新型コロナの預言書?首都感染が話題に!あらすじとラストまとめ
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3月28日に放送された「まるっと!サタデー」で、yahoo!リアルタイムのトレンドワード週刊ランキングで気になったキーワードを深堀りしていました。

yahoo!リアルタイムで今週7位になったのは「首都封鎖」

小池知事の「首都封鎖」に言及し、話題になった小説を紹介していました。

新型コロナで話題になった小説・「首都感染」

首都感染は、高嶋 哲夫さんが書いた本。2010年に出版されたものです。

10年前に書かれた本が予言の書?と話題になっています。

目次

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小説・首都感染が予言の書?

新型コロナの影響を受け、高嶋哲夫さんが書いた小説・「首都感染」が話題になりました。

パンデミックを描いた小説。

この本に書かれた首都封鎖とは・・・?

3月23日、小池知事が「都市の封鎖、いわゆるロックダウンなど強力な措置をとらざるを得ない可能性が出てきます」と衝撃の発言。

首都封鎖の可能性。

もし首都が封鎖されたらどうなるのでしょうか?

実は今、ある本が注目されています。

作家の高嶋哲夫さんが2010年に発表した首都感染

総理は東京封鎖を決断した”という衝撃の帯がついています。

2月以降、3万4000部増刷されました。

10年前の商品がこれだけ売れるのは異例!

まるっと!サタデーは三省堂書店 神保町本店の大塚副本店長に取材してみると

10年前の商品がこれだけ売れるというのは非常に異例のケースだと思います」という回答がありました。

今回の新型コロナウイルスの流行を予測していたかのような展開が、まるで”予言の書”のような展開だと言われているのです。

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首都感染 ストーリーは・・・?

予言の書、と呼ばれ、話題の小説「首都感染

この本のストーリーは・・・

20XX年 中国でサッカーワールドカップが開催される中、中国国内で未知のウイルスが発生。

世界中から集まっていたサポーターが帰国し、各地でパンデミックが巻き起こるというもの。

日本はウイルスを東京に封じ込めるため、総理大臣が首都・東京の封鎖を決断するのです。

作者 高嶋哲夫さんにインタビュー

まるサタは、「首都感染」の作者・高嶋哲夫先生(70)にインタビューしていました。

高嶋哲夫先生は、「交通網が発達して、グローバルに人が行き来していったん未知のウイルスが出てくると数日のうちに世界中に広まってしまうんです」と話していました。

小説では、首都封鎖の様子が描かれています。

首都感染 第三章 封鎖

2010年に出版された「首都感染」

第三章・封鎖

首都封鎖の様子が克明に描かれています。

多摩川・荒川・環状8号線を結んだラインで東京を完全に封鎖

都心を走っていたJR、地下鉄、バスなどすべての公共交通は止まっていた。

通りの両側に並ぶすべての店のシャッターは閉まっている。

開いているのはコンビニやスーパーといった、政府の指示で開店を義務付けられている店だけだった。

引用元:小説 首都感染

小説でのラストは・・・?

小説「首都封鎖」

2010年に出版された「首都封鎖」では、およそ3ヶ月半後、ワクチンが開発され首都封鎖は解除

封鎖エリア内で58万人もの人が亡くなってしまったが、全国に感染が広がるのを防いだ、となっています。

作者・高嶋哲夫先生は、仮に東京を封鎖した場合の効果について話していました。

今は東京を封鎖しても意味はないと僕は思っているんですよ。外にも感染者がいる、中にも感染者がいる本の場合は外にはいないということで、中にいる感染者を外に出さないように一応封鎖するというのを作ったわけなんですね」と、小説内では感染者は東京のみ、という設定で書いたということです。

首都感染・小説のようにならないためには

この小説で描かれた”首都封鎖”について、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバーで、日本医師会常任理事釜萢(かまやち)敏さんに聞いてみると、

我が国において、現状そこまで封鎖のような対策がとれるかというのは法律的に無理だと思います」と話していました。

一方、感染者が急激に増加する今の状況について、警鐘を鳴らしています。

封鎖ということにならないとしても、危険と言われている条件が整うような所にはくれぐれも近づかないようにし、自分だけは大丈夫だろうと思わずに、自分は場合によっては感染しているかもしれない、という思いでやっていただかないといけないと思います」と現状と対策を教えてくれました。

封鎖や感染を防ぐため、一人一人が注意して生活することが大切ですね。

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