9月3日に放送された「マツコの知らない世界」
今回は、ウィキペディアの世界を紹介していました。
日常生活の中で、気になった言葉などすぐに知らない言葉を調べることができるインターネット百科事典ウィキペディア(wikipedia)
人物の名前や食べ物、地名、日常の事件にいたるまで、記事の数は日本語版だけで116万以上。
まさに世界一の百科事典です。
意外と知られていないウィキペディアの上手な活用法を公開、ということで、ウィキペディアの世界を教えてくれました。
日本語版ウィキペディアの記事を作成・編集するウィキペディアン、さえぼーさんが紹介してくれました。
目次
ウィキペディアン・さえぼーさん 290本の記事を書いた
引用元:https://thetv.jp/news/detail/201490/1223391/
ウィキペディアン・さえぼーさんが登場。
マツコさんは、さえぼーさんに、ウィキペディアを読むのが好きな人はたくさんいると思う、別に何を調べているというわけではなく、ウィキペディアを読みたいという方が多いと思う、と力説。
ウィキペディアは情報が多く掲載されており、参考になりますね。
ついチェックしてしまいます。
マツコさん、さえぼーさんに、「自分で自分の可愛さに気付いてないタイプよね」と一言。
さえぼーさん、淡々と説明してくれるのですが、確かにかわいらしい雰囲気の女性です!
マツコさんの、「私けっこうそういう女性好物なので」の一言も良かったです。
日本人は世界で2番目にウィキペディアを見ている!
さえぼーさんによりますと、なんと、日本人は世界で2番目にウィキペディアを見ている!ということです。
ウィキペディアは、304言語版あるらしく、ランキングも発表してくれました。
月間アクセスランキング
1位:アメリカ 30億
2位:日本 10億
3位:ドイツ 9.9億
4位:イギリス 7.8億
5位:インド 7.1億
辞書よりもすごいわよね、とマツコさん。
身近にあるので、調べる時はついウィキペディアを使い、助かっています。
多くの方が活用しているんでしょうね。
2018年 閲覧数が多かったワード
日本版ウィキペディアで、2018年に閲覧数が多かったワードを取り上げていました。
米津玄師さん、大坂なおみさん、中村倫也さん、今日から俺は!!
半分、青い。ポプテピピック、オーバーロード(小説)
話題になった有名人やドラマ、小説などが多数閲覧されたようです。
朝ドラや大河ドラマは日々更新されるので閲覧数が多いのでは?ということでした。
この中で、マツコさんが気になったのは、ポプテピピック
私も初耳でした!
ポプテピピックは4コマ漫画のアニメだということです。
アニメが放送され更新されており、閲覧数が多かったのでは?ということです。
ポプテピピックは全12話のみ。かなり話題になったようなので、気になりますね。
日本のウィキペディアの特徴として、コアなファンを持つアニメ・漫画などの記事が多いということです。
さえぼーさんプロフィール!東大卒 北村紗衣さん
さえぼーさんが、自身のプロフィールを簡単に紹介。
さえぼーさんは現在36歳。
本名:北村紗衣さんだということです。
出身:北海道士別市
職業:武蔵大学人文学部 准教授
-略歴-
2006年 東京大学 教養学部を卒業
2008年 東京大学大学院で修士課程を修了
2009年 イギリスへ留学し、ウィキペディアに出会う
これまで描いた記事は291
代表作:毛皮のマリー・ふらんす・「オブ・ザ・デッド」で終わる作品の一覧
さえぼーさんは、普段はシェイクスピアや演劇を教えているのだそうです。
イギリスに留学していた際、奨学金をもらって留学していたということで、少しでも社会貢献したい、とウィキペディアンになったそう。
さえぼーさんが書いた記事、「オブ・ザ・デッド」はかなりの人気。
なぜこんなに人気があるのかマツコさんが質問したところ、タイトルだけでゾンビ映画だとわかるよう日本では「オブ・ザ・デッド」が多用される、と答えていました。
さえぼーさんはこれを無償でやっており、むしろお金が出ていくんだとか。
学術論文をコピーする費用や、図鑑を自分で買う方とか、完全なボランティアだということです。
もはや趣味、とさえぼーさんは語っていました。
ウィキペディア ユニークな記事は「珍項目」で検索
さえぼーさんが紹介してくれたウィキペディアの世界。
なんと、ウィキペディアのトップページを開き、画面右上の虫眼鏡マークの検索する場所に
「珍項目」と入力すると、一味違った楽しみ方ができるんだそうです。
「珍項目」で検索してみたところ、確かに変わった記事の一覧が表示されました!
なんと、この変な記事に関しては、ウィキペディアンの間で選挙して選ぶということです。
普通の辞書にはない、ユニークな題材で書かれた記事は珍しく、新鮮ですね。
「珍項目」で検索すると、記事の中に、パンツ一丁、という言葉や、流行語にもなった、激おこぷんぷん丸、テレビ番組などで使われる、”スタッフが美味しくいただきました”、お姫様抱っこ、など、辞書にのってないような言葉が乗っているのも魅力のようです。
ウィキペディアでは、実用的な側面からロマンチックな側面まで、総合的に書かれています。
総合的に書く、というのはウィキペディアではとても大事だと思われていること、だとさえぼーさん。
「珍項目」は、現在292本あるということです。
中でもマツコさんが驚いていたのは”5秒ルール”
なんと、イギリスでも書かれており、研究もおこなわれたようです。
まさかの5秒ルールが日本だけではない、というのも驚きですね!
記事を書き修正編集を行うウィキペディアンがいる!
ウィキペディアには本当に正しいことが書いてあるの?と疑問に思った方も多いはず。
しかし、正しい記事を目指し、それを守るという作業を行うウィキペディアンという方がいらっしゃるそうです。
さえぼーさんもウィキペディアンです。
ウィキペディアンの悩みは「荒らし」
ウィキペディアは誰でも書き込めるのですが、そのため、荒らしやいたずらも多いということです。
最近の例でいくと、”35分間で荒らされまくり!高輪ゲートウェイ駅名発表”
高輪ゲートウェイ駅は、2018年12月4日に駅名が発表されました。
その前には、一応「品川新駅」として記事があったとのこと。
発表の1分後、高輪ゲートウェイ駅に変更されていたということです。
発表後の35分の間に、59回もいたずらの書き込みがあり、荒らしvs修正の繰り返しで、35分の間に59回も編集されたんだそう。
「ゲートボール」に書き換えた方もいたんだそうです。
その後、半保護、という形で、ベテランユーザーにしか編集できないモードにしたようです。
ウィキペディアの中には、管理者、という人がいて、記事の削除・荒らしをブロックする権限を持っている方がいるとのこと。
マツコさんが、「日本支部みたいなものがあるのよね」と話したところ、なんと、日本には支部がないということです。
支部についてはチャプターというらしいのですが、日本にはチャプターがなく、日本にはウィキペディアの正式な組織は何もないんだそう。
ボランティアで運営している形のようです。
ウィキペディアを支える地道な作業 妖精さんの草取り
ウィキペディア内部でボランティアしている方に対して、「妖精さんの草取り」
という言葉があるようです。
妖精さん、といわれるウィキペディアンの方は、初心者の記事をこっそり修正してくれる人。
初心者をいじめない、という決まりがあり、こっそり修正してくれるんだそうです。
編集するウィキペディアンの中には死神、という役割の方も。
なんと、有名人の死亡日時をプロフィールに反映するとのことです。
ウィキペディアンとのオフ会
現在、ウィキペディアンとして頻繁に活動する人数は約400人。
ユーザーネームがあり、オフ会を開いていました。
キャンベル・アーリーさん、ohgi(おーぎ)さん、海獺(らっこ)さん、Swaneeさんなど。
本職はバラバラで、さえぼーさんとキャンベル・アーリーさんは大学教授。
ohgi(おーぎ)さん、海獺さんは会社員でした。
Swaneeさんは兼業主婦。
Swaneeさんはアカウントを取ってから今年10年目ということで、何と記事は600本ほど書いているということです。
すごい量ですね!
記事数において右に出るものはいない・女性ウィキペディアンのSwaneeさん。
代表作は、ポチ(北海道犬)、浅草花やしきの象、スージー(チンパンジー)、スーダン(サイ)
Swaneeさんが書いたライオンの記事は、3、4年前に書いた記事だということですが、未だに1日100件くらい読まれている、ということです。
ウィキペディアンも認めるSwaneeさんが書いた記事、「ツァボの人食いライオン」
4ヶ月もかけて書き上げたという超大作です。
記事を書いて14年になるというウィキペディアン・のりまきさん。
代表作は、日本鉱山の大煙突、高尾山古墳、大嶺炭田、中小坂鉄山
のりまきさんの悩みは・・・?
一条さゆりさんというストリッパーの記事を書こうとして、資料を全部集めたものの、あまりに資料が偏っていて、書き方も難しく、お手上げ状態でどうしようかと悩んでいると明かしていました。
最も歴が浅いのは、キャンベル・アーリーさん。
代表作は、ソーヴィニヨン・ヴェール、ピノ・グリ、グレコ、カナリ・ノワール
悩みは、何をやったらいけないかが周りに人がいないとわからない、と明かしていました。
たまたま近くに教えてくれる人がいたので編集できたんですけど・・・と、キャンベル・アーリーさん。
なんと、さえぼーさんの連れ合いということで、驚きました!
さえぼーさんは、大学で、研究者や翻訳者、図書館にお勤めの方に、ウィキペディアの書き方を教えるイベントをしているということです。
記事を管理するウィキペディアンも!
記事を書くのではなく、管理するウィキペディアンもいるということです。
記事が荒らされた場合、1回それをストップし、保護するという役割。
新規参入者がいたずらできないようにするため、管理することも必要なようです。
荒らしを常に監視し、しっかり正しい情報を伝えるため、管理してくれるウィキペディアンの方がいらっしゃるようですね。
家に帰ると、いたずらされていないかチェックしているということで、とても大変そうです。
ウィキペディア メインページで2倍も3倍も楽しめる
ウィキペディアは、メインページで2倍も3倍も楽しめるということです。
意外とウィキペディアのメインページを見ることはないですね。
検索が必要になり、調べることはありますが、メインページの存在は知りませんでした。
メインページを活用することで、さらに楽しめるということです。
https://www.wikiwand.com/ja/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
ウィキペディアのメインページには意外な発見も多いようです。
メインページの右上には現在の記事数が表示されています。
今日の一枚、ということで、今日選ばれた写真も。
また、選り抜き記事、という画面もあります!
メインページ、初めて見たのですが、意外と毎日メインページをチェックすると発見もありそうです。
選り抜き記事・秀逸な記事に★
メインページの中で、選り抜き記事、と書かれている欄には金色の★マークが!
選り抜き記事は、秀逸な記事として認められているとのこと。
秀逸な記事は、ウィキペディアンの投票で選出される内容が充実していて信頼性の高い記事といわれているようです。
金色の★がついているページは、ノストラダムスなど。
金星マークの秀逸な記事は、信頼性のある記事の証だということです。
金星マーク、全く知りませんでした!
また、青の★は、「良質な記事」だと言われているようです。
青い★がついている記事は、今のところ1474本。
ウィキペディアを楽しむ時に読むのは、青い★がついている記事を読むのがおススメだということです。
金の★は「秀逸な記事」
青の★は「良質な記事」
さえぼーさんオススメの”秀逸な記事”
讃岐うどん、姫路城、チンドン屋、ばね、ナリタブライアン、三島由紀夫、余部橋梁、地方病(日本住血吸虫症)、テイルズ オブ レジェンディア
さえぼーさんオススメ”良質な記事”
渋谷スクランブル交差点、食品サンプル、恋人たちのクリスマス、伊能忠敬、小田急2600形電車、日の丸弁当、激おこ ぷんぷん丸、スタッフが美味しくいただきました、ダ埼玉
だということです。
記事をチェックしてみたいですね。
調べる時、よくウィキペディアを使ってみましたが、知らないことがたくさんで勉強になりました。
メインページを活用し、もっとウィキペディアを楽しみたいと思います。
まとめ
9月3日に放送された「マツコの知らない世界」
今回は、ウィキペディアの世界を紹介していました。
さえぼーさんが、意外と知られていないウィキペディアの上手な活用法を公開、ということで、ウィキペディアの世界を教えてくれました!
日本人は世界で2番目にウィキペディアを見ているということです。
さえぼーさんが、自身のプロフィールを簡単に紹介。
さえぼーさんは現在36歳。
本名:北村紗衣さん。普段は大学准教授として働いているということです。
さえぼーさんのように、記事を書いたり、編集・修正を行う方たちをウィキペディアンと言われています。
ウィキペディアのおススメはトップページを開き、「珍項目」
ウィキペディアはトップページで楽しめるということで、発見がありました。
正しい記事を目指し、それを守るという作業を行うウィキペディアンという方がいらっしゃるそうです。
さえぼーさんもウィキペディアン。
ウィキペディアンとして頻繁に活動する人は約400人。
ウィキペディア内部でボランティアしている方に対して、「妖精さんの草取り」
という言葉があるようです。
妖精さん、といわれるウィキペディアンの方は、初心者の記事をこっそり修正してくれる人。
編集するウィキペディアンの中には死神、という役割の方も。
なんと、有名人の死亡日時をプロフィールに反映するとのことです。
ウィキペディアは、メインページで2倍も3倍も楽しめるということです。
メインページには、金色の★マークがついている記事があります。
金色の星は、秀逸な記事を示しているということです。
金の★は「秀逸な記事」
青の★は「良質な記事」
ということで、メインページからさらにウィキペディアを楽しめそうですね!
ウィキペディアのメインページを開いたことがなかったので、今後はメインページでさらにウィキペディアを楽しめそうです。
さえぼーさんの説明はとてもわかりやすく、普段何気なく使っているウィキペディアも、いろいろな楽しみ方がある、と知りました。
また、ウィキペディアンさんたちのボランティアにより、ユーザーが楽しめる、ということで、ウィキペディアンさんたちに感謝!ですね。