12月1日に放送された「坂上&指原のつぶれない店」で、女性たちに大人気のワークマンを紹介していました。
ワークマンは、2019年ヒット商品ナンバー1に選ばれています。
昔は作業服を着た姿の方が多く活用している印象の強かったワークマン。近年は女性たちに大人気!
安くて機能性が良い、と好評です。
番組ではワークマンの人気・安さの秘密を徹底調査していました。
ワークマンの安さの秘密2つを紹介させていただきます。
目次
ワークマンプラス 業績が上がるのはすごいこと!
引用元:https://tachikawa.keizai.biz/headline/2743/
元経済産業省官僚の岸博之さんによると、外国のアウトドアメーカーの業績はだいぶきつくなっているということです。
元々は作業員専門店だったワークマン。
2008年のリーマンショックの際、もともと中小企業へ作業服を卸していたため、ワークマンもその影響を受け、売上高がダウン。
2008年~2010年の間、売上高が下がっています。
しかし、ワークマンはリーマンショックを機に、アウトドアウェアへ参入。
その後、一気に売上が上昇しています。
2019年、日経トレンディの最も売れた商品の第1位に選ばれ、勢いは増すばかり。
2020年もワークマン人気は不動のものになりそうです。
昔は作業服中心だったワークマン。
現在は女性がこぞって購入するようになりました。
岸さんによると、これはすごいことなんだそう。
海外の有名アウトドアメーカーでも売上が下がっている中、ワークマンは上昇。
アウトドアメーカーの商品は意外と高い商品も多いですね。
一式揃えるとお値段もそれなり、というケースも。
しかし、ワークマンのアウトドアウェアは機能性も高く安い!
安いだけでなく、普段着てもオシャレを楽しめるということもあり、女性の心を掴んでいます。
「坂上&指原のつぶれない店」で、ワークマンの安さの秘密を調査していました。
ワークマンの安さの秘密を探るため、東京本部へ。
一番奥のデスクにいる男性のもとを訪ねました。
この方、ワークマン専務取締役の土屋哲雄さん。
土屋さんからワークマンの安さの秘密について質問していました。
女性に大人気!高機能なのになぜ安い?
ワークマン躍進の仕掛け人・土屋哲雄さんへのインタビュー、第2回。ほかではあまり語られていない、前職の商社マン時代のお話も。
作り手よし、売り手よし、買い手よし、社員よし。
【第2回】ブルーオーシャンを見つけた企画屋視点#ワークマン
https://t.co/TUy7qToIOA— アステックアソシエイツ (@ASTECasociates) 2019年11月27日
今をときめくワークマンの専務・土屋さん。
安さの秘密を教えてくれました。
価格を決めてから商品開発
「企画の段階で、980円、1900円、2900円、3900円、4900円と、5つのプライスを最初に決めています。その中にデザインとか機能を詰めて、他社に絶対真似ができない商品を作るというのが私どものやり方です」
と教えてくれました。
安さの秘密、1つめは価格を決めてから商品開発していること。
・価格を決めてから商品開発
確かにワークマンプラスの商品は5つの価格にあてはまるものばかりです。
一体なぜこの5つの価格なのでしょうか?
土屋さんに質問したところ、
「作業服は消耗品なのでできるだけ安いほうがいいと。ワークマンプラスは作業服の100%DNAなので、作業服でやっていたことを100%やっているから同じ価格になった」と話していました。
消耗が激しい作業着は買い替えしやすい価格帯に。
それがそのままワークマンプラスの商品にも活かされていたのです。
ユーザーにとって、とてもありがたいですね。
アパレルメーカーが真似できない大量発注
続いて、安さの秘密その2
アパレルメーカーには真似できない大量発注
秘密の鍵は、商品部の李さんが教えてくれました。
商品部の李 彦(キ ヒコ)さん。
ワークマンプラスの商品のほとんどは中国で製造されています。
李さんは、その工場探しから発注まで一気に手掛けているということです。
中国にある工場に発注をかけるということで、密着取材していました。
「オフシーズン(3月)に作ってもらうので、値段を安くしてほしいのですが」と交渉しています。
相手の方は、「3月なら安くできますよ」と回答。
なぜ3月は安くなるのでしょうか?
「3月はあの工場の閑散期です。閑散期で商品を作ってくれる時は安くしてくれるので、そこを狙っています」と李さん。
中国では、
・冬服を5月~8月
・夏服を11月~2月
に商品を作っているということです。
そこでワークマンが目をつけたのが工場の閑散期。
冬服と夏服を製造している忙しい期間を除いた
中国の工場の閑散期
・3月~4月
・9月~10月
に発注し、コストを抑えているということです。
さらに、かなり大量に発注。
李さんは、工場の担当者に、「発注したいのはだいたい30万点前後」と相談しています。
すると、相手の担当者から
「多いですね。それなら値段は少し安くできます」という回答が。
なんと1度に30万着も発注!
しかもこれは1アイテムだけの数字です。
一般的なアパレルメーカーの発注数が1アイテム1万着
ワークマンプラスでは、1アイテムを年間350万着発注するんです。
「閑散期と大量発注を含めてだいたい10%前後安くしてくれることが可能です」と李さん。
いくら安くなるとはいえ、350万着も発注すると余るのでは?と考えてしまいますね。
【11/20 公開】作業服SPA大手・株式会社ワークマン。同社のマーケティング戦略を担い、「WORKMAN Plus」の仕掛け人でもある専務取締役の土屋哲雄氏に、「高機能・低価格ウェア」市場での一人勝ちを可能とした、メーカーやフランチャイズ加盟店との関係づくりについて伺った。https://t.co/M8uL5d7TbR
— Executive Foresight (@efo_hitachi) 2019年11月29日
取締役の土屋さんに質問したところ
「作業服は10年供給保証する業界ですから、いっぱい作っていっぱい持って10年間続けると。そういうDNAを受けてアパレル側(ワークマンプラス)でも、たくさん作って安くしています」と答えてくれました。
一般的にファストファッションでは、流行を意識しているため、新しい服を次々に販売していくスタイル。
一方、作業服のDNAを引き継ぐワークマンプラスは流行を追った服作りはしないんです。
そのため、350万着という驚きの大量発注も可能に。
流行の衣類も魅力的ですが、中には定番の方が合わせやすい、という商品もあります。
女性にとっては流行の商品も魅力ですが、ライフスタイルにより、着る服も変化。
日常生活では機能性が高く、使いやすい衣類だと助かります。
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流行を追わずに作っているワークマンプラスの商品は、流行を取り入れているわけではないですが、色合いやデザインがおしゃれなアイテムも多いですね。
また、衣類だけでなく、バッグも扱っているのも嬉しいです。
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靴に関しては、数年前、情報番組でワークマンの靴が履きやすく、すべりにくいことで、子育て中のママに大人気、と紹介されたこともあり、機能性の高い靴やアウトドアウェアを販売していることはわかっていたのですが、ここまで進化していたことに驚きました。
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すべらない靴だけでなく、防水加工を施している靴も発売されており、ハイカットスニーカーのような防水シューズも販売されていて、デザインもオシャレでした。
雨が多いときは長靴を履いて出かけた方が良い時期もありますが、それほど雨が強くない場合は、ハイカットスニーカー仕様だと防水することも可能。
機能性が高く、使い勝手の良いアイテムがかなり安く、コスパの良さに驚きました。
ワークマンプラスの新商品防水デニムの実力を試す!
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番組では、ワークマンプラスの新商品・防水デニムの実力を試してみることに。
人気ランキングで注目を集めた撥水デニム。
撥水デニムの進化版が2020年2月に発売予定ということです。
撥水デニムの進化版・防水デニム。
撥水を超えた防水デニムです。
実力はどうなのでしょうか?
撥水デニムは水を弾く力は強いですが、長時間の圧力に弱いという面があります。
例えば、雨の日に濡れたサドルに座っていると、水が染み込んでしまいます。
しかし、防水加工ならどんなに圧力をかけても水をはじく、という商品。
撥水デニム・防水デニムの2点に布を入れ、上から水をかけて圧力をかけて実験していました。
撥水デニムは水で濡らし、圧力をかけると内側に入れた布は湿っていましたが、防水デニムに入れた布は、全く水が染み込んでいません。
防水デニム、デザインも一般的なデニムでおしゃれな感じですが、カッパの役割を果たす高機能デニム。
番組では、丸山桂里奈さんが実験!
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ワークマンプラスのレインジャケットと、2月に発売される新商品の防水デニムを着用し、自転車に乗って実験していました。
土砂降りの中、自転車をこいでも水が染みてこないのか?
実験した丸山桂里奈さん。
実験後、服の中はどうなっているのか質問したところ、「全く濡れていないです」と回答。
かなり土砂降りの状態で実験していましたが、全く染みていない、と驚いている様子です。
さらに、ストレッチが効いているので、雨が降っても自転車が漕ぎやすい、と話していました。
土砂降りの状態での実験、かなりの雨量だったので、さすがに顔は濡れていましたが、体は全く濡れていないとのこと。
ワークマンプラスのレインジャケットと、2月に発売される新商品の防水デニムの機能性が実証されました。
2月に新発売される防水デニムに期待大です。
これほど効果があるとは思わなかったので驚きました。
販売されたら購入しようと思います。
機能性が高いのに価格は安いワークマンプラス。
ユーザーにとってはとてもありがたいですね。
まとめ
12月1日に放送された「坂上&指原のつぶれない店」で、女性たちに大人気のワークマンを紹介していました。
番組ではワークマンの安さの秘密を徹底調査していました。
ワークマンの安さの秘密2つ
・価格を決めてから商品開発
・アパレルメーカーには真似できない大量発注
ワークマンでは、企画の段階で、980円、1900円、2900円、3900円、4900円と、5つのプライスを最初に決めているということです。
その中にデザインとか機能を詰めて、他社に絶対真似ができない商品を作るのがポイント。
また、大量発注することで、コストを抑えているようです。
ワークマンでは、アパレルメーカーのように流行を追わないとのこと。
そのため、大量発注し、工場の閑散期に商品づくりを依頼することで、安くしているようです。
流行を追わない、ということですが、ワークマンプラスのアイテムは機能性が高く、合わせやすく、女性から見てもかわいらしいデザインです。
何より、機能性が高いのに安い!というのが1番の魅力ですね。
作業服のワークマンのDNAを引き継いでいるワークマンプラス。
機能性の高い防水ジャケットやパンツなど、人気商品が発売されています。
番組では、今年大人気だった撥水デニムが進化して防水デニムが開発されたため、実験を行っていました。
2020年2月に、撥水デニムが進化した防水デニムが販売されるということです。
撥水デニムは水を弾く力は強いですが、長時間の圧力に弱いという面があります。
しかし、防水加工ならどんなに圧力をかけても水をはじく、という商品。
2つのデニムの中に布を入れ、上から水をかけて圧力をかけ実験したところ、防水デニムの内側の布は全く濡れていませんでした。
また、丸山桂里奈さんがワークマンプラスのレインジャケットと、2月に発売される新商品の防水デニムを着用して土砂降りの中で実験。
レインジャケットと防水デニムはかなり機能性が高く、顔は濡れても体は全く濡れていない、という驚きの結果に。
機能性が高い、と注目されているワークマン。
実験でも機能性の高さが実証されました。
防水デニムはデザインもオシャレで、しっかりと防水。
ストレッチもきいていてとても動きやすいそうです。
2月に発売されたら購入しようと思います。
今後もワークマンの商品に注目ですね!