11月30日に放送された「サタデープラス」で、スターバックスの人気の秘訣について特集していました。
数あるコーヒーチェーンの中で人気ナンバーワンのスターバックス。
スターバックスの人気の秘密を調査していました。チョークボードや店員さんの黒エプロン。
ラテ文化や抹茶ドリンクを取り入れたのもスターバックスだということです。
また、街に溶け込むような店舗づくりも紹介されました。街の文化に融合し、素敵なお店がたくさんあるようです。
店員さんの努力や、街の文化を取り入れた店舗作りに魅了されました。
目次
スターバックスで公認されている役職は・・・GAHAKU
スターバックスで公認されている役職は・・・GAHAKU(画伯)
スターバックスの店頭や、店内で見かけるチョークボード。
実は、これを描いているのは、その店で働いているスタッフなんです。
中でも特に上手な、チョークボードの達人17人を、スターバックスではGAHAKUと呼んでいるんです。
井本菜々子さんは、大学2年生で、専攻は社会学。
スターバックスでの最年少GAHAKUです。
スターバックスでバイトをしながら、1からチョークアートを勉強し、わずか1年ですごく上達しています。
ちなみに、GAHAKUに選ばれても、給料はそのまま。
スターバックスのチョークボードは季節に合わせた素敵なデザインでかわいいですね。
そのお店の方が描いているとは知りませんでした。
スターバックス 国内店舗数No.1
スターバックスは23年前の1996年に日本1号店(銀座松屋通り店)がオープン。
今では、国内の店舗数日本1です。
1位 スターバックスコーヒー(1497店)
2位 ドトールコーヒー(1319店)
3位 コメダ珈琲店(849店)
現在は、年間約100店のペースで出店しています。
若い方から年配の方まで、幅広い年齢層で人気のスターバックス。
居心地の良さや、スタッフの対応など、頻繁に通う方が多いようです。
今年2月には、今までにないコーヒーを提供する新店舗も登場しました。
なぜシアトル生まれのコーヒー店が、ここまで日本で受け入れられたのでしょうか?
スーパー店員からカスタマイズ術や新型店舗まで、スターバックスコーヒーのヒットの理由を紹介。
フラペチーノはスタバにしかない!
スターバックスコーヒーは内装もオシャレ。
珈琲豆も販売していて、おしゃれで落ち着ける雰囲気が魅力です。
実は冬場も大人気のフラペチーノ。
スターバックスにしかない商品なんです。
牛乳やクリーム、氷などをミキサーでかき混ぜ、フローズン状にした飲み物なんですが、フラッペとカプチーノを合わせた造語、
フラペチーノ=フラッペ+カプチーノ
フラペチーノという名称で、スターバックスが商標登録しています。
スタバ 黒いエプロンの意味は・・・?
スタバの店員は普通緑のエプロン。
なのに、黒いエプロンの方もいらっしゃいます。
これは何の意味があるのでしょうか?
東京ミッドタウン日比谷の中井さんが説明してくれました。
「これはブラックエプロンです。社内試験を突破したバリスタだけが着用を許された特別なエプロンなんです」と中井さん。
スターバックスでは年に1回、豆の産地や焙煎など、コーヒーに関する試験があるんです。
それに合格すると支給されるのがブラックエプロン。
ブラックエプロンを着用しているのは、4万人のうちわずか1割以下だということです。
オーダーの相談にも乗ってくれるそう。
細かいオーダーが可能→自分好みにアレンジ
スターバックスの魅力は、細かいオーダーが可能→自分好みにアレンジ
メニューの中央の一番下の部分にカスタマイズの細かいメニューがあります。
1.カロリーが気になる人は・・・ミルクを無脂肪乳に変更(0円)・豆乳に変更(50円)
2.甘いものが好きな人は・・・ホイップクリーム追加(50円)・チョコレートソース追加(0円)
コーヒーをカフェインレスの「ディカフェ」(+50円)に変更することもできるんです。
様々なカスタマイズや商品があり、店員さんたちが大変そう。
しかし、豊富な知識の秘密は勤務時間外にありました。
店員さんは休憩中に自主トレで知識を増やしている!
スターバックスの店員は、出勤前・退勤後・休憩時に無料でドリンクを飲むことができます。
その際、やや難しいカスタマイズで休憩中に自主トレ。
休憩中に飲むドリンクで、様々なカスタマイズを試してみたり、美味しそうだと思ったドリンクをバリスタの中で共有しているんだそう。
日頃から知識の引き出しが増えるように準備しているということです。
12月から発売されるフラペチーノを紹介してくれました。
12月4日発売
・サンタブーツチョコレートフラペチーノ 690円
サンタさんの長靴に、大好きなお菓子を詰め込んだということで、中にはポテトチップが入っていて、ストローはクッキーで出来ています。
日本におしゃれなカフェができたのはいつから?
昔はコーヒーといえば喫茶店でしたが、いつからおしゃれなカフェが日本にできたのでしょうか?
今回は、スターバックスが日本に上陸した1996年をクローズアップ。
スターバックスが日本に進出したのは今から23年前。
第1号店は銀座の松屋通り店。
北米以外での海外出店1号店でもあるんです。
当時業界第2位のコーヒー店PPONT(プロント)がすぐ近くにありました。
コーヒー1杯100円台が当時の相場だったため、1杯250円のスターバックスは苦戦するのでは?と言われていましたが、ロゴの入った白いカップを持ち歩くのがおしゃれだと話題になり、オープンしてすぐに大人気に。
コーヒーのフタを日本に広めたのはスターバックス
今ではいたるところで見かけるこのフタを日本に広めたのはスターバックスなんです。
おじさんの集まる喫茶店文化から、若者が集まるカフェ文化へ後押ししたのが、スターバックスのコーヒー。
1999年に発売された
・キャラメルマキアート
コーヒーが苦手な人でも、甘くて飲みやすいと女性を中心に大ヒット。
甘くて美味しいコーヒーということで、コーヒーのイメージもスターバックスによって変わってきた気がします。
抹茶ドリンクを日本に広めたのもスターバックス
さらに、3年後には、日本ならではの商品
・抹茶クリームフラペチーノ(2002年発売)
抹茶ラテなど、今日本で人気の抹茶ドリンクを日本に広めたのはスターバックスと言われているんです。
今ではすっかりメジャーになっている抹茶ドリンク。
抹茶ドリンクを日本に広めたのもスターバックス、ということで驚きました。
1996年 スタバが日本に広めたラテ文化
スタバのベーシックなラテ
久しぶりに飲んだら
美味しいなぁ🤔
マグカップも尚良し😆 pic.twitter.com/ZBZOMsWVtQ— mai (@mii00mm) 2019年12月6日
1996年 スタバが日本に広めたラテ文化
カフェラテ文化を日本に広めたのもスターバックスなんです。
日本で主流だったのはカフェオレですが、カフェラテが主流になってきました。
カフェラテとカフェオレの違いは・・・?
カフェラテとカフェオレの違いは・・・?
実は、コーヒーの入れ方が違うということです。
まず、カフェオレに使うコーヒーは、紙フィルターなどでこして抽出するドリップ式。
一般的なコーヒーです。
カフェラテに使うのは、エスプレッソ式。
コーヒーの粉に高圧蒸気を瞬間的に通して抽出しています。
味の違い(使用するコーヒー豆によって変化)
カフェラテ:コーヒーの甘味・コクが強い
カフェオレ:牛乳の甘味が強い
と言われています。
見たことある?店舗デザインに地域色!店舗もすごい
1996年に日本に初出展したスターバックス。
23年経った今も、昔と変わらぬ人気の裏には、出店のポリシーがあります。
リージョンデザイングループの山内朗史さんが
「スターバックスでは、どの店舗でも”地域に寄り寄ったデザイン”を大切にしています」と説明してくれました。
山内さんは、店舗設計デザイナー。
スターバックスには、店舗を専門に設計するデザイナーが約30人いるということです。
過ごしやすい空間づくりを心がけています。
高齢者の多い地域:足腰への負担が少ない家具を選ぶ
子どもの多い地域:丸みを帯びた形や柔らかい素材の家具を選ぶ
細部へのこだわり→様々な年齢層の常連を獲得
さらに、その地域の特性や文化に合わせた店舗づくりも魅力です。
・川越鐘つき通り店(埼玉県川越市)
スターバックス 神戸北野異人館店
異人館を改装して店舗化したスターバックス。別世界に入り込んだ気分。
スタバヘビーユーザーが神戸来るなら外せないポイント。 pic.twitter.com/6qyK62Fvz7
— アヤシキ (@_khaki_HUIS_) 2019年9月16日
・神戸異人館店(兵庫県神戸市)
・京都二寧坂ヤサカ茶屋店(京都市)
京都二寧坂ヤサカ茶屋店は、京都古来の外観が特徴で、街に馴染んでいます。
・弘前公園前店(青森県弘前市)
有形文化財を活かしたレトロなたたずまいが特徴。
・出雲大社店(島根県出雲市)
・大宰府天満宮表参道店(福岡県太宰府市)
今や、スターバックスは、ただのコーヒーショップではなく、その地域の観光スポットにまでなっているんです。
そんな中でも、都内で1度は行って欲しいという店舗があるんだそう。
スターバックス 中目黒リザーブロースタリー東京では、世界で6店舗のうち、ここだけが日本で豆の焙煎する様子を見ることができます。
また、1階から4階まで全部スターバックス。
スタバの魅力が詰まっているので、ぜひ行って欲しい、ということでした。
スターバックスは雰囲気も落ち着いていて、オシャレで過ごしやすい空間ですね。
スタバの秘密や魅力がよく伝わってきました。
店員さんも皆さんかなり努力されていて、エプロンの色に注目してしまいそうです。
まとめ
11月30日に放送された「サタデープラス」で、スターバックスの人気の秘訣について特集していました。
数あるコーヒーチェーンの中で人気ナンバーワンのスターバックス。
スターバックスは23年前の1996年に日本1号店(銀座松屋通り店)がオープン。
今では、国内の店舗数日本1です。
◆コーヒーチェーン国内店舗数
1位 スターバックスコーヒー(1497店)
2位 ドトールコーヒー(1319店)
3位 コメダ珈琲店(849店)
現在は、年間約100店のペースで出店しています。
実は冬場も大人気のフラペチーノ。
スターバックスにしかない商品なんです。
フラペチーノ=フラッペ+カプチーノ
フラペチーノという名称で、スターバックスが商標登録しています。
また、店員さんの緑色のエプロンとは違い、黒いエプロンの方も。黒エプロンは社内試験を突破したバリスタだけが着用を許された特別なエプロンなんだそう。
ブラックエプロンを着用しているのは4万人の社員のうちわずか1割以下!オーダーの相談にも乗ってくれるそう。
カスタマイズしてくれる知識の豊富さは、店員さんたちが休憩時間に自主トレし、勉強しているということです。
スターバックスが日本に進出したのは今から23年前。
第1号店は銀座の松屋通り店でした。
コーヒー1杯100円台が当時の相場だったため、1杯250円のスターバックスは苦戦するのでは?と言われていましたが、ロゴの入った白いカップを持ち歩くのがおしゃれだと話題になり、オープンしてすぐに大人気に。
今ではいたるところで見かけるこのフタを日本に広めたのはスターバックスなんです。
おじさんの集まる喫茶店文化から、若者が集まるカフェ文化へ後押ししたのが、スターバックスのコーヒー。
1999年に発売されたキャラメルマキアートが女性の間で話題に。その後、抹茶ドリンクを広めたのもスターバックスなんだそう。
これにより、女性や若い人たちもスタバへ行くようになりました。
また、カフェラテ文化を日本に広めたのもスターバックスだということです。
日本で主流だったのはカフェオレですが、カフェラテが主流になってきました。
カフェラテとカフェオレの違いは、コーヒーの入れ方。
まカフェオレに使うコーヒーは、紙フィルターなどでこして抽出するドリップ式。
カフェラテに使うのは、エスプレッソ式。コーヒーの粉に高圧蒸気を瞬間的に通して抽出しています。
・カフェラテ:コーヒーの甘味・コクが強い
・カフェオレ:牛乳の甘味が強い
今やすっかりカフェラテが浸透していますね。
23年経った今も、昔と変わらぬ人気の裏には、スターバックスの出店のポリシーがあります。
・スターバックスでは、どの店舗でも”地域に寄り寄ったデザイン”を大切にしている
ということです。
スターバックスには、店舗を専門に設計するデザイナーが約30人いるということです。
高齢者の多い地域:足腰への負担が少ない家具を選ぶ
子どもの多い地域:丸みを帯びた形や柔らかい素材の家具を選ぶ
細部へのこだわりが、様々な年齢層の常連を獲得
さらに、その地域の特性や文化に合わせた店舗づくりも魅力です。
・川越鐘つき通り店(埼玉県川越市)
・神戸異人館店(兵庫県神戸市)
・京都二寧坂ヤサカ茶屋店(京都市)
・弘前公園前店(青森県弘前市)
・出雲大社店(島根県出雲市)
・大宰府天満宮表参道店(福岡県太宰府市)
など、その土地の文化と調和し、街並みに馴染むような設計にしています。
街に融合する形で、店舗作りや経営をしているので、スタバは幅広い世代から愛されているんですね。
ラテ文化や抹茶ドリンクがスタバ発祥とは知りませんでした。
また、各地に出店店舗も、店舗の建物やデザインもそれぞれ違っていて、各県でのスタバの画像を見るだけでも楽しそうです。
人気のスターバックス。
街に溶け込むような形で丁寧にデザインされていて、店員さんたちの努力が伝わってきました。
1位になるのも納得です。