11月27日に放送された「スッキリ」で、映画館で注意喚起されているものの、なかなかなくならない上映中の迷惑スマホについて紹介していました。
取材を進めると、上映中の時間ですらスマホの使用を我慢できない人が多くいることがわかりました。
スッキリでは専門家にその心理を質問。
スマホの影響で我慢できる力を落としてしまい、集中力がなくなっているとのこと。
スマホは便利ですが、やはり場所をわきまえることが必要ですね。映画館ならではの魅力もあるので、問題が解決されることを願います。
目次
スマホはすぐ情報が入るが故 我慢できる力を落としてしまう
【若者「不安」上映中にスマホ】https://t.co/DO3uizVbey
映画館で上映中にスマホを使う観客がいるという。「映画って2時間じっとしているのが結構耐えられない」、「2時間以上スマホをチェックしないと不安になる」と答える若者も。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年11月24日
スッキリでは専門家に話を聞いていました。
明星大学心理学部の藤井靖准教授によりますと
「スマホはすぐ情報が入るが故に、実は人を我慢させなくする、我慢できる力を落としてしまうという効果があるんですね」
と話していました。
感情が映画によって湧き起らなくて、結局退屈になってしまい、その結果スマホを見てしまう方もいるのでは?ということです。
これに関しては、スマホで観ることができる動画サイトの普及の影響もあるということです。
「(動画サイトは)どんどん自分で早送りできる。見たいところだけ見られる。映画館は当然見たいところだけ早送りしてみる事はできないので、普段見ている動画の習慣とはかけ離れているから、自分の求めているものはスマホにある、と思ってしまう」と話していました。
見たいところだけ早送りして見る習慣が根付くことで、それができない映画では、集中力が切れてしまい、その結果、上映中にスマホをいじってしまうのではないか、ということです。
早送りする習慣→早送りできない映画・集中力が切れる→上映中スマホをいじる
早送りしたり、自分にとって欲しい情報だけを得ることも可能なスマホ。
興味がない事柄については見ないまま早送りするケースもありますね。
気になったことを調べたり、連絡を取るのにとても便利なスマホですが、映画館での使用はやはり他の方に迷惑をかけてしまいます。
映画上映中のスマホ操作 どう思う?
スッキリでは、10代から70代の男女100人にアンケートをとったということです。
気になる 84人
と、圧倒的に気になる、という方が多いという結果に。
上映中の映画館は真っ暗で、大きなスクリーンで観ることができるのが魅力。
臨場感があり、迫力もありますね。
そのため、1人がスマホを開くことで、ぱっと周りが明るくなってしまい、集中して映画を観ることができない、という状態に。
映画の作品を楽しみに映画館へ足を運んでいる方が大半なので、突然周囲が明るくなってしまうスマホを使用することで、映画に集中したい人にとってはせっかく観ていたのに、と残念な気持ちになってしまうのは理解できます。
注意喚起されているものの、なくならないのは残念ですね。
DVDで観るか 映画館の一番後ろで住み分けがベスト
加藤浩次さんは、「10分我慢できないんだったら映画行かないほうがいいよ。DVDで早送りして観られるようにしたほうがいい」と断言。
映画好きな人にとって、映画館へ行くのは楽しみな時間でもあるので、突然のスマホで人に迷惑をかけるよりも、DVDで観るのが良さそうですね。
SNSなどで話題になっている作品は観たい!と思ってしまう心理もわかりますが、10分我慢できないのであれば、DVDになるのを待つ、というのが良いと思いました。
映画に関しては、各自好みもあるので、好きなジャンルの作品の場合、作品に引き込まれ、スマホを開くことなく集中して映画鑑賞する方もいると思います。
しかし、SNSで話題になった映画が全て自分好みのジャンルとは限らないため、話題作をすぐ観たい気持ちはわかるのですが、10分スマホを我慢できないのであれば、DVDになるのを待つのがベストだなと感じました。
映画館には映画館の良さがあるので、迷惑をかけないように行動してほしいです。
映画館の入り口近くの一番後ろだったら、という提案がありました。
確かに一番後ろの場合は、スマホのライトがあまり目立たないので、住み分けするのが良さそうですね。
まとめ
11月27日に放送された「スッキリ」で、映画館で注意喚起されているものの、なかなかなくならない上映中の迷惑スマホについて紹介していました。
取材を進めると、上映中の時間ですらスマホの使用を我慢できない人が多くいることがわかりました。
スッキリでは専門家にその心理を質問。
スマホの影響で我慢できる力を落としてしまい、集中力がなくなっているとのこと。
明星大学心理学部の藤井靖准教授によりますと
「スマホはすぐ情報が入るが故に、実は人を我慢させなくする、我慢できる力を落としてしまうという効果があるんですね」
と話していました。
スマホで観ることができる動画サイトの普及の影響もあるということです。
動画では早送りすることができ、実際に興味がない部分は早送りする方も多いのではないでしょうか。
見たいところだけ早送りして見る習慣が根付くことで、それができない映画では、集中力が切れてしまい、その結果、上映中にスマホをいじってしまうのではないか、ということです。
早送りする習慣→早送りできない映画・集中力が切れる→上映中スマホをいじる
スッキリでは、10代から70代の男女100人にアンケートをとりました。
上映中のスマホ操作
気にならない 16人
気になる 84人
気になる、という方が84%という結果に。
加藤浩次さんは、「10分我慢できないんだったら映画行かないほうがいいよ。DVDで早送りして観られるようにしたほうがいい」と断言。
映画館で映画鑑賞するのが好きな方にとっては映画館でのスマホは不快と感じるようです。
映画館ならではの良さがあるため、映画の上映時間はスマホを使用するのはやめてほしいですね。
また、番組では、DVDになるのを待つか、映画館の一番後ろで観るなど、住み分けしてほしい、という案が出ました。
SNSなどで話題になった作品など、観たい!という気持ちはわかりますが、さすがに10分もスマホを我慢できない方は、映画館の一番後ろで観る、という住み分けが必要かもしれませんね。