3月27日、新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中で不足する人工呼吸器を3Dプリンターで製作するプロジェクトが動き始めた、という報道が紹介されました。
3Dプリンターを使うと、人工呼吸器はわずか8時間程度で完成するということです。
3Dプリンターの人工呼吸器の製図データを必要とする国や地域に無償で提供するというプロジェクト。
導入には規約もあると思いますが、最短で導入を進めてほしいですね。
目次
人工呼吸器 3Dプリンターで製作へ
3Dプリンターで人工呼吸器 広島大などのグループがデータ無償提供へ 新型コロナで不足 https://t.co/S9H04CCfix
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) March 28, 2020
広島大学の木阪智彦准教授は、「非常に危機的な状況を迎える前に、これを患者さんに届けたいと私自身は思っております」と話していました。
広島大学などがはじめたプロジェクトは、3Dプリンターの人工呼吸器の製図データを必要とする国や地域に無償で提供し、作ってもらおうというものです。
広島大学・新潟病院
広島大学が「3Dプリンターで人工呼吸器」
凄い!人工呼吸器を大量生産して欲しい!首都圏も今が一番備えなきゃいけない時!
大田区の工場などで是非作って欲しい! https://t.co/B96YWQBkEr— News-watcher-ON (@momomama5550) March 27, 2020
広島大学と新潟病院がはじめたプロジェクト。
人工呼吸器を必要とする国や地域に無償提供し3Dプリンタで製作
3Dプリンター 人工呼吸器を8時間で製作可能
3Dプリント人工呼吸器の長時間耐久テスト公開ライブ配信中です。
チャンネル登録者数130名超えました!#covidventilator https://t.co/HMPQdQBEu6— STONY MD,PhD (@stonysgallery) March 24, 2020
新型コロナウイルスの世界的な流行に伴い、イタリアなどでは人工呼吸器の不足が深刻化しています。
3Dプリンターならおよそ8時間で製作できるということです。
日本やアメリカでは特許を取得していて、実用化に向けた手続きや、国や地域との技術連携に取組み、プロジェクトを進めて人工呼吸器の不足を解消しようとした試み。
28日のニュースでは、人工呼吸器が不足し、アメリカでは動物用の人工呼吸器も使われているということです。
日本では、動物用の人工呼吸器はまだ認可されていないということですが、動物用の人工呼吸器も機能が高く、人間にも効果がある、ということで政府も導入を検討している、というニュースが流れました。
人工呼吸器不足を解消することが第一優先なので、動物用の呼吸器が導入されることになるのも助かりますが、3Dプリンターを使うと8時間で人工呼吸器を製作できる、ということで、早く導入できるようにして、世界中の人工呼吸器不足を補えるようにしたいですね。
世界中で不足している人工呼吸器。
世界中が国難の状態なので、一刻も早く3Dプリンターで製作し、実用化されることを願います。