"脳がとろける"ASMRって何？そしゃく音アズマーティストが話題！

9月14日に放送された「新・情報7daysニュースキャスター」で、今話題のASMRについて特集していました。

ASMRとは、そしゃく音。

数多くのそしゃく音動画がアップされており、動画でも大人気。

なぜ今、そしゃく音が人気なんでしょうか？人気の秘訣を調査していました。

Nキャス　ASMRブームに迫る！

ちょっとだけだったけど反響あるのでツイート😖✨

先程 TBSの 新 ・ 情報 7days に ASMR の映像を使っていただきました〜

神楽ひなこです🎀

ASMR見てください🤤#ASMR #アズマーティスト https://t.co/fWVrboH5m2

— 神楽ひなこ (@hinako_kagura) 2019年9月14日

Nキャスでは、ASMRと呼ばれるブームに迫っていました。

そしゃく音が気持ちいい？

企業も注目するASMRとは・・・？

若者の間でブームになっているというそしゃく音。

質問してみると、

「大好きですね、1日1回は必ずみます」、「ほぼ毎日みてますね」、「たくわんの音とか、こりっこりって、聞くと、あ～と鳥肌ですね」などの言葉が。

かなりの人たちがハマっているそしゃく音動画。

数年前から話題になり、動画をよく見る、という方も多いですね。

人気のそしゃく音動画は？

人気のそしゃく音動画を紹介。

まずは、NATAPONなたぽんさんの動画、フライドポテト。

再生数は、約88万回。

ポテトチップスやチキンなどは定番だということです。

スティック野菜やメレンゲクッキーの動画をアップしている方も。

意外にも、海ぶどうもいい音がします。

いろいろなそしゃく音、新鮮ですね。

ASMRは日本語にすると自律感覚絶頂反応

幼少期からの英語学習は本当に必要？脳研究者・池谷裕二先生が語る「早期英語教育の真実」https://t.co/5ZXCpyI1tJ

— 成瀬瑛理子 (@naruse_e) 2018年12月5日

そしゃく音ブームは、数年前海外で火がついたということです。

Autonomous Sensory Meridian Response(ASMR)と名付けられました。

何でも、脳に快感を与えるらしいというそしゃく音。

一体どういうことなのでしょうか？

Nキャスでは、東京大学薬学部教授　脳研究者の池谷裕二教授へ話を伺っていました。

ASMRは日本語にすると自律感覚絶頂反応ということです。

「言ってみれば脳のマッサージみたいなもの」と池谷教授。

マッサージされることによって脳がエクスタシーつまり絶頂に達する、ということをさしているんだとか。

ASMRは今までよく知られていない新しい脳の状態である可能性が高いです、と話してくれました。

ASMRそしゃく音以外にも

ASMRは、そしゃく音以外にも様々な音で快感を得られるということです。

街できいてみたところ、「泥団子みたいなものを包丁で切る音がめっちゃいい、超ヤバい」という声が。

不思議な感じですが、この音もなかなか良いです。

はまってしまいそう！

人気の音動画には、スライムをこねる音などもあります。

この動画は、約115万回以上再生されています。

はとむぎASMRさんが作った動画、”炭酸水に空気”を入れる動画。

炭酸水に空気を送った時の音です。

再生回数も多く、人気だということです。

音を作る人たち　ASMRtistアズマーティストと呼ばれ大人気

こうした快感の音を作る人たちのことを、ASMRtistアズマーティストと呼んでいるということです。

アズマーティストの方たちは、試行錯誤を繰り返し、好まれる音を調べ、動画にアップするそう。

田中さんは、撮影に工夫し、機材にもこだわっています。

聞き取りやすさ、に集中するため、冷蔵庫などの家電のコンセントも抜いて、他の音が入らないようかなり工夫していました。

いろいろな音を作り出し、動画にアップしています。

企業もASMRに注目！

これが噂のパキシエルか pic.twitter.com/pajB9s38jV

— ジョニーh (@HibiYushi) 2019年9月14日

最近は、企業もASMRに注目！

森永製菓では、そしゃく音に注目し、ビスケットを品質改良したということです。

さらに、アイスクリームも！「パキシエル」というアイス。

商品のパッケージには、音まで美味しいと書かれています。

食べてみると、確かに「パキッ」と良い音が！

企業も目を注目しているようですね。

ASMRは本当に脳に快感を与えているのか？

ASMRは本当に脳に快感を与えているのでしょうか？

池谷教授は、「いくつかの研究グループがASMRの状態の時の脳の反応を、MRIや脳波を使って記録しています。報酬系である側坐核という場所が活性化することがわかっています」と話していました。

側坐核とは、恍惚とした状態になった時に活性化する脳部位だということです。

ただ、ASMRを科学的に解明するのは難しいということです。

「人によってどういう刺激がASMRとなるのか、最適な刺激が違う。それから、同じ人でも必ずしも毎回起こるわけではないということで、この現象は仮に本当だったとしても、なかなか再現性がとれないというところから、科学の対象になりにくいんですよね。

それほど多くの脳の研究が行われているわけではありません」と池谷教授。

謎が多いだけに、より気になってしまいますね。

まとめ

9月14日に放送された「新・情報7daysニュースキャスター」で、今話題のASMRについて特集していました。

ASMRとは、そしゃく音。

なぜ今、そしゃく音が人気なんでしょうか？

人気の秘訣を調査していました。

なたぽんさんのそしゃく音動画や、はとむぎASMRさんの動画が人気のようです。

Nキャスでは、東京大学薬学部教授　脳研究者の池谷裕二教授へ話を伺っていました。

ASMRは日本語にすると自律感覚絶頂反応ということです。

「言ってみれば脳のマッサージみたいなもの」とのこと。

よく知られていない新しい脳の状態である可能性が高い、と説明してくれました。

そしゃく音だけでなく、耳かきのや、スライムをこねる音なども人気だそう。

快感の音を作る人たちのことを、ASMRtistアズマーティストと呼んでいるということです。

ASMRは本当に脳に快感を与えているのでしょうか？

池谷教授に質問してみたところ、

「いくつかの研究グループがASMRの状態の時の脳の反応を、MRIや脳波を使って記録しています。報酬系である側坐核という場所が活性化することがわかっています」と話していました。

側坐核、報酬系というのは、快感、気持ちいい、という状態なんだそうです。

ただ、ASMRを科学的に解明するのは難しいとのこと。

しかし、そしゃく音や、変わった音は、不思議と聞き馴染みがよく、新鮮ですね。

今後さらにアズマーティストの方々が、活躍していくと思われます。