2月17日に放送された「ヒルナンデス」で、日本に住む台湾出身の方50人に聞いた日本で美味しいと思う台湾料理店を紹介していました。
今女性誌で話題の台湾料理特集。数あるお店の中で本当に美味しい台湾料理店はどこなのか?
台湾出身の方に聞いたからこそ分かった!本場に劣らない台湾料理店を紹介してもらいました。
目次
有夏茶房のルーローファンがまさに本場の味!
有夏茶房のルーローファンがまさに本場の味!と大絶賛のお店。
お店があるのは有楽町線。池袋の一駅隣、田辺町駅近くにある有夏茶房。
全8席のこじんまりんとしたお店はお客さんでぎっしり!
人気店です。
台湾の方も認める本場のルーローファン。
・有夏茶房 ルーローファン 650円
台湾のソウルフードとも言われ、甘辛く煮た豚バラ肉をご飯に盛り付けた料理。
一体何が本場なのか・・・?
お店をきりもりする台湾出身の陳さん夫妻にお話を伺いました。
「香りが引き立つのをこだわりにしている」と陳さん。
香りにこだわるルーローファンとは?
まず、強火のフライパンの中に、皮付きの豚バラ肉を投入。
肉全体の色が変わるまでしっかりと炒めていきます。
しばらくすると、お肉から大量の脂が。
豚バラ肉から出る余分な脂を取り除きあっさりした味わいに。
続いてタレ作り。
甘めの台湾醤油と米酒をブレンドしたソースを火にかけ、甘みに深みとコクを出すため氷砂糖を投入。
先ほどの豚バラ肉とタレを合わせ、しっかり絡めていきます。
そしてここから香りづけ。
八角や醤油など約10種類もの香辛料を入れていきます。
ここでポイントとなるのが・・・”揚げネギ”
スパイスの一種なんだそう。
これを使わないとルーローファンの香りが出ない、ということです。
香ばしい揚げネギを大量にいれ、しっかりとりみが出るまで煮込み、1日寝かせて完成。
かなり手間をかけ、丁寧に作っています。
自家製の高菜・パクチー・たくあん・煮卵がトッピングされ、台湾の味そのもの!
台湾出身の方がお店を訪れることも多く、本場の味に似ていると思う、と話していました。
豚肉も思っているよりもあっさりしているので女性の人も食べやすいということです。
手間をかけ丁寧に作っているルーローファン。
650円、という価格もお手頃価格ですね。
代官山 How a Bao?の台湾唐揚げ
#代官山地下グルメ街 は今日も営業中です。皆様のお越しをお待ちしております‼️
本日 #ヒルナンデス で「How a Bao?」が紹介されました。本格的な台湾屋台料理をお楽しみ下さい❗️#HowaBao #cafe58 #タラタラタラッコ #komeyukitchen pic.twitter.com/j9CPjtxy2D
— 代官山地下グルメ街 (@daikanyamachika) February 17, 2020
代官山 How a Bao?の台湾唐揚げ、シェンスージーがおススメ!
台湾夜市では人気グルメ。
日本の唐揚げとは全然違う、という台湾唐揚げです。
台湾で毎晩いたるところで開かれているという夜市。
手軽に食べられる外食文化が盛んです。
台湾は外食文化が盛んで、1日3食外食する方も多く、夜市は台湾の人にとって身近な存在。
そんな夜市グルメが代官山で味わえます。
駅徒歩1分のモンシェリー代官山。
こちらの地下にあるお店「How a Bao?」
3年前に来日し、3人でお店を切り盛りしているんだそう。
夜市料理を日本でも広めたいという想いで作られたメニューは全て本格的。
台湾から仕入れた食材を使用しています。
・台湾ソーセージ 400円
・台湾風角煮(刈包) 600円
アンケートで絶賛されていたシェンスージー。
・台湾唐揚げ 400円
一見すると普通の唐揚げですが、日本の唐揚げと何が違うのでしょうか?
チェンスージーと日本の唐揚げの違いは、衣と下味の付け方、ということです。
しょうゆに漬け込むのが一般的な日本に対し、チェンスージーは下味も全く違います。
唐辛子やニンニクなど、7種類もの調味料を加えたソースに8時間漬け込み下味をつけているんだそう。
さらに、使用する衣は、さつまいものデンプン粉。
日本では片栗粉を使うことが多いですが、台湾ではさつまいものデンプン粉を使うんだそう。
噛む時はサクサクの食感で、少しだけさつまいもの香りも楽しめるということです。
下味・衣のつけ方が違う、ということで、同じ唐揚げでも全然違った仕上がりになりそうですね。
このお店に初めてきたという日本に住む台湾出身の女性がチェンスージーを食べていました。
「美味しいです。本場の味ですね」と美味しそうに食べています。
夜市の定番グルメ・シェンスージー。
日本の唐揚げとは違うようですが、台湾の唐揚げも美味しそうです。
鶏肉のシェンスージーも人気、ということですが、エリンギのシェンスージーも人気なんだそう。
夜市に行ったらあちこちにエリンギのシェンスージーが販売されているそうです。
エリンギは鶏肉とは違い、下味をつけず、素材の味そのまま。
さつまいも粉をまぶし、油でサクッと揚げたら完成。
・フライドエリンギ 400円
エリンギ本来の旨味とさつまいもの甘さが絶妙にマッチしているんだそう。
鼎泰豊 (ディンタイフォン)
台湾に本店を置く、小籠包のお店・鼎泰豊 (ディンタイフォン)
代行列ができるほどの人気店で、地元の方も大絶賛の小籠包。
台湾で11店舗。日本で21店舗展開しています。
台湾の方も別格だと絶賛する小籠包
・小籠包 840円
6個入りです。
肉汁があふれ出る黄金のスープ。
これこそが台湾の方も認める別格の小籠包!
その美味しさの秘密は・・・?
生地に包む餡に注目すると、スープの元になる部分が豚の皮からとったゼラチンを使用しているんだそう。
餡に含まれていた豚の皮からとったゼラチン。
これは豚肉を煮込み、旨味成分を凝縮させ、丸1日寝かせる絶品スープのゼラチンです。
さらに餡を包み込む作業に注目。
「ひだ」の数は18枚。
ひだが均等に入っているのが美味しそうに見える、ということで18枚のひだを採用しているということです。
味だけではなく、見た目にもこだわった鼎泰豊 (ディンタイフォン)の小籠包。
とても美味しい本場の味だということです。
台南坦仔麺(タイナンターミ―)
西武新宿駅から徒歩1分の場所に店舗を構える台南坦仔麺(タイナンターミ―)
リンさんが絶賛していた小吃(シャオツー)料理とは・・・?
店長の古富さんが「小吃(シャオツー)料理は気軽にみんなでワイワイ料理を囲みながら食べる」と教えてくれました。
小吃(シャオツー)とは、小皿に盛り付けた一品料理。食卓を囲みみんなで食べるのが定番。
こちらのお店では台湾出身のシェフが調理を担当。
本場の小吃(シャオツー)料理がいただけます。
・ル―ウェイ 550円
しょうゆベースで煮込んだ干し豆腐と味付け卵に甘辛なタレソースとネギを乗せて完成!
シンプルですが、手軽にいただけるということもありお店の人気メニューなんだそう。
・台湾風ちまき 500円
しょうゆベースのモチ米をタケノコと共に仕上げたちまき。
・コリコリ豚耳 650円
豚の耳を燻製にしたフークェイヒーなど、本場の味が手軽に食べられる料理の数々。
お店の名前でもある
・台南坦仔麺 200円
みなさん、来る方は最後に頼むことが多いんだそう。
シメとして食べ、9割くらいの方が注文するということです。
あっさりした鶏ガラスープにニラ、もやし、肉味噌、麺との相性も抜群。
手軽に食べられるあっさりスープのシメに最適なんだそう。
台湾発祥タピオカ 春水堂(チュンスイタン)
台湾の方にアンケートを取った際、気になるのがタピオカのお店。
タピオカは台湾発祥です。
どの店が美味しいのか?
アンケートでは断トツであるお店の名前があがったということです。
台湾出身の方が教えてくれた断トツのお店は「春水堂」(チュンスイタン)
・春水堂はクオリティーが台湾現地と同じ!
・お茶の味を大切にしていて本格的な味
と大絶賛。
春水堂は、1983年創業。台湾で50店舗展開していて、タピオカミルクティー発祥のお店です。
2013年に日本へ上陸。国内に12店舗展開しています。
・春水堂 タピオカミルクティー 500円
他のお店との違いは、ゆでたてのタピオカで作っているんだそう。
ゆでたてのタピオカは甘さが増しモチモチな仕上がりに。
台湾の方はモチモチなスイーツが大好き!
次のブームになりそうな台湾スイーツも紹介されました。
Meet Fresh 鮮芋仙 芋園(イモエン)
タピオカの次にブームになりそうな台湾スイーツ。
・芋園がおいしい
・次に流行りそうなスイーツ
SNSでもムチムチがたまらない!くせになる!
すべての人間を虜にする禁断の台湾スイーツ、と話題。
タピオカを超える予感!今大注目のスイーツが紹介されました。
Meet Fresh 鮮芋仙 赤羽本店
芋園、というスイーツ。
Meet Fresh 鮮芋仙 赤羽本店でいただけるそうです。
一体どんなスイーツなんでしょうか。
「台湾の皆さんが知ってる今までになかったスイーツ」と紹介されました。
・芋園4号 500円
あんみつのようなシロップをかけたかき氷に、タピオカ・茹で小豆などをトッピングしたものですが、注目すべきは1口サイズのお団子のようなもの。
色もオレンジ色と白の1口サイズのものが入っています。
芋園とは、サツマイモ・タロイモをベースに小麦粉等で練ったおもちを漬けたもの。
白玉よりももっちりしていてタピオカよりもまた違うモチモチ食感なんだそう。
日本では食べたことのない新食感だということです。
台湾の方はモチモチした食感のものが好きなんだそう。
「モチモチ感が強いので、台湾では”食感がQQ”って言いますね」と店主
日本では銀座や吉祥寺、秋葉原など、7店舗を展開。
タピオカの次のブームになるのでしょうか?
モチモチ食感でとても美味しい、とスタジオでも好評でした。
タピオカの次に、芋園がブームになるかもしれませんね。
台湾出身の方が紹介してくれた本場の味!日本にある台湾料理店が紹介されました。
本場の味、台湾夜市の味、スイーツなど、日本にいながら本場の味!台湾料理が食べられるのは嬉しいですね。
タピオカに次いで、芋園がブームになるのかも気になります。
まとめ
2月17日に放送された「ヒルナンデス」で、日本に住む台湾出身の方50人に聞いた日本で美味しいと思う台湾料理店を紹介していました。
◆有夏茶房
・ルーローファン 650円
◆How a Bao? (代官山)
台湾夜市の定番料理シェンスージー。
・台湾唐揚げ 400円
・フライドエリンギ 400円
◆鼎泰豊 (ディンタイフォン)
・小籠包 840円
◆台南坦仔麺(タイナンターミ―)
本場の小吃(シャオツー)料理
・ル―ウェイ 550円
・台湾風ちまき 500円
・コリコリ豚耳 650円
・台南坦仔麺 200円
◆春水堂
・タピオカミルクティー 500円
◆Meet Fresh 鮮芋仙
・芋園4号 500円
台湾出身の方が本場の味!と絶賛したお店が6店紹介されました。
タピオカの次にブームの予感・・・?という芋園も気になります。