12月17日に放送された「スッキリ」で、今インスタグラムで夫の給料を公開したり、我が家の家計を赤裸々に公開する人たちが増えている、と紹介していました。
お給料の金額や小遣い、貯金額なども詳しくアップ。ボーナスの使い道の詳細をアップしている方も。
インスタグラムで、#家計、と検索すると、8万4000件もの投稿があります。その中身は、アラサー夫婦の総収入の金額や、住宅費などの固定費、奨学金、保険などの固定費と、食費や日用品、医療費、電気ガス代などの変動費を生活分として分類したり、毎月の単位を1円単位で公開している方も。
なぜ公開したのか、スッキリでは2人の主婦を取材。神奈川県に住むののこさんが取材に応じてくれました。
目次
#家計 インスタグラムに投稿
#家計、でインスタグラムに旦那様のお給料や妻の収入、固定費、生活費など、1円単位で細かくインスタにアップする主婦が増えているということです。
小遣いや食費、外食費なども細かくアップ。
中には食費の変動をグラフ化してアップしている方もいらっしゃいます。
ほとんどが匿名で投稿している家計。
かなり細かくアップしている方もいて驚きです。
スッキリでは、家計をアップしている主婦2人を取材。
ののこさん(33歳) 神奈川県在住
神奈川県に住むののこさんが取材に応じてくれました。
会社員の夫と12歳の娘さん、3歳の息子さんの4人家族です。
ののこさんは、2年ほど前から、インスタグラムで家計を公開しているんだそう。
ののこさんに家計をアップする理由を尋ねたところ
「家計管理を続けるのは大変かなってすごいイメージがあって。それなら家計簿とかを公開してモチベーションを維持しよう。心が折れないように、挫折しないように、家計簿を見せて節約とか、頑張らないとっていう意識付けになるからいいかなと思ってはじめました」と話してくれました。
今や、ののこさんのインスタのフォロワー数は16万以上。
「いつも参考になる」、「同じ方法で試してみたら出費が減った!」、「簡単だから私にもできそう」というコメントがあり、ののこさんの節約を参考にしている方も多いようです。
ののこさんの家計管理の方法をマネしたいという主婦が続出しているんです。
ののこさん 家計管理の方法とは・・・?
ののこさんの家計管理の方法とは・・・?
「基本的に袋分けで家計管理していて、食費とか日用品とかを分けて管理するようにしている」とののこさん。
ののこさんの家計管理の方法は、袋分け。
夫の給料が銀行の口座に入ったら全額を引き出し、貯蓄用口座へ約3万円入金。
固定費の家賃・ネット・電気・ガス代などは、引き落とし用口座へ入金します。
一方、食費や日用品など、毎月変わる出費の予算は袋分けして管理しているんだそう
給料を全額おろし、3つの用途別へ分類
振り込まれたお給料はまず全額おろす、というののこさん。
◆貯蓄用口座 3万円入金
◆固定費を引き落とし口座へ入金
(家賃・ネット・電気・ガス)
食費・日用品代を袋分け!家計管理
貯蓄用口座と固定費は口座へ入金し、食費・日用品代を袋分けして管理。
袋分けするのは毎月変わる出費の予算のみ。
◆袋分け(毎月変わる出費の予算)
・食費
・日用品代
ののこさんのお宅では、ガソリン代が毎月1万5000円。
車を利用していて、旦那様はバイクで通勤しているということで、2台分。
さらに2000円も袋分け。おむつ代なんだそう。
袋分けの内訳
ののこさんの家計管理。
袋分けの内訳は
・食費3万円
・お米代 3000円
・日用品代 2000円
・おむつ代 2000円
・ガソリン代 1万5000円
・予備費 3万5000円
以上、6つの項目に分類し、袋分けしています。
袋分けするのはパスポートケースが便利なんだそう。
食費は1週間7000円 5つの袋に入れて管理
使う頻度が多い食費は、1週間7000円。
7000円ずつ、5つの袋に入れて管理しています。
食費に関しては週毎に分類。
こうすることで出費のペースをコントロールしやすくなるといいます。
袋分けが終わったら、あとは分けた袋から買い物する際、支払いをするだけ。
袋分けで生活費は3割も減り貯金ができるようになった
この袋分けを始めてから、家計に変化が起こってきたということです。
「全然貯金できてなかったんですけど、貯金はある程度できるようになりました」と、ののこさん。
袋分けしたことで、生活費は3割も減ったそうです。
毎月約5万円の貯金ができるようになったんだそう。
ののこさんは、「(袋分けは)可視化できるのが大きい。だいたい月にざっくりどれくらい使っているか把握できる」と話していました。
袋分けして管理することで、週ごとの出費もわかるため、無駄な出費を抑えることができるんだそう。
細かい家計簿はつけず月末に使った金額を記入
家計管理が注目を集めているののこさん。
家計管理を行っていて、貯金もできている、と効果が出ているようですが、細かい家計簿はつけていません。
月の終わりには、食費・お米費・おむつ費・ガソリン代・予備費の予算に対し、実際にかかったお金を記載。
残高がはっきりとわかり、どのくらい出費したのか、節約できたか、などすぐにわかります。
ののこさんの家計管理は、月末に実際に使った金額を記入する形です。
予算の内訳金額を記入していて、月末には実際に使った金額を記入することで、プラスかマイナスかはっきりとわかります。
細かい家計簿をつけるのは大変で長続きしない方も多いのではないでしょうか?
この方法ならマネできるかも、と思いました。
ののこさん、こうした行動は、インスタを公開する1年前からこの家計管理をはじめたんだそう。
ののこさんは、息子さんを産むまでは娘さんを育てながらフルタイムで仕事をしていて、旦那様とののこさんのお財布は別で管理していたということです。
そのため、息子さんを出産する前までは、夫のお財布事情も知らなかったというののこさん。
「ちょうど下の子を妊娠して、引っ越しもあって仕事をやめたあとに、夫の借金に気付いてというかバレて、ふたをあけてみたらちょっとうちの家計まずいんじゃないのって気付いて」と話していました。
スマホゲームに課金するなど、夫の借金・約300万円が発覚。
これはまずい、と家計をきちんと管理するようになったんだそう。
ののこさんは家計管理の様子をインスタグラムに投稿。
すると、スマホゲームが大好きな夫にも変化が起こってきたそうです。
課金やめよう、と言い出したんだそう。
家計簿がインスタグラムに載っちゃうから、自分も気を付けようかなという思いに変わり、旦那様も変わってきたということです。
また、ののこさんの工夫は他にも。
数字をずらっと羅列し、各箇所に色鉛筆で色塗りされています。
365日貯金シートでゲーム感覚で貯金
ののこさんが作っていたのは「365日貯金シート」
1から365までの数字を記入していて、貯金した額を色塗り。
270円入金したら、270のマスを塗ってゲーム感覚で楽しんでいるそうです。
細かい金額を定期的に銀行口座に預けています。
ゆうちょ銀行に口座を持ち、ちらっと寄る距離だったら、お財布に入っている小銭を入金するという小銭貯金を行っているんだそう。
おでかけのついでに財布の小銭→ATM入金
ののこさんの小銭貯金。
「メインの貯金とプラスαで貯金があるとうれしいなと思って」と話していました。
金額を決めず、小銭があったら入れて行こうという感覚で小銭貯金を行っているそうです。
小銭貯金をはじめて、2年で約11万円貯金できたというののこさん。
小銭があったら、という形で楽しみながら小銭貯金もしているようです。
ののこさんのインスタには、食費を節約するワザも紹介されています。
作り置きおかずや下味冷凍調理などの写真もアップ。
レシピも紹介してくれているので、ののこさんのインスタを参考にすると、食費も節約でき、調理の時短につながりそうです。
参考にしてみようと思います。
まとめ
12月17日に放送された「スッキリ」で、今インスタグラムで夫の給料を公開したり、我が家の家計を赤裸々に公開する人たちが増えている、と紹介していました。
お給料の金額や小遣い、貯金額なども詳しくアップ。ボーナスの使い道の詳細をアップしている方も。
スッキリでは2人の主婦を取材。神奈川県に住むののこさんが取材に応じてくれました。
会社員の夫と12歳の娘さん、3歳の息子さんの4人家族です。
2年ほど前から、インスタグラムで家計を公開しているんだそう。
インスタのフォロワー数は16万以上。
ののこさんの家計管理の方法は、袋分け。
夫の給料が銀行の口座に入ったら全額を引き出し
◆貯蓄用口座 3万円入金
◆固定費を引き落とし口座へ入金(家賃・ネット・電気・ガス)
一方、食費や日用品など、毎月変わる出費の予算は袋分けして管理しているんだそう
・食費3万円
・お米代 3000円
・日用品代 2000円
・おむつ代 2000円
・ガソリン代 1万5000円
・予備費 3万5000円
以上、6つの項目に分類し、袋分けしています。
使う頻度が多い食費は、1週間7000円。
7000円ずつ、5つの袋に入れて管理しています。
袋分けしたことで、生活費は3割も減り、毎月約5万円の貯金ができるようになったんだそう。
また、小銭貯金も行っています。
おでかけのついでに財布の小銭→ATM入金
2年間で小銭貯金は11万円もたまったそうです。
ののこさんのインスタには、食費を節約するワザも紹介されていて、作り置きおかずや下味冷凍調理などの写真もアップ。
レシピも紹介されているので参考にしようと思います。