぶナンバー1紅葉とは・・・?
鏡のような床に美しい紅葉が映り込んでいます。
鏡のような床のように見えるものにも光沢があり、それがより映し出される紅葉の美しさを引き出しています。
床のように見えるのは、実は黒い机。
通称「机紅葉」
この絶景を撮影しようと、近年人気急上昇スポットになっているということです。
僧侶の武内師は、「瑠璃光院はどの場所を撮影されても絵画になるようなところなんですけどね。絶景スポットはいくらでもありますよ。自分好みの場所を探していただけたら、嬉しく思っております」と話してくれました。
瑠璃光院、「紅葉机」がかなり印象的で圧巻です。
しかし、瑠璃光院全体の景色が素晴らしいです。
紅葉や庭園がとても美しく、紅葉の時期も素晴らしく感動しましたが、紅葉の時期以外でも、かなり見応えのある素敵な空間が広がっていて、驚きました。
瑠璃光院の紅葉見頃時期は11月下旬とのこと。
まとめ
旅のプロ・じゃらん編集部員が1番を決める!!
一生に一度は観て欲しい絶景紅葉スポット
1位:瑠璃光院(京都府)
2位:東福寺(京都府)
3位:マキノピックランド(滋賀県)
4位:上高地(長野県)
5位:三船山楽園(佐賀県)
6位:鍵掛峠(鳥取県)
7位:大台ケ原(奈良県)
8位:河口湖 紅葉回廊(山梨県)
9位:くじゅう連山(大分県)
10位:九年庵(佐賀県)
というランキングになりました。