
2025年4月21日に放送された「THE TIME」、”TIMEマーケティング部”で発酵あんこを紹介していました。
あんこが大好きな川田裕美アナウンサーが発酵あんこの世界をマーケティング。
スーパーフードといわれる小豆。
女性の不調をカバーしてくれます。
ポリフェノール、食物繊維、カリウム、鉄分が豊富で女性にとって良いこと尽くし。
発酵あんこの効能と、作り方をまとめてみました。
和のスーパーフード 発酵あんこ
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和の新スーパーフード「発酵あんこ」が今注目されています。
砂糖を使っていないのに優しい甘さがある発酵あんこ。
最近の発酵食品ブームの影響を受け、女性を中心に注目されています。
低糖質で腸活もできる発酵あんこ。
炊飯器を使い、自宅で簡単に作ることができるんです。
令和の最強スイーツ・発酵あんこをマーケティングします。
川田さんが向かったのが日本食のセレクトショップAKOMEYA
米糀と小豆で作った発酵あんこが発売されています。
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・米糀と小豆で作った発酵あんこ 540円
砂糖不使用なので、健康を気にする方もおいしくいただくことができ、優しい甘味が特徴。
店頭に並び始めたのは2023年。
AKOMEYAの発酵あんこはジャム&はちみつのカテゴリーでは売上数は第3位だということです。
近年じわじわと人気が高まり、デパ地下でも販売されています。
街のパン屋さんでも発酵あんこを使ったパンが人気です。
発酵あんこは女性の不調をカバー
イシハラクリニック副院長の石原新菜さんも、「小豆は本当にスーパーフードです。
女性の不調をほぼカバーしてくれるのが小豆。
ポリフェノールが赤ワインの2倍。食物繊維もごぼうの4倍。
カリウムも豊富なのでむくみが取れる。
鉄分が豊富なので貧血の予防、改善につながります」と小豆の効能を大絶賛しています。
あずき+麹=発酵あんこ
石原新菜医師は、「発酵することによって小豆の栄養素の吸収が良くなるんですね。
さらに麹菌も一緒に摂れるので、2つを一緒に摂ることで食物繊維が”腸内の善玉菌”の餌になり、どんどんいい菌が増えていく。
ダブルで摂れるのが発酵小豆」と教えてくれました。
発酵あんこの作り方
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小豆と麹で作った発酵小豆は自宅で簡単に作ることができます。
料理家・発酵マイスターの榎本美沙さんに作り方を教えてもらいました。
榎本さんは発酵あんこ作り動画が150万回再生され、レシピ本も出版しているスペシャリストです。
砂糖を使わない「発酵あんこ」
小豆・米麹・塩で甘くなるスーパーフードです。
「小豆さえゆでてしまえば、あとは炊飯器まかせで作れるので簡単なんですよ」と榎本さん。
・小豆 200g
・乾燥米麹 200g
・塩 小さじ 1/4
発酵あんこの作り方
1.あずきを下茹でします。水と小豆入れて火にかけ沸騰したら、一度その湯を全部捨てて水切りします。
2.水3カップを鍋に入れ、小豆を弱火でじっくり50分煮込みます。(新豆の場合は30分で大丈夫)
3.あくを取り、混ぜて火の通りを均一にします。
4.少し器にとって茹で上がりを確認。軽くつまんでスッと潰れるようになればOKです。
5.小豆の湯をざるで流し、茹で汁は取っておきます。
6.茹で上がった小豆を炊飯器の内釜に入れ、60℃まで冷まします。
7.60℃まで下がったら米麹を加え、小豆をつぶすようにかき混ぜます。
8.ゆで汁を加え固さを調整します。(パサパサ感がないようにゆで汁を追加)
9.炊飯器の保温モードで発酵させます。ポイントはフタをしないこと。濡れぶきんなどをかけて発酵させます。
10.濡れぶきんをかけて10時間ほど、保温モードにして発酵させます。
11.塩小さじ1/2を加え、なじませて甘さを引き立たせたら完成です。
発酵あんこ作り最大のポイントは温度管理。
炊飯器の内釜に入れて60℃まで冷ますのが重要です。
温度が高すぎても低すぎても甘いあんこにならないため温度はしっかり60℃になるようにしましょう。
60℃になると米麹由来の酵素がでんぷんを糖に変えて甘みを出してくれるんです。
炊飯器で発酵させる際、炊飯器のフタをしないことがポイントです。
フタをしてしまうと温度が高くなりすぎてしまい、甘くならないんだそう。
フタをせず、濡れぶきんをかけて発酵させます。(フタは開けたままです)
炊飯器の保温モードにして10時間後、小豆と塩麹がなじんでいるような感じに。
冷凍庫では1ヶ月保存できます。
発酵あんこ お味は?
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あんこ好きの川田さんは発酵あんこを食べて、「ふんわりとした甘み」とおかわりして食べています。
あずきと麹のダブルパワーで身体にとても良さそうです。
発酵あんこをバニラアイスに混ぜたり、あんバタートーストにするのがおすすめ。
スタジオでは発酵あんこを使ったあんパンを試食。
麹の風味があり、自然な甘さで美味しいと好評でした。
小豆本来の味をしっかり感じられるということで、栄養面だけでなく、味も美味しいようです。
川田裕美さんはおすすめに、とあんパンの隙間にバニラアイスを入れて食べることをおすすめしていました。
バニラアイスを挟むことでよりマイルドになり、あんパンの美味しさが引き立つんだそう。
発酵あんこは女性にとって救世主のようなスーパーフード。
冷凍保存できるので、多めに作って冷凍しておくのも良さそうです。