10月3日に放送された「スッキリ」のスッキリTOUCHのコーナーで、シミ抜きのプロ・高橋勤さん(70)に密着していました。
高橋さんは、シミ抜きのプロ!
クリーニング店もその技術を学びにくる、シミ抜き流派・不入流(いらずりゅう)のトップで、祖主(そしゅ)と呼ばれるシミ抜きの達人です。
落ちないシミを撃退するため、ある商店街でシミ抜きを伝授。
とれないシミを持つ衣類を持っていないかチェックしています。
家庭でできるプロのシミ抜き術を紹介してくれました。
目次
神業!白Tシャツ巨大べっとりシミ
明日の日本テレビ系列「スッキリ」内コーナー スッキリTOUCHにて、イラズ流第4弾が放送!
スタジオにも生出演しますのでぜひチェックお願いします🙏
※生放送の番組のため、OAが延期または中止になることがございます。写真は、祖主&岸✨#スッキリ #芸能界一白シャツが似合う男 #シミ抜き #不入流 pic.twitter.com/EYQdjFJhd9
— 岸洋佑 staff (@yosuke_staff) 2018年11月5日
目の前に現われたのは、赤ちゃんを抱っこしたお母さん。
最初のお客様は、1日1000人もの人が訪れる八百屋さんの看板娘・未来さん(19)
大量のシミがついたTシャツを持ってきてくれました。
白いTシャツは旦那様のものだそう。
洗っても汚れが取れず、捨てようと思っていたとのこと。
恐らくしょうゆなどのタレがついたものですが、洗濯で落ちなかったようです。
達人は早速Tシャツをチェック。
襟の汚れ、脇の下のシミ、胸元にはしょうゆ?の大きなシミが。
明日9時すぎ〜は、#スッキリTOUCH👆🏻
「不入流 家庭のシミ抜き術」第6弾!
大好評!イラズ流の高橋勤さんが驚きのテクニックを伝授する企画がリニューアル。
街角でシミ抜き!戸越銀座商店街に訪れた人たちのシミをどれだけ落とせるのか…?#不入流 #岸洋佑#スッキリ pic.twitter.com/g2JqUOnFsP
— 日本テレビ スッキリ (@ntv_sukkiri) 2019年7月4日
全体を落ちやすくするには、お酢とアルコールを使うんだそう。
35度以上のアルコールとお酢を1対1で混ぜ合わせます。
そして、シミがついている部分をつけこみます。
こうすることで、汚れが浮いてとれやすくなるんだそう。
1.お酢&35度以上のアルコールにつける(1対1の割合)
2.1時間放置
3.酸素系漂白剤+オキシドールを塗り、ブラッシング
4.尿素系漂白剤+オキシドールを塗り、ブラッシング
5.ブラッシング後、1時間ほど放置。
6.すすいで終了。
酸素系の漂白剤と尿素系の漂白剤を利用し、シミを抜いていくようです。
ポイントは、どちらの漂白剤にもオキシドールを加えること。
オキシドールを使うことで漂白効果を高めることができるということです。
酸素系の強さは〇:強めの漂白力で様々なシミに効く
尿素系の強さは△:漂白力は弱いですが、生地を傷めにくい
塩素系の強さは◎だということです。
しょうゆなどの食べこぼしのシミに関しては、酸素系漂白剤+オキシドールを加えた液体だけで大丈夫なんだそう。
しかし、襟元や脇など、いろいろなシミが出来ている場合は、尿素系を使う方がよく反応するようになる、と達人・高橋さん。
尿素系漂白剤は、鉄分などの黄ばみを落とす効果があるということです。
達人がシミ抜きした結果、シミがきれいになくなりました!
しょうゆをこぼした汚れもキレイになり、首まわりの汚れも落ちて真っ白に。
買ったものみたい!と依頼した奥さんも喜んでいました。
真っ白なTシャツを汚してしまうとなかなか落ちず、困ってしまいますが、このシミ抜きでとてもキレイになるようです。
思わず感動!㊙テク コーヒーのしみ
続いて、飛び入り参加してきたお父さん。
どうやらバッグにシミがついてとれない、ということです。
何のシミかわからない、とお父さん。
ナイロンの鞄についてしまったのコーヒーらしきシミのようです。
コーヒーのシミも達人・祖主にかかれば、あっという間。
使うのは、なんと大根!
大根をスティック状にカットし、固形せっけんをつけてこするだけ。
なんと、スティック状にカットした大根を固形せっけんにくっつけます。
せっけんをくっつけた大根で、バッグをこすって、コーヒーしみをおとしていきます。
なんと、大根は、石鹸の働きを助け、強くこすっても生地を傷めにくいんだそう。
1.大根をスティック状にカット
2.大根に固形せっけんをつけて大根で衣類をこする
果たして、バッグについたコーヒーのしみは落ちたのでしょうか?
バッグに染み込んだコーヒーのシミ。
達人の技で、あとかたもなくなりました。
すっかりキレイなバッグに!
まさか大根と石けんで落ちるとは思いませんでした。
キレイな状態になり驚きです。
最強の敵!30種類 シミのデパート
次に訪れたのは、創業大正3年のお惣菜屋さん・大越
自家製の和風のお惣菜や天ぷらが人気のお店です。
店主のズボンを見たところ、シミというレベルではない汚れが・・・!
天ぷらを揚げるときにはねてしまうんだそう。
ご主人のズボンについた、見るからに頑固そうな油汚れ。
腰回りは油はねで油が付着し、裾は黒く汚れています。
洗濯しても汚れが落とせていないのが明確です。
早速お借りして、祖主が鑑定してみると、「今日お預かりした中で最強」と一言。
シミのデパートで、いろんなシミがついている、と祖主。
ついに登場したシミのデパート
祖主VS総菜の油汚れ
まず、35度以上のアルコール&お酢にひたします。
こうすることでシミが落ちやすくなるんだそう。
このまま30分間放置させ、十分に浸透させます。
酸素系の漂白剤+オキシドールをつけ、しっかりとブラッシング。
続いて尿素系の漂白剤+オキシドールでゴシゴシと汚れを落とします。
ブラッシングしたら、水でよくすすぎ、またブラッシング。
2.30分放置
3.酸素系漂白剤+オキシドールでこする
4.尿素系漂白剤+オキシドールでこする
5.こする~すすぐを繰り返す
酸素系と尿素系を使うことで、様々なシミに効果があるんだそう。
こするとすすぎを繰り返した達人・祖主。
シミが30種類以上というズボンはキレイになったのでしょうか・・・?
なんと、達人の技で新品のようなズボンに!
油汚れもキレイに落ち、まるで新品のようです。
店主もこれにはビックリ。
黒ずんでいた足元から、ガンコな汚れがついていたポケットまわりもキレイに。
「素晴らしいです。新品のようで。」とお惣菜屋の店主。
奥さんは、「落とす気すらなくしてました」と、洗濯しても落ちないため、諦めていたようです。
かなりたくさんのシミが落としきれないまま残っていたので、まるで新品のようにキレイになったズボンに驚きました。
達人の技、素晴らしかったです。
まとめ
10月3日に放送された「スッキリ」のスッキリTOUCHのコーナーで、シミ抜きのプロ・高橋勤さん(70)に密着していました。
高橋さんは、シミ抜きのプロ!
クリーニング店もその技術を学びにくる、シミ抜き流派・不入流(いらずりゅう)のトップで、祖主(そしゅ)と呼ばれるシミ抜きの達人です。
落ちないシミを撃退するため、ある商店街でシミ抜きを伝授。
◆白Tシャツのしょうゆ汚れや脇や首まわりのシミ撃退法
1.お酢&アルコールにつける
2.1時間放置
3.酸素系→尿素系漂白剤+オキシドールを塗る
◆ナイロンのバッグについたコーヒーのしみ
1.大根をスティック状にカット
2.大根に固形せっけんをつけて大根で衣類をこする
◆油汚れ!30種類以上のシミ
1.お酢&アルコールにつける
2.30分放置
3.酸素系漂白剤+オキシドールでこする
4.尿素系漂白剤+オキシドールでこする
5.こする~すすぐを繰り返す
と、シミ抜きを伝授してくれました。
衣類の油や落ちにくい汚れのシミ抜きの基本は
・お酢&35度以上アルコールにつける
・30分~1時間放置し、しっかりお酢とアルコールを染み込ませる
・酸素系漂白剤+オキシドールでこする
・尿素系漂白剤+オキシドールでこする
が大きなポイントのようです。
漂白剤については、酸素系の漂白剤を使った後、尿素系漂白剤を使い、しっかりと汚れが落ちていました。
達人の技を使うことで、家庭でもシミ抜きができますね。
落とせないシミはない、という達人・高橋勤さん。
達人の技を参考にしようと思います。