[この差って?]個人情報が盗まれないための3つの注意点
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2月4日に放送された「この差って何ですか?」で、個人情報を守るための3つの方法を紹介していました。

普段利用しているメールアドレスや電話番号などの個人情報が気付かないうちに盗まれている恐れがあります。

そこで、個人情報流出対策のプロ、ITジャーナリストの三上洋さんにどんなきっかけで個人情報が盗まれるのか教えてもらいました。

3つの注意点に用心し、しっかり情報管理を行いたいですね。

目次

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個人情報 平成は卒業アルバムや名簿

平成の時代は、個人情報、というと、卒業アルバムや名簿など、紙の媒体から個人情報が流出する危険がありました。

しかし、令和に入ってからは、パソコンやスマホから個人情報を盗むケースが増えているようです。

巧みな方法を使うため、騙されないよう、しっかりと対策しなければいけませんね。

今回は、令和に入ってから個人情報が盗まれる3つのキッカケを紹介していました。

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個人情報が盗まれる3つのキッカケ

個人情報が盗まれる3つのキッカケとして、宅配メール・ネットショップ・SNSの写真、があるということです。

1つめのキッカケは宅配メール

宅配メール 宅配便の不在通知SMSは超キケン

宅配メールは、「偽 宅配業者」からのショートメール(SMS)に注意!

ショートメールから個人情報が盗まれる可能性があるということです。

宅配便業者を装った形のショートメール。

宅配便の不在通知SMSは超キケン

お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在のため持ち帰りました。下記よりご確認下さい。

http://sagawa-ama.com

という形でURLが表示されたショートメールが届いた時は要注意。

ショートメールが届く、ということで、川田アナは、「この状態で届くということは、もう個人情報が抜き取られたということですか?」と質問。

三上さんは、「ショートメールは電話番号で届くんですね。この電話番号を知っているというわけではなく、ランダムで全ての数字に総当たりに送っている」と話していました。

電話のメールは他のメールよりも開ける確率が高いとのこと。

利用者の多い宅配便の不在通知を利用したSMSがあるのですが、このURLは偽サイトへの誘導なんです。

URLをクリックすると、どうなってしまうのでしょうか?

偽サイトへ入っていくと、宅配便業者とほぼ同じようなサイトが表示されます。

番組では、比較のために公式サイトも出していました。

しかし、ホームページもソックリ!

この場合、注意するのは赤い項目の荷物お問い合わせサービス

一般的な佐川急便のサイトの場合、お問い合わせ番号を入力する形になります。

偽物のサイトを見ると、「貨物追跡サービス」と記載していて、下にインストール、という文字が記載されているんです。

この「インストール」を押してしまうと、情報を抜き取る不正なアプリが入ってしまうんだそう。

不正アプリというのは、セキュリティを解除し、情報を盗み取るという危険があります。

電話番号・メールアドレス・SNSのIDパスワード・写真など、スマホの情報が全て盗まれる形に。

最近はスマホ決済やクレジットカード情報もスマホに入れていることもあるため、クレジットカードが勝手に使われるという恐れもあります。

偽のショートメールの対策は一体どうすれば良いのでしょうか?

・不在通知をショートメール(SMS)で送る業者は存在しない。

不在通知をショートメールで送る業者はありません。ショートメールで不在通知がきたら偽物だと考えて下さい」と三上さん。

宅配便の不在通知ショートメールは偽物、と考え、押さないようにしましょう。

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ショッピングサイトへのアクセス 偽ショップが危険!

2つ目に紹介されたのはショッピングサイトへのアクセス

自分で検索したショッピングサイトにアクセスすると、個人情報が盗まれる可能性があるということです。

偽ショッピングサイト。

有名なショッピングサイトと同じようなホームページです。

偽サイトかを見分ける方法は、ホームページアドレス

注目するのはホームページアドレスの最後の部分

番組で紹介されたアドレスの最後の部分は.zmになっていました。

zmとは、ザンビアを示しています。

ザンビアで管理されているホームページアドレスなんです。

それに対し、本物のサイトは.jp。日本で管理。

.jp=日本に所在地がある照明が必要

不正を行うグループは、jpで登録すると自分たちの所在地などがバレてしまう恐れがあるため、ザンビアなどのドメインを使ってくるんだそう。

zm以外にも

.br(ブラジル)

.pw(パラオ)

など、偽サイトによく使われる海外アドレスがあるので注意が必要です。

もし間違えて偽サイトにアクセスして、ログインしてしまうと、メールアドレスやパスワードなどの個人情報を盗まれてしまうこともあるので要注意!

勝手に本物のサイトにログインし、買い物をされてしまうこともあるので気を付けて下さい。

「.jpでも偽物があるんじゃないですか?」と質問した加藤さん。

これに対し、三上さんは、「そうなんです、あるんです。」と話していました。

最近では.jpを使った偽サイトもあるので、見極めるのも難しいことがあるんだそう。

怪しいと思ったサイトにはログインしないよう、注意して下さい。

SNSに投稿した写真 マンホールが写っていると危険!

続いて紹介されたのは、SNSに投稿した写真。

SNSに投稿した写真。

住宅街で撮影した写真は、電信柱や住所の表示があり、すぐに撮影した場所が特定できてしまうんです。

しかし、それ以外にも、家の近くに必ずある「マンホール」から撮影場所を特定される可能性があるんだそう。

なぜマンホールで自宅が特定されるのか、三上さんが解説してくれました。

マンホールの写真を拡大してみると、マンホールの位置には数字が並んでいます。

番組でのマンホールは、23 3G 4F 14 という記載です。

実はこの番号は、左端3つの数字はマンホールの識別番号

右側は設置年度です。

識別番号をあるサイトに入力すると、写真の撮影場所がわかってしまうんです。

SNSで旅行前に投稿する場合、不在、ということがわかってしまうので、空き巣に入られる恐れがあるとのこと。

スマホの写真には撮影した場所などの位置情報が埋め込まれています」と三上さん。

しかし、インスタグラムやツイッター、フェイスブックなどは位置情報を自動削除しているので大丈夫だということです。

ただ、メールで写真を添付して送った場合は位置情報は出てしまうので、念のためにスマホの設定で、位置情報サービスの「写真に位置情報を入れない」という設定にすると良いんだそう。

さらに、撮影場所で要注意、と紹介されたのは、飲食店の映像。

飲食店のメニューや、店員さんのTシャツなどでどこにいるか特定されてしまう、ということで注意が必要です。

三上洋さんが教えてくれた3つの注意点。

個人情報をしっかり守り、快適にスマホやパソコンを利用したいですね。

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まとめ

2月4日に放送された「この差って何ですか?」で、個人情報を守るための3つの方法を紹介していました。

普段利用しているメールアドレスや電話番号などの個人情報が気付かないうちに盗まれている恐れがあります。

そこで、個人情報流出対策のプロ、ITジャーナリストの三上洋さんにどんなきっかけで個人情報が盗まれるのか教えてもらいました。

◆個人情報が盗まれる3つのキッカケ

1.宅配メールは、「偽 宅配業者」からのショートメール(SMS)に注意!→宅配便のSNSは超キケン

2.ショッピングサイトへのアクセス→サイトのURLの最後の部分に注意

3.SNSに投稿した写真

SNSに投稿した写真は、家の前で撮影した写真もマンホールや電信柱から居場所が特定されてしまうとのこと。

また、撮影場所で要注意なんだそう。

飲食店のメニューや、店員さんのTシャツなどでどこにいるか特定されてしまうということです。

インスタグラムやツイッター、フェイスブックなどは位置情報を自動削除しているので大丈夫だということですが、ただ、メールで写真を添付して送った場合は位置情報は出てしまいます

念のためにスマホの設定で、位置情報サービスの「写真に位置情報を入れない」という設定にすると良い、とアドバイスしてくれました。

3つの点に注意し、しっかりと個人情報を守りたいですね。

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