6月10日放送の「ヒルナンデス」の”料理の超キホン検定”梅雨入りSPのコーナーで、料理家・あまこようこさんから「カレー」に関するキホンが発表されました。
家庭の定番料理カレー。
カレーは美味しく、家庭でも大人気ですね!
各家庭でアレンジしたり、かくし味なども魅力です。
カレーを作る上で知っておかなければならない大事な注意点があるということです。
まさに料理の超キホン!
注意点を守り、美味しいカレーを作りましょう。
目次
カレーの注意点その1
カレーを美味しく食べるために、正しい方法でカレーを作りたいですね。
基本をチェックし、美味しいカレーを作りましょう。
溶け切っていないルゥの塊が入っていた!
実は、正しい方法でルゥを入れれば、溶け残りは防げるのです。
カレーのキホン
1.具材を炒め、水を加えて煮込みアクを取る
2.火を止める
どのメーカーのパッケージの説明書きにも書いてあるということです。
火を止め、ルゥを溶かす、と書いています。
では、なぜ火を止めないといけないのでしょう?
実は、ルゥに含まれる小麦粉のでんぷんは、80℃以上でのりのような状態になる性質があります。
カレーの具材を煮込み、沸騰した状態で、80℃より厚い鍋にいきなりルゥを入れると、このでんぷんの性質がのりのようになり、ルゥの表面に膜ができ溶けにくい状態になってしまうのです。
そのため、まず火を止め、鍋の温度が少し下がるのを待って、ルゥを入れましょう。
温度が下がった状態でルゥを入れると、ルゥが自然に溶け出し、柔らかくなってきます。
あとはおたまなどを使い、完全に溶かして完成です。
ルゥが溶けたら火をつけ、弱火でじっくりと煮込むと良いということです。
これでルゥの塊が残る心配はありません。
弱火でじっくり煮込む際、時折おたまでかき混ぜることも大切です。
弱火だからとうっかりしていると、底が焦げてしまうこともあります。
カレーの注意点その2
カレーは一晩ねかせるとさらに美味しくなりますね。
一晩ねかせる際、しっかりと冷蔵庫で保存する、というのも重要です。
カレーを温め直す時に注意点が!
温め直す時にも注意点があります。
冷めたカレーを温め直す時、火をつける前に、絶対やらなければならないことはなんでしょうか?
正解:かき混ぜる
実は、かき混ぜることをせずに火をつけると大変なことになる場合があるんです。
焦げる、という心配もありますが、それだけではないんです。
もしかき混ぜずに温めた場合、鍋の上の方は冷たく、火に近い鍋の底は熱々、という状態に。
実は、この状態に何らかの衝撃が加わると、熱々になった部分が飛び出す可能性があり、とても危険なのです。
これはカレーに限らず、冷めた液状のものを温め直す時は同じだということです。
味噌汁でも爆発して飛び出すことがあるので要注意!
てっきり、カレーのように固まってしまう液状の料理だと思っていたので、まさか味噌汁でも爆発してしまう、ということに驚きました。
液体状のものは、必ずかき混ぜてあたためましょう。
カレーを温め直す時は、かき混ぜてから火をつける!ことが大切です。
家庭料理で大人気のカレー。
家庭で作る場合は、自分好みの具材を入れ、家庭でのカレーの良さもありますね。
作り置きできるのも魅力です。
調理も簡単なので、これまで注意書きを読まずに作っていました・・・。
今後はこの注意点を守ってカレーを作ろうと思います!
まとめ
カレーを作る時の注意点が2つ紹介されました。
1つは、具材を煮込み、アクをとった後、少し冷ましてからルーを入れること。
冷ましてからルーを入れることにより、溶け残しがなく、美味しいカレーが完成します。
2つ目は、2日目のカレーを温め直す際、しっかりとかきまぜてから温めなおすこと。
かき混ぜずに温めると、熱々になった部分が飛び出し、爆発してしまう恐れがあるということです。
子供から大人まで、大人気のカレー。
しっかりと基本を守り、美味しいカレーを作りたいですね。