10月15日に放送された「スッキリ」で、稲垣啓太選手について紹介していました。
決勝トーナメントを決めた、ラグビーの日本代表。
代表初トライを決めて、ほとんど笑わない、と言われている稲垣選手が注目されています。
「スッキリ」では、稲垣選手の素顔を取材していました。
10月13日に開催された、日本×スコットランド戦。
日本が史上初決勝トーナメントへ進出し、日本中が歓喜しました。
4年前には届かなかった世界のベスト8!
歴史的勝利を上げ、ラグビーワールドカップではじめて決勝トーナメントへ進出を果たした日本代表。
日本だけでなく、海外でも称賛されています。
目次
海外メディア 戦いぶりを称賛!稲垣トライ!!
引用元:https://the-ans.jp/rugby-world-cup/88493/
世界ランクを7位に上げ、海外メディアもその戦いぶりを称賛しています。
英テレグラフ紙は、”日本の勝利 輝かしく美しい”
スコットランド地元メディア”猛威をふるうホスト国 スコットランドはボロボロ”
日本×スコットランドの試合で、日本を勝利に導く逆転トライを決めた稲垣啓太選手。
日本×スコットランド 稲垣トライ!
場内は「稲垣、トライ!」という声で歓声が上がりました。
実況では、「代表初トライがこのワールドカップでの大舞台」と報じられた稲垣選手。
日本フォワード陣の要・稲垣啓太選手(29歳)
フォワードの中でも、スクラムを組む最前線を支えるのが主な役割。
稲垣選手にとっては、代表入りから7年。
初めてのトライでした。
日本フォワード陣の要・稲垣啓太選手
インタビューに答えていた稲垣選手
「トライするのはこういう気分なんだなと。一番いい舞台で、一番いいトライさせてもらいましたね」
と、真摯に対応していました。
しかし、この時も笑顔ではなく、真顔です。
決勝トーナメント進出の立役者・稲垣選手とは、一体どんな人物なのでしょうか?
めったに笑わないコワモテながら女性人気はチーム随一 稲垣選手
日本代表選手の紹介文では、
豊富な運動量でフィールドプレーも得意な万能型プロップ
めったに笑わないコワモテながら女性人気はチーム随一
と記載されています。
紹介文にも「めったに笑わない」と書かれている稲垣選手。
チームメイトとの写真撮影や、監督との写真を見ても・・・・確かに笑っていません。
歴史の第一歩。#oneteam pic.twitter.com/UjqaHgsbIm
— 稲垣 啓太 Keita Inagaki (@Gaki_keita01) 2019年9月28日
チームメイト、堀江翔太選手、具智元選手などは嬉しそうな笑顔なのですが、稲垣選手だけは真顔。
チームメイトといる時は笑いそうな気もしますが、稲垣選手だけは笑っていません。
こうなると、なぜ笑わないのか気になってしまいますね。
代表初トライを決めた後も笑顔なし ネットも反応
13日の試合で代表初トライを決めた後の表情も真顔です。
笑顔は一切ありません。
歴史的勝利の直後でも、真顔。
インタビュアーも思わず、
「それでも笑わない男、稲垣さんは笑いませんでしたね」と質問したところ、
「笑ったことないですね」と稲垣選手。
試合後、別の方が、
「今日こそは泣いたんじゃないですか?」と質問したところ、
「泣いたことはないです」と稲垣選手。
笑いはしましたか?と質問すると、
「笑ったこともないです」と答えていました。
クールな稲垣選手。
そんな稲垣選手にネット上も反応!
・稲垣、笑ってくれ
・笑って下さい
・笑わないところがかっこいい!
という声が相次ぎました。
代表初トライでも笑わない、というのは逆に興味を持ってしまいますね。
あれだけの試合だったので、つい笑顔になってしまう選手が多いのではないでしょうか。
まさに、笑わない男!!
稲垣選手のルーツを取材 意外な一面
そこでスッキリは、稲垣選手のルーツを取材。
見て来たのは、笑わないヒーローの意外な一面でした。
小3から少年野球 チームを地区大会優勝へ導いた
小学校3年生のときに少年野球をはじめたという稲垣選手。
当時、野球チームを指導していた市川さんによると、
「体が大きくて遠くに飛ばす力があったので、外野については大人が守るようなところでも守っていく」
と、当時から体格に恵まれていたということです。
小学校5年生の頃には、体重は約100kg。
「体格が大きくて全然違いました。走る方についても遅くなく、本当にがんばっていました」と、野球のコーチを務めていた市川さん。
当時は、キャッチャーやファーストで活躍し、何度もチームを地区大会優勝へ導いたということです。
稲垣選手の兄・康弘さん 弟について語る
新潟市出身のラグビー日本代表、稲垣啓太選手を独占インタビュー!
ふるさとや母校・新潟工業高校への思い、笑顔も飛び出す素顔に迫りました~。
17日(火)の新潟ニュース610で放送予定です(^^♪)#NHK#ラグビー#日本代表
#610 pic.twitter.com/tO8uVH41aY— NHKにいがた (@nhk_niigata) 2019年9月13日
スッキリでは、稲垣選手の家族にも話を聞くことができました。
稲垣選手の兄・康弘さん。
康弘さんは、
「家ではもうちょっと笑ったりはしている。うちの娘といっしょに遊ぼうとしている時とか、この間まではなついてくれなくて泣かれたりしてたんですけど」
と、稲垣啓太選手の素顔を語ってくれました。
兄・康弘さんと稲垣選手は3歳違い。
康弘さんは、新潟工業ラグビー部で活躍していたということです。
稲垣選手とラグビーとの出会い
稲垣選手とラグビーとの出会いは、スカウトされたような形だったようです。
兄・康弘さんは、ラグビー部で活躍しており、顧問の先生から質問をされたとのこと。
「(新潟工業の)ラグビー部の先生がちょうど啓太の通っていた中学校の近くに住んでいて、”グラウンドにでっかいやつがいたんだけど知らないか”」と聞かれたということです。
それに対し、兄・康弘さんは
「それ多分、自分の弟です」と答えたところ、ラグビー部の先生が、
「じゃあ新潟工業高校にこないか?」という話になったんだそう。
当時、稲垣選手に目をつけたのが、新潟工業高校ラグビー部の樋口猛監督。
当時中学生だった稲垣選手を見て、注目していたんでしょうね。
稲垣啓太 笑わない理由について
兄・康弘さんによりますと、
周りから「笑わない」というイメージがついて笑いづらくなっている
と話していました。
インタビューでも笑ったことがない、と答えている稲垣啓太さん。
周囲で言われている手前、笑いづらい、というのもあるのかもしれません。
また、これまでも笑っている表情を見せていないため、今さら笑うのもためらいがあるのかもしれませんね。
いつか稲垣啓太選手が笑う姿を見てみたい!と思ってしまいます。
新潟工業高校・樋口猛監督 稲垣啓太選手について語る
42対0で敗戦の新潟工・樋口猛監督
「(今大会の新潟工の2勝は)新潟のラグビーにとって、大きな2勝です。
これから新潟のラグビーを盛り上げて、新潟全体で、3回戦を突破できるようなチームをつくっていけたらと思います」 pic.twitter.com/Y7P0ikNmIr— J SPORTSラグビー公式 (@jsports_rugby) 2017年1月1日
新潟工業高校・樋口猛監督が語ってくれたのは、笑った事がない男、稲垣選手の男前な秘話でした。
「本当に感謝感謝、ですね」と樋口監督。
なんと、稲垣選手、新潟工業高校のグラウンドを天然芝にするためにかかる費用を寄付したということです。
稲垣啓太選手は、今年、母校のグラウンドを天然芝にするための費用300万円寄付
日本代表プロップの #稲垣啓太 選手(29=#パナソニック)が出席した母校新潟工高での天然芝グラウンド開き。恩師の樋口猛監督の配慮で、開会式では186㌢、118㌔の寡黙な仕事人を支えるための特注の椅子が用意されました。#rugbyjp #新潟県 #新潟市 #OneTeam #新潟工 pic.twitter.com/BbE1A16vpS
— 日刊スポーツ・ラグビー担当 (@nikkan_rugby) 2019年9月10日
ワールドカップ開幕前の9月には、新潟工業高校のグラウンド開きのセレモニーに来場しました。
稲垣選手は
「こうやって子どもたちがラグビーしている姿が僕にとって力になりますし、新潟の皆さんが応援していただけるので、その後押しを受けて頑張っていきたいですね」と話していました。
母校への恩返しにひと肌脱いだ稲垣選手。
子どもたちと触れ合う姿は少し微笑んでいるように見えました。
微笑んでいるような表情はちょっとかわいらしく、優しい雰囲気でした。
しかし、母校・新潟工業高校でのセレモニーイベントでの集合写真ではまたもや真顔に。
男気があり、とても優しそうな人柄が見えました。
グラウンドが天然芝になり、稲垣選手の後輩たちも、さらに今後練習に集中し、頑張っていくんでしょうね。
忘れてねぇ地元の声援。
ありがとう新潟工業高校。 pic.twitter.com/xin66kkIeo— 稲垣 啓太 Keita Inagaki (@Gaki_keita01) 2019年10月9日
日本代表に選ばれ、活躍を続けている稲垣選手。
母校や地元への感謝を忘れず、謙虚な姿勢がとても男らしく、かっこいいと思いました。
まとめ
10月15日に放送された「スッキリ」で、稲垣啓太選手について紹介していました。
代表初トライを決めて、ほとんど笑わない、と言われている稲垣選手が注目されています。
10月13日に開催された、日本×スコットランド
トライを決め、勝利に導いたのは稲垣選手です。
日本代表選手の紹介文では、
豊富な運動量でフィールドプレーも得意な万能型プロップ
めったに笑わないコワモテながら女性人気はチーム随一
と記載されていて、チームメイトとの写真でも、笑っているものはありません。
インタビューに答える時も、「笑ったことないですね」と話す稲垣選手。
稲垣選手の兄・康弘さんへインタビューしたところ、稲垣選手が笑わない理由について、
周りから「笑わない」というイメージがついて笑いづらくなっている、と話していました。
プライベートやチームメイトとの写真でも1人だけ笑っていない稲垣選手。
確かに「笑わない」が定番になっていて、笑わないキャラになっているのかもしれません。
スッキリが稲垣選手の地元、新潟でのエピソードを紹介してくれましたが、とても男気があり、素敵な方でした。
「笑わない」稲垣選手。
次の試合で勝てば笑ってくれるのか・・・?
また少し違った形で試合を楽しめるかもしれませんね。