2月27日に放送された「土曜はナニする!?」、10分ティーチャーのコーナーで、「美顔ボイトレ」を紹介していました。
教えてくれたのは、ボイストレーナーの鳥山真翔(とりやま まなと)先生。
長引くマスク生活の影響で、知らず知らずのうちに表情を作る筋肉が衰え、年齢よりも老けた顔に悩む人が増えているんです。
「顔が老け込みやすい人は声の出し方が間違っているからかもしれません」と、美顔ボイトレによって、顔と声が若返るんだそう。
正しい発声法を行うことで顔と声が若返る美顔ボイトレを教えてくれました。
目次
美顔ボイトレ 発声で美顔&美声に!
ボイストレーナーとして2万人以上を行う発声のエキスパート・鳥山先生。
2018年に発売された著書「美顔ボイトレ」は大人気。
「老け顔になっている最大の原因は表情筋の衰えなんです」と鳥山先生。
表情筋を正しく効果的に鍛えることで、引き締まった美顔へ導いてくれるのが発声方法なんだそう。
正しい発声方法を行うことで、日常の会話の中で表情筋が鍛えられるので、美顔になるということです。
◆美顔ボイトレ 顎関節より上の表情筋を鍛える(できない時は手を鼻の横に添えて意識する)
今回は、初級編・中級編・上級編の3つの方法で「美顔ボイトレ」を行います。
正しく発声できているか?首に筋が入るのはNG
正しく発声できているかのチェック。
笑顔で「い~」と発声するだけでわかるということです。
発声方法を行い、首に筋が入ってしまった方・・・発声方法はNG!
首に筋が入る→顎の力で発声
正しい発声方法は、顎の力に頼らず、鼻の横にある口角挙筋という表情筋を使うこと。
◆正しい発声法 口角挙筋という表情筋を使って声を出す
正しい発声法で得られる効果
顔全体の筋肉を使うことで、むくみや吹き出物の予防になるんだそう。
正しい発声を行うと、クリアでキレイな声になるのもポイントです。
ボイトレで美顔とキレイな声が手に入る!!
顎の力を使って発声すると、エラになる原因になってしまったり、首のシワの原因になってしまうことも。
・ほうれい線
・くすみ・シワ
・頬のたるみ
顔の悩みを全て解決でき、美声&美顔になるエクササイズです。
美顔ボイトレ初級編 ウイウイエクササイズ
鼻の横にある口角挙筋を意識して声を出すのは意外と難しいです。
硬くなった口角挙筋を鍛えるため、初級編の方法を教えてくれました。
ウイウイエクササイズ・・・別名・表情筋スクワットとも呼ばれているエクササイズ
口周りを中心に表情筋がついているので、口周りが硬いと表情筋がうまく動かせていないんだそう。
◆ウイウイエクササイズ
「う」の発生→顔の引き締め効果
「い」の発生→口角挙筋の強化
ウイウイエクササイズ方法
ウ→口を前に突き出して発声
イ→上唇を引き上げて発声
◆「ファソラシドシラソファ」の音階に合わせて「ウイウイ」と発声します。
ポイントは、歯が見えるまで唇を突き出して楕円形にすること。
「イ」の発声時は鼻の両端にある口角挙筋を使って縦に引き上げるイメージで行うことが重要です。
続けて1分ほど「ウイウイエクササイズ」を行います。
かなり顔の筋力を使う、ということで予想以上にハード、ということです。
美顔ボイトレ 中級編 マメミモム
マ行の発声→表情筋を効率的に強化
表情筋を鍛えるにはマ行が一番効用的だということです。
表情筋を鍛える マメミモムエクササイズ 方法
表情筋を鍛えるマメミモムエクササイズ!
1.表情筋を上げた状態で「マメミモム」と裏声で発声します
2.徐々に音階を下げていくので、表情筋を上げていくので、全部引き上げて発声するのがポイントです。
ポイントは・・・下唇を動かさないこと!
下唇を使って初声→顎に力が入る
ということです。
下唇を固定して行うのが重要です。
◆最初は下唇を指で押さえながら発声すると良い。慣れるまでは指で表情筋を持ち上げてもOK
表情筋がかなり鍛えられるという「マメミモム」レッスン。
最初は顎を指でおさえると良いんだそう。
笑顔で音階を下げながら発声していきます。
上級編 ラナ・シャサ・チャタ・キャカ
舌は顎とつながっているので、舌の筋力が弱いと顎の力で発声しているということです。
舌を効率よく鍛えることで活舌も良くなっていきます。
・活舌の改善
・たるみの解消
活舌強化エクササイズ 方法
1.表情筋を上げた状態で「ラナ×9・シャサ×9・チャタ×9・キャカ×9」と発声します。
2.徐々にスピードをアップして行います。
ポイントは舌を動かすことを意識して発声すること。
活舌の悪い人が苦手な「カ行」「サ行」「タ行」を意識し、エクササイズを行います。
◆最初は慌てずにゆっくり発声する
舌を動かすので、顎のたるみも解消してくれます。
美顔ボイトレ・・・番組内でのレッスンでも顔周りが少しスッキリした方も。
中級・上級はやや難易度が高いですが、指を置いて筋肉や口元を意識して行うことで改善していくようです。
鳥山先生は動画もアップしているので参考にすると良さそうですね。