今や日常生活に欠かせない100円ショップ。
100円グッズの凄腕仕掛人の商品開発に密着していました。
新商品を開発し、ヒットを生み出す極意を探っていました。
生活に必要なものなら何でも揃う100円ショップ。
値段も手頃で、便利なグッズも多く、重宝されていて、市場規模も増えていますね。
万が一購入して失敗しても、100円だったらまあいいかな、と思い、試しに購入してみる、という声もあります。
目次
100円ショップで人気 KOKUBO
引用元:https://kokubopress.com/newsrelease/20190123_kokubo_gaianoyoake/
100円ショップを活用している人は知っている!というKOKUBOの商品
KOKUBOは、キッチングッズなどに力を入れていて、主婦に重宝されています。
・花卵コロン 2本入り 100円
コロコロ転がすだけでゆで卵がお花に大変身するグッズです。
ゆで卵の飾り切りなど、ちょっとした工夫でかわいらしい仕上がりに!
他にも、豆腐の上にスタンプすると豆腐に動物の模様が浮き上がる
・豆腐スタンプ 4個入り 100円
丸いハムをあっという間にリボンにしてしまう型抜き
・リボンハムカッター 1個 100円
マグカップで簡単にメレンゲを作れる
・メレンゲスティック 1本 100円
など、あったら便利なグッズを販売し、人気商品になっています。
100円グッズ開発KOKUBO あったら便利を形に!
100円グッズでヒット作を生み続ける会社が和歌山県にあります。
和歌山県海南市にある、小久保工業所。
小久保工業所の小久保好章社長が社内を案内してくれました。
会社の一室にショールームがあり、すべてKOKUBO商品!
現在販売中の商品だけで1000種類以上。
これまでに数多くの商品を世に送り出してきました。
・くるりんカッター
・輪ゴムホルダーが壁にピタッ!
など、目にしている方も多いのではないでしょうか?
メガヒット商品を紹介してくれました。
・くるりんカッター 1個 100円
野菜の真ん中へ差し込み、ハンドルを回すと野菜がらせん状に。
誰でも簡単にできるのが魅力ですね。
全ての商品開発に関わっているという小久保社長。
新商品の開発会議を行っていました。
企画書をチェックしているようです。
話を伺うと、
「冷凍のピラフはレンジでチンして食べると真ん中が冷たいことがあるので、このドーナツ状のプレートに盛り付けるとまんべんなく温かくなる」と小久保社長。
ドーナツ状の、”エンジェルプレート”と呼ばれる器に入れることで、冷凍されたご飯をむらなく温めることができる商品。
さらにもう1つの企画書もありました。
突っ張り棒関連のグッズのようです。
「突っ張り棒を置くと落ちたりするんです。それを何とか改善できないか」と話していました。
狭いスペースでも手軽にハンガーラックに変えてしまう突っ張り棒。
とても助かりますね。
ただ、ついつい多くかけすぎて落下させた方も多いのではないでしょうか?
大丈夫、と思い、ついかけすぎて落下させてしまった経験があるので、突っ張り棒が改善されるととても助かります!
突っ張り棒を落下させないため、両端を固定するのが「つっぱり補助板」
小久保社長は、
「なにかひと工夫。思いついてもたくさんの機能をつけない。
この商品は何をするものか考えて必要な機能だけでひと工夫させる」と話していました。
100円グッズの極意は、ほしい機能を1つだけ、1つの商品に、というのがポイントのようです。
・エンジェルプレート
・つっぱり補助板
は世に送り出されていくのでしょうか?
KOKUBO 企画後4ヶ月 試作品
企画がスタートして4ヶ月。
和歌山市の工場で、つっぱり補助板の試作品を作っていました。
まだ試作品段階。
最後に社長の最終チェックが入ります。
その1週間後、商品化を決定する会議が行われました。
「つっぱり補助板」は、つっぱり棒を設置したい箇所に取り付けます。
つっぱり補助板を設置し、突っ張り棒をつけ、完了です。
上から押さえても落ちません。
丈夫なようです。
つっぱり補助板は、商品化が決定しました。
突っ張り棒のズレ・落下防止
・つっぱり補助板(貼り直しOK!くり返し使える) 100円
さらに、冷凍食品などを温める時に利用するエンジェルプレート。
社長はサンプルを見て、すぐにOKを出しました。
・エンジェルプレート
も商品化が決定!
小久保製作所で取引先との商談会
会議で製品化が決定した2つの商品。
会議から4日後、取引先との商談会が行われました。
・つっぱり補助板
・エンジェルプレート
を小久保社長が売り込んでいます。
商談相手は、エンジェルプレートを見て、
「調理例があるだけで使い方が想像できていい」と、好感触。
新商品はかなり好評のようです。
11月には消費者の手元に届くかもしれません!
小久保社長は、
「皆さんお困りみたいで、イチオシ商品の2つです。1週間でも10日でも前倒しで発売できればいいなと思っています」と話していました。
100円グッズの極意は、あったら便利なことを形にすること。
これからもKOKUBO商品に期待が高まりますね!
まとめ
100円ショップを活用している人は知っている!というKOKUBOの商品。
あったら便利な商品を販売し、話題になっています。
100円ショップでお馴染みのKOKUBO
製品を生み出している小久保工業所は和歌山県海南市にあります。
現在販売中の商品だけで1000種類以上。
全ての商品開発に関わっているという小久保社長。
新商品の開発会議を行い、企画書をチェックしていました。
企画が上がったのは
・冷凍ピラフをまんべんなくあたためるドーナツ状の「エンゼルプレート」
・つっぱり棒が落ちないためのグッズ「つっぱり補助板」
どちらもあると助かる商品ですね!
100円グッズの極意は、ほしい機能を1つだけ、1つの商品に、というのがポイントのようです。
企画から4ヶ月、つっぱり棒補助板が完成し、試作品が出来上がりました。
エンジェルプレートと合わせて社長が2つの商品をチェック。
無事、2つとも商品化が決定!
その後、取引先との商談会が行われました。
・つっぱり補助板
・エンジェルプレート
は好印象のようです。
11月には全国で販売されるかもしれません。
便利で使いやすいアイテムを販売し、話題になっているKOKUBO
今後もどんな便利な商品を発売してくれるのか、楽しみです。