【初耳学】ロイくん スマート農業に挑戦!方法は?2ヶ月で収穫
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3月21日に放送された「林先生の初耳学」、”初耳トレンディ”のコーナーでスマート農業を紹介していました。

今農業界で話題のスマート農業。

コロナの影響でなかなか旅行もできない今、近郊の農園で野菜作りを行う週末農業が今年は増えているということです。

週末農業に期待されているのが「スマート農業」の技術。

スマート農業とは、最新技術を駆使して行う農業のこと。

今回使うのはスマホ1つ。

わずか2ヶ月、スマホ1つで、現地へ行くのは3回!収穫量に驚きです。

目次

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スマート農業 2ヶ月チャレンジ!

初耳学で特集していたスマート農業

今回は、スマホ1つで遠くの畑に水をあげることができたり、ビニールハウスの温度管理、ビニールハウスの開閉など、東京にいてもスマホの遠隔操作で埼玉の畑の野菜を育てることにチャレンジしていました。

鳥取大学農学部の森本英嗣先生によると、「2025年には農業に携わる全ての生産者がスマート農業技術を利用できる世の中にする、という目標を立てて普及活動にいそしんでおります」ということです。

スマート農業は誰でもできる・・・?

東京からスマホでの遠隔操作で埼玉の畑の野菜を育てることに挑戦したのはロイくん。

ロイくんが2ヶ月間スマート農業を初体験することに・・・!

スマホひとつで東京にいながら埼玉の畑で野菜10種類を育てることになりました。

ロイくん・・・初のスマート農業に挑戦し、数100kgの野菜を収穫することに成功!!

わずか60日。畑で収穫できました。

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スマート農業 現地へ行くのは2回!

ロイくんが埼玉県狭山市にある農園を訪れたのは2020年12月17日。

スマート農業を開始しました。

協力していただいた農家さんは、本橋利信さん。

代々この土地で農業を営んでいる本橋さんにお世話になりました。

今回は10種類の野菜を一度に収穫する、というのが目標。

ロイくんが本橋さんに10種類もの野菜を一度に育てるのは難しいですか?と質問したところ、やはり大変なんだそう。

作物によって成長しやすい温度があるため、長年農業に携わっている本橋さんも、温度管理に気を付けていないと難しいということです。

本橋さんも1つのハウスで同時に10種類の野菜を育てるのは初めて。

2ヶ月 現地へ行くのは3回のみ!

今回、ロイくんが埼玉県の畑に訪れた目的は「野菜の種まき

通常農家は毎日畑を訪れて世話をしますが、スマート農業ではほとんどの作業をスマホで遠隔操作。

◆スマート農業 ほとんどの作業をスマホで遠隔操作

スマート農業ではほとんどの作業をスマホで作業するので、基本的には2回しか畑に行くことはないんです。

初日は「種まき」。2ヶ月後に「収穫」という形になります。

今回は、さらに野菜を成長させるため、「間引き」の工程も含め、ビニールハウスを訪れたのは3回。

今回は、JAいるま野の協力のもと、ビニールハウスで野菜作りに挑戦しました。

今回は2ヶ月間、ビニールハウスで収穫できる野菜10種類の種まきから開始。

小松菜、サニーレタス、西洋ふだん草、早どりほうれん草、ルッコラ、ベビーキャロット、ハツカダイコン、サラダ水菜、まんまるはつか大根、小かぶを育てます。

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スマート農業 工程解説!種まき・温度・水やり

スマート農業の工程をご紹介。

種まき作業・スマート農業編です。

スマート農業・種まき

1,畑を耕す

2.種まき(種の特徴に合わせて撒く)

3.芽の保護シートをかける

これで種まきの作業は完了です。

ここからスマート農業が始まります。

・スマート農業 ビニールハウス内のセンサーを通し温度、湿度、水まきをスマホで管理

朝と夕方の空き時間にスマホをチェックすれば良いだけ!

温度管理

通常の農業では、朝・夕方ハウスに足を運び温度を確認します。

しかし、スマート農業では、畑に行かずスマホで温度を確認することが可能。

このシステムを作ったのは大崎電機工業。

新井義之さんが使い方を説明してくれました。

今回はロイくん用に、スマホで「ロイくんハウス」と命名し、5つのセンサーがデータをためていくような形でわかりやすいです。

5分間隔でデータを取っているんだそう。

冬場はハウスの気温が氷点下になり、1日で野菜が全滅することもあるといいます。

しかし、スマート農業ならスマホで温度が一目瞭然。

温度を簡単にチェックできるので安心です。

◆ハウス内の温度が5℃以下→自動で暖房が作動

万が一暖房が作動しなくても、ハウスの温度が3℃以下になるとメールで通知してくれる仕組みです。

水やり

農業で必要な水やり

土にセンサーを埋め込むことで、スマホで土の水分量を確認することができます。

◆スマート農業 水やりはスマホで土の成分量を確認・スマホの操作で水やり

スマホの操作で水やりもできるんです。

東京に住んでいるロイくんもスマホで操作し、水やりを操作。

その頃、埼玉のハウスでは、自動で畑に水やりが行われていました。

ロイくんが2回目に埼玉のハウスを訪れたのは種まきから1週間後の12月24日。

遠隔操作だけですが、しっかり発芽していました!

成長を早めるため、畑を保護していたシートを外すことに。

この日の畑作業はたったの1時間で終了。

簡単な作業で10種類の野菜を育てます。

畑の水分量などをこまめにチェック。

スマホひとつで順調に野菜作りが進んでいます。

間引き

スマート農業から1ヶ月。

3回目に埼玉の農園を訪れたロイくん。

野菜の様子を見に行くと、しっかりと野菜が成長しています。

ハウスを提供してくれている本橋さんも何も手入れしていませんが、順調に野菜が育っていました。

3回目に訪れた理由は「間引き作業」のため。

◆間引き 密集した余分な芽を抜く作業

さすがにこの作業はスマホではできないため、手作業で行います。

小さなはっか大根も完成。

間引きした野菜は自分で食べるとのこと。

間引き作業は2時間で終了。

収穫までの間、東京の自宅からスマホで作業を行っていきます。

通常の農業では、ビニールハウスを朝・夕方訪れて確認します。

ビニールハウスが高温になった場合、扉を主導で開閉し、温度を調整。

スマート農業では操作も簡単。

◆スマート農業 ハウス管理 ハウスが高温→スマホの操作で開閉し温度調整

開閉装置がついているのでスマホで操作し、ハウスを開けます。

埼玉のハウスでは、スマホで操作すると、自動で側面が開けられる形に。

ハウスの側面がロールカーテンのようになっていて、スマホで開閉することができるようになっています。

そのため、温度の上昇を避けることができるんです。

収穫

スマート農業の開始から1ヶ月半。

いよいよ収穫です。

2ヶ月間で畑に来たのは3回。

ロイくんが挑戦したスマート農業。

たくさんの野菜がしっかりと成長。

新鮮でとても美味しそうな野菜です。

スマホの操作だけで10種類の野菜は順調に発育していました!!

ほうれん草や水菜もしっかりと成長。

販売できるレベルに育っています。

プロも太鼓判を押す見事な出来栄え。

1回目の収穫で収穫量は250kg(1カ月半後)

2回目の収穫では140kg(2ヶ月後)

スマホ1つで合計収穫量は390kgもの野菜が収穫できました。

収穫した野菜はご近所さんや市役所の方におすそ分け。

林先生は収穫量に驚きつつ、「今回こんなに成長したのは元々の土壌を本橋さんが整えていてくれたから、素人がゼロからやったというのとは少し違うとは思いますが、本当に本橋さんにありがとうございますとお伝えしたいですね」と話していました。

確かに土壌がしっかりしているからこそ、スマホ1つで素晴らしい野菜を収穫できる形に。

ロイくんがスマート農業に挑戦していましたが、実際に「スマート農業」が一般人も使える形になると、利用者が急増しそうです。

種まき、間引き、収穫でハウスへ行ったのは3回。

間引きした野菜も調理して食べることができるので、野菜の成長を見守りつつ、育ってくれたことに感謝できそうです。

作っていく工程がわかると、より野菜が好きになりそうですね。

一般農家でのハウス栽培としてスマート農業の導入を最優先すると思いますが、今後は現在週末農家、として農地を貸してくれている場所もビニールハウスを導入し、「スマート農業」として個人に貸し出しする可能性もあると思いました。

農業や野菜作りが身近になることで、人生が豊かになりそうです。

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