9月8日、午前11時に気象庁から発表された台風15号に関するニュース。
台風15号が関東に上陸すると6日から報道されていましたが、かなり強い勢力を持っていると伝えられました。
冠水や停電の恐れもあるとして、注意を呼び掛けています。
目次
台風15号 関東直撃ピークは?
最新のデータによる台風15号の雨と風を見える化しました。
きのうと大きく見立ては変わりません。これから関東では急激に雨風が強まります。
停電
土砂災害
高波・高潮
低い土地の浸水
物が落下・飛来するこれらの現象がどこで起こってもおかしくありません。最悪を想定して身を守ってください。 pic.twitter.com/EhiZSEZjdF
— アバンギャルド河津☔お天気キャスター (@makotokawazu) 2019年9月8日
現在、強い勢力を維持したまま進んでいる台風。
8日夜遅くから、9日明け方に関東地方または静岡県に上陸すると言われています。
9日(月)の昼前にかけて、関東甲信地方を通過する見込み。
明け方に上陸する台風で心配なのが、高潮の影響。
今回の台風は最強クラス、と言われています。
9日(月)の昼前にかけて、関東甲信地方を通過する見込みと報じられていますが、暴風域に入っている状態は、かなり風雨が強くなります。
台風15号は、接近とともに急に風が強まり、雨が強まることが予想されるということです。
会見を行った中村予報官は
「今晴れているということで安心している人も多いかもしれないが、接近とともに世界が変わる」と伝えています。
ネットの書き込みを見たところ、一時的に雨が降ったけど、やんだ、という声が多いようです。
また、買い物のためスーパーへ行ったら大混雑していた、という声も。
冠水・停電の恐れがあり、冠水によって水道が止まってしまうこともあります。
警戒すべき被害は?
2018年9月、近畿地方を襲った台風に近い、と言われています。
軽自動車が吹き飛ばされたり、住宅被害も5万軒以上。
関西国際空港も大変な状態になりました。
今回の台風15号も、近畿地方と同じような状況になると懸念されています。
過去最強クラスといわれている台風15号。
しっかりと備えをし、避難勧告が出ている地域は雨や風の影響が少ない時間帯に避難してください。
8日18時、静岡県ではすでに風雨が強くなっています。
風雨が少ない状態の時に、庭やベランダへ置いているプランターや物干しざおなど、室内へ取り込んでおくことが安心だと伝えられました。
相模湾に上陸する恐れ
【記録的暴風の恐れ】
気象庁は、記録的な暴風やうねりを伴った高波、大雨による土砂災害、河川の増水・氾濫に厳重な警戒を呼び掛けました。https://t.co/evJVclh4Es#台風15号— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年9月8日
18時に気象庁から発表された最新の台風進路は、相模湾へ進んでいるということです。
首都圏では、大雨がふると、冠水してしまうとのこと。
【鉄道運休情報】
東急線全線において、19時30分ごろから順次運転を取り止め、22時ごろにはすべての列車の運転を終了します。また、明日9月9日(月)は、台風とその後の安全確認の影響により、始発からの運転見合わせや通勤時間帯の運転本数が大幅に減少となる見込みです。(東急HPより)— 横浜市総務局危機管理室 (@yokohama_saigai) 2019年9月8日
先日、横浜市で大雨になった際、道路は冠水し、大変な状況になりました。
今回の台風は、8日夜から9日にかけて関東地方へ上陸すると言われており、高潮の影響を受ける心配も。
18時現在、八丈島は暴風域を抜けたということです。
八丈島もかなりの風雨だった様子。
現在、伊豆諸島へ向かっているということです。
大規模冠水になることが懸念されており、東京近郊は、9日午前3時から5時頃にかけて暴風域の中心のような状態。
急に雨や風が強まり、大荒れと心配されています。
2階建ての家の場合、念のため2階で眠る方が良い、というアドバイスも。
最大瞬間風速 60メートル トラックや電柱が倒れる可能性も
最大瞬間風速は60メートル。
風速60メートルというのは、トラックや電柱が倒れる可能性があるということです。
2018年に近畿地方を襲った台風は、トラックが横転し、家屋も被害を受けました。
軽自動車が風で飛ばされる状態の風速。注意が必要です。
懐中電灯を準備したり、浸水や停電などへの備えを促しています。
接近と共に世界が変わる
気象庁では、早めの避難や備えを発表しています。
「接近と共に世界が変わる」と報じており、過去最大の台風だと懸念されているようです。
雨量や、短時間で大量に雨が降り、被害を受ける心配もありますが、冠水や、川の近くの土地などは要注意です。
備えも大切ですが、できれば、ハザードマップをみておくことをお勧めします。
近年豪雨災害が多く、ハザードマップと、被害が大きかった土地を比較すると、驚くほどにハザードマップは正確です。
浸水しやすいエリアなど、ハザードマップにしっかりと表示されていますので、ぜひ今のうちにハザードマップのチェックをしていただけたら、と思います。
避難が必要な地域は、早めの時間帯に避難することも検討して下さい。