コロナ帰省 地方は特定されやすい！ニュースも意外な方法で放送する

新型コロナの影響で、4月にロックダウン（都市封鎖）されるのではないか、と言われています。

早めに都市封鎖した方が良い、という声もあり、3月末から4月にかけ、封鎖される前に、都内在住の地方出身者は帰省しようと考え、実際に帰省した、という声も多いです。

しかし、地方や田舎の場合、田舎度は様々。

帰省によって村八分になってしまう恐れも。

ロックダウン前にコロナ帰省しようと考えている場合、しっかり考えた上で行動することをオススメします。

村や人口が少ない市はほぼ特定される

#長野県 #阿部知事　若い世代へ「身近な人の #命を守るため、適切な行動を」。引き続き、感染拡大地域への往来を控えるよう要請#NBS #みんなの信州 #新型コロナ #マスク #手洗い #感染予防をhttps://t.co/0NqrM2XbBj

— NBSみんなの信州 (@NBS_news8ch) March 30, 2020

村や人口が少ない市の場合、代々その土地に住んでいる、という集落も多いです。

何も問題がない状態での実家帰省は、周辺に知り合いや子どもの頃を知っている方なども多く存在し、声をかけてくれたり、地域によっては駅におりた時点で帰省した、ということがバレバレ、というケースもあるようです。

新型コロナの影響が収まるまで実家で、と考える方や、親から帰省したら？という声が上がるケースもあるかもしれません。

海外では、子どもや若者などが新型コロナによって亡くなるケースも増えており、日本でも0歳の赤ちゃんが重症で感染経路は不明。

日本も例外ではないため、子どもを心配し、帰省したら？と考える親御さんもいると思います。

しかし、田舎によってはものすごいスピードで噂話や各家庭の事情が筒抜け、というケースも。

帰省後、万が一感染が発覚した場合、地方のローカルニュースで報道され、その際、市や区は報じられ、年齢も20代、30代などの情報が流れてしまいます。

また、田舎の場合高齢者が多いため、万が一感染させてしまった場合、亡くなってしまったり重症化する心配も。

コロナで帰省し、近隣の人に感染させてしまった場合、特定されやすく、場所によっては村八分状態になることも考えられます。

コロナ帰省した本人はその土地を離れれば済むだけですが、長年住んでいるご両親にとってはかなり大変な状況になるのではないでしょうか。

地方都市 ニュースでひっそり特定地域をアップ！

帰省が危ない！地元に感染リスク　“コロナ疎開”に「来るな」の批判殺到 https://t.co/JFgSWH4kr8

— zakzak (@zakdesk) April 2, 2020

私は転勤族の妻で、長年同じ地域に住む、という経験はないのですが、クラウドソーシングで記事を納品するバイトをしているため、地方のローカル番組を録画し、毎日チェックしています。

2月に初めて感染者が出たのですが、ニュースで明かされた情報は、30代男性で家族と同居。

自営業の男性、と報道されました。

政令指定都市在住なので、「区」までは紹介されました。

しかし、やや郊外の区なのですが、狭い区ではないので、一体どのあたりに住んでいるんだろう？と考える程度でした。

感染した、という報道から数日後、2月でしたが卒園式を前に、幼稚園を休園する、というニュースが流れ、コロナの影響を受けて休園かな？と思ったのですが、ローカルニュースで流れるにはやや違和感のある郊外の区。

普段は入学式や卒園式など、行事が行われる場合、町の中心部の学校の様子が撮影されることが多いので、幼稚園の休園が、コロナ感染者が出た「区」で、少し意外だな、と思いました。

さらにその数日後、感染した男性の区の中学校の卒業式の映像が流れることに。

郊外の区なので、コロナ対策で卒業生のみ、という報道でしたが、休園の幼稚園、卒業式を行った中学校の様子を撮影していたローカルニュースも、○○区・××、という同じ地名。

ここまでのローカルニュースで、もしかしたら、感染していた男性は××町に住んでいたのでは？と感じました。

地元情報はあなどれない！

県内初のコロナ感染者、としてニュースで紹介された30代自営業の男性。

症状は落ち着き、現在は退院したと報道されました。

家族は陰性、ということで現在は男性も退院し、日常生活を送っているようです。

30代自営業の男性の感染が報じられた数日後、なぜ〇〇区××町、というやや郊外の地域の入園・卒業式などの様子がニュースで映し出されていたのか気になっていました。

もしかしたらマスコミは区だけでなく、地名も把握しているのかもしれないな、と漠然と思っていたんです。

30代男性と同じ区だったため、どの町なのか気になっていたのですが、意外な場所で判明することに。

夫がここ数年通っている美容室へ行ったところ、やはりコロナの話題になったようで、感染男性は美容師さんの知人の知人、ということで、マスコミで卒業式や休校が報道された○○区××町、の方でした。

政令指定都市で人口もやや多い区のため、意外なところでつながりました。

美容室は××町から車で20分ほどの場所。

自営業つながりで情報が漏れてしまったようです。

ローカルニュースもひっそり流す

広島 20代の１人感染確認 東京から帰省 新型コロナ #nhk_news https://t.co/eRmYtMYpDC

— NHKニュース (@nhk_news) April 4, 2020

長年この土地に住んでいる美容師さんの話で、やはりローカルニュースもひっそりサインを出していると実感しました。

通常は、入学式・卒業式などのイベントは、街中の学校か、逆に廃校が近いかなり田舎の集落の学校の様子を伝えることが多いです。

〇〇区××町の入学式・卒業式などを流すことは転勤後1度もなかったので、マスコミには区だけでなく町名などもっと詳細な情報が流れているのかもしれません。

しかし、ローカルニュースもさすがにコロナ関連で区を大きくアピールすることはないのですが、ひっそりと入学や卒業、イベントなどで感染者が出た土地の○○区××町までわかりづらい？形で情報を出しているのかな、と思いました。

ロックダウンも心配ですが、もしも咳や微熱など、症状が出ている状態で実家帰省、ということになれば、特定されてしまう可能性が高いです。

代々その土地に住んでいる、という親御さんがいる場合、簡単に引っ越す、というわけにはいかないため、かなり配慮した上で帰省するほうが良いと思います。

症状がない、という方も、帰省手段として飛行機や新幹線を使って帰っているケースが多く、帰省後発熱でコロナに感染している、と判明した方も数名いらっしゃいます。

コロナ帰省する場合、現在症状が出ていない方も、せきエチケット、マスクをつけ、”感染しているかも？”という感覚でしっかりとうつさない、人と接しない、という形で行動することが大切です。

帰省後、コロナ感染が発覚した場合、ニュースで取り上げられ、新幹線や飛行機で帰省した際は症状がないためマスクをせず、発熱後は検査で発覚し、自宅療養、と言われています。

しかし、症状がないから、ということでマスクもせず、感染していない、という感覚で帰省しているので、同じ飛行機や新幹線に乗っていた方や、コロナを持ち帰った、と考えられてしまうケースも多いのではないでしょうか。

コロナ帰省、状況によっては政令指定都市でも特定されてしまうため、しっかり考えた上で帰省するか残るかを決める方が良いと思います。