5月1日に放送された「スーパーJチャンネル」で、新型コロナの問診をスマホで受けられるサービスを紹介していました。
スマホを使い、20の質問に答え5分で完了!
自宅で手軽にできるAI問診です。
新型コロナウイルスに感染したのではないか?と不安を抱きつつ、PCR検査が行われない、保健所に電話してもつながらなくて困っている、という声がSNSで多く上がっています。
そんな中、AIによる無料相談がスタートしました。
AI受診相談ユビーです。
目次
AI受診相談 ユビー
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000057275.html
AIによる無料相談で、適切な受診先やタイミングを調べてくれ、コロナウイルスに対応したサービスの提供が始まりました。
Ubie共同代表・医師、阿部吉倫氏。
「『コロナウイルスと関連性がありそうだ』という症状はもちろんのこと、それ以外の症状であっても適切な医療の相談窓口、医療機関を参照できるシステムです」と話していました。
適切な医療のかかりかたをサポートするAI受診相談 ユビー。
開設したのは現役医師の阿部吉倫先生ら5人。
このサービスは5万件の医学論文のデータに基づき症状を分析。
適切な受診行動をサポートし、体調不良時の不安を和らげてくれるといいます。
SNSでもPCR検査をしてもらえない、検査もせずにインフルエンザと診察された、というケースもありました。
PCR検査を行える数は限られており、若い世代の場合、濃厚接触が身近にいない場合は検査が後回しにされてしまう、という報道も以前紹介されていました。
新型コロナウイルスに感染しているのでは、と不安を抱えている方にとって、安心できるサービスですね。
スマホで実際に体験!
自宅で事前問診可能な「AI受診相談ユビー新型コロナウイルス版」を無償提供開始 https://t.co/OsusknpFGf via @PRTIMES_JP
— AI受診相談ユビー (@ubie_app) April 28, 2020
スマートフォンを使い、実際に体験していました。
番組スタッフが以前に発熱した時の症状を再現し、スマホを使って問診。
およそ3500種類の質問項目から、回答者の答えに合わせ、AIが約20の質問を聞いてきます。
すると、新型コロナウイルスに関する質問がいくつか出てきました。
・新型コロナの感染者との接触があったか?
・2週間以内にコロナウイルスの流行地域に行くことがあった
・1ヶ月以内に海外への渡航歴がある
・2週間以内に換気が悪い・人が密集して会話するところにいった
・医療関係の仕事をしている
などの項目が。
当てはまるものがあれば選択する形です。
AIによる問診はおよそ5分で終了。
その結果は・・・緊急に治療した方がよい症状があるようです
と表示されました。
新型コロナウイルス感染症に関連する症状が含まれているようです、というメッセージが。
問診の結果から、関連性のある病名を教えてくれ、病院に行くべきか、自宅療養が良いかということをアドバイスしてくれます。
受診時のお願いとして、必ず電話でかかりつけ医に事前相談の上、受診してください、と記載、
他にも、新型コロナウイルス感染の無料電話相談窓口の案内も。
阿部医師によると、「症状は千差万別で表現も個々の人によって差があるので、そこを自分にピッタリの症状を入力できる形になっています」ということです。
「AI受診相談ユビー」を有志の皆さまと共に緊急提供しました。
一人の医師として迫り来る医療崩壊を何とか防ぎたく、また生活者の受診の遅れを防ぎたく、医療従事者および生活者の皆さまを全力でご支援して参ります。https://t.co/AniUjWcB8bhttps://t.co/C2HqhsWIvP @BIJapan— 阿部吉倫@Ubie代表/医師 (@Ive0209) April 28, 2020
都内の病院ではこのサービスを導入し、事前問診として活用している医院もあります。
ユビーを使うことで、自宅で問診入力が終わるため、病院にいる時間が短くて済む、というメリットもあるんだそう。
感染のリスクを減らすことができるサービスですね。