1月19日に放送された「つぶれない店」で、つぶれそうな店を大企業の経営者が立て直す!という、”つぶれない店 ビフォーアフター完結編”を放送していました。
今回立て直すお店は、京成電鉄実籾駅から徒歩3分。大通りから1本中に入ったところにある、イタリア料理店・きむらさん家。夫婦2人で切り盛りするお店は、お客さんが1日1人だけという日も珍しくなく赤字経営。
お店を立て直すべく立ち上がったのは、銀だこの佐瀬社長。
目次
12月19日 リニューアルオープン 伊太そば
12月19日にきむらさん家、改め、伊太そば、としてリニューアルオープンしました。
イタリアンとラーメンが融合した伊太そば。
見た目も美味しそうです。
豚骨イタリアンラーメン・伊太そば
場所は千葉県習志野市実籾5-8-8
実籾駅から徒歩3分、千葉銀行実籾支店裏の公園の前です。
◆営業時間
ランチタイム 11:00~15:00
夜 17:00~21:00
スープがなくなり次第終了、ということです。
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豚骨ラーメンとイタリアンの良いとこ取りの伊太そば!ラーメンよりのイタリアン。
伊太そばとは?
パスタに使用するデュアル小麦と国産小麦をブレンドし独自の製法で作り上げた生麺。アルデンテのコシと香り中華そばのうまみを同時にお楽しみいただけます。
見た目はイタリアン風で美味しそうな伊太そば。
「イタリアンが高級ラーメンに!」、お店を訪れた人は、「美味しかった」と好評のようです。
1月は定休日なし、ということで、オープンから1ヶ月経った今も人気の様子。
伊太そばは、最初は1日50食の予定だったということですが、現在は、ランチタイム、夕食時、とそれぞれ50杯ずつ。
お昼50杯、夜50杯、ということで、1日100杯提供しています。
リニューアルオープン後、大盛況のようです。
1番人気はカルボナーラなんだそう。
伊太そば、とても美味しそうです。
銀だこ 佐瀬社長!
みなさま、おはまぅ😃
今日は📺【つぶれないお店】の日❣️😆
夫婦で経営、年間利益16万のイタリアンのお店💦
銀だこ佐瀬社長が立て直す✨
前回は材料費削減&低コストを見込み、メニュー1を品に絞りました❣️😆
今日の放送は店舗の立て直し✨😃
おもしろいにゃ😊✨
今日たの❣️ pic.twitter.com/4mZ5j7QgXj
— にゃろねこ❄創作ツイート姐さん (@nyaronekoko) January 18, 2020
1日1人しか客が来ないイタリア店を立て直すために立ち上がったのが、年商317憶円の銀だこ(株式会社ホットランド)社長・佐瀬守男さん(57歳)
佐瀬社長、お話を伺ってから、実籾駅を3回も訪れ、頭の中がきむらさんだらけになった、というほど熱心に立て直しを考えてくれていたようです。
佐瀬社長がきむらさん家の改善策をチェック。
きむらさん家 改善策
きむらさん家の改善策
1.調理場が見えない
2.席数が多い
3.店名
4.値段が高い
5.メニューが多い
ダメ出しプランが多い中、佐瀬社長が考えた立て直しプランが、メニューを1個にしてしまうこと。
◆経営の匠 立て直しプラン
・料理を1品に絞る
・行列が看板になるお店
そのために社長が絞り出した1品は・・・?
「伊太そばっていい名前かなぁと」と佐瀬社長。
イタリアンのパスタ×ラーメンが融合した料理・伊太そば。
伊太そば 味は4種類
伊太そば、と聞いて、スタジオでは「美味しそう!」という声が相次ぎ、好評でした。
味は、
・カルボナーラ
・ジェノベーゼ
・アラビアータ
・ポルチーニ
の4種類。
さらに、お店のデザインも大胆な変更に!
ごちゃごちゃしていた雰囲気の店内をスッキリするように支持。
・32席→8席のカウンター
・オープンキッチンに変更
お客さんから顔が見える明るいお店を目指します。
超人気デザイナーとDIY改装
お店や自宅にあった不用品を売り払い、32万円でお店を改装。
お店の改装は、数々の人気店の内装を手掛けて来た内装の匠・上野幹恭さん。
資材を入手するため、上野さんと奥さんはホームセンターへ。
旦那さんはメニュー開発を行うことに。
木材を購入し、タイルを張替えるためのセメントなどをホームセンターで購入。
そして照明コーナーでお店に合った照明を匠が選び、材料費は合計26万9230円。
改修工事の前に、匠・上野さんの事務所で仕込み作業。
木材の塗装を奥さんと上野さんが行っていました。
するとそこに長男がお手伝いに。
木村さん夫妻には3人の子どもがいます。
子どもたちに苦労をかけないためお店を立て直したい、と番組に応募したようです。
仕込み作業2日目には、長男だけでなく、次男・三男の姿も。
家族みんなで立て直しのため頑張っていました。
改装1.店に入りたくなるウッドデッキ
改装2.タイル用接着剤で味のある壁に
お子さんたち3人も協力してお店の壁にするためお手伝い。
匠の技で、32万円で素敵な店内に改装!!
店内の様子がほとんどわからない状態だった「きむらさん家」が、イタリアンから和テイストのお店のなり、外観もスッキリ。
明るい印象のお店に変わりました。
イタリアンの暖簾に、外壁はグレーで統一。
入りやすい明るい入口になっています。
ガラス部分を大きくすることで、扉はお店の中が見え、入りやすい雰囲気に大変身。
イタリアンカラーの素敵なのれんは奥さんが手作りした物でした。
店内に入ると、銀だこの佐瀬社長も驚き。
「すごい変えた!」と笑顔です。
以前は狭い空間にテーブルが4つ置かれ、様々なものであふれかえった雑然とした店内でしたが、座席をカウンター8席にすることで見た目もすっきり。
匠の指導のもと、奥さんと3兄弟が力を合わせ作り上げた素敵な店内に。
様々な紙が貼られていた壁も、外壁同様グレーで統一してすっきりとしたお店に変わっていました。
店内の照明も、匠の案で、料理が主役になるようカウンターの上のみに配置され、店主が調理している姿もよく見えます。
「伊太そば」が主役となる照明になり、お店もすっきり。
快適な空間になっています。
予算32万円で大変身。
匠の技、素晴らしいです。
「よく作れたな、短い時間で」と佐瀬社長。
お店の端からでも厨房が見える形になっていて、注文後、待っている時間も調理する姿を見ることができ、飽きずに過ごせそうです。
これを見た銀だこの佐瀬社長は、100点ですよ、と大絶賛。
よく予算32万円でできたね、と喜んでいました。
伊太そば、ということでラーメンに変わったため、設置された”ゆで麺器”
実は、銀だこさんからプレゼントされたもの。
銀だこさんが昔使っていたものをプレゼントしたということです。
佐瀬社長の優しさが見えますね。
ここには佐瀬社長のある熱い想いがあったんです。
銀だこ 佐瀬社長の熱い想いに隠された理由とは?
銀だこの佐瀬社長。
きむらさん家、を立て直すためかなり親身に協力しています。
話を伺うと、佐瀬社長、23歳の時、1番最初に作った店が全く似ていた、ということです。
「10坪くらい、1,2階で、家賃も多分一緒だと思う」と佐瀬社長。
今から34年前(1988年)ホットランドやきそば桐生店をオープンした佐瀬社長。
初日は1食しか売れず、売上は350円。
どん底のスタートから苦労に苦労を重ね、今や東証一部上場に。
自身の第一歩と似ていたきむらさん家には、何としても這い上がって欲しい、という熱い想いが込められていました。
オープン・・・と思いきや!
内装も整い、いよいよオープン、と思いきや、まさかの問題が発生。
「8人同時に来て本当にさばけるのか、特訓しかないと思います。ここからは」と社長。
改装した様子を見た直後、「今日からやらないと間に合わないかな」と、シミュレーションスタート。
佐瀬社長、仲間を読んでいて、決めた味がでるかどうか8人同時にさばけるのか、シミュレーションをすることに。
実践さながらのシミュレーションにトライ。
しかし、ダメ出し連発。
伊太そば、オープンまであと4日。
実践シミュレーションを行ったところ、伊太そばが出てくるまでに時間がかかりすぎる、という問題に直面。
カルボナーラ・ジェノベーゼ・アラビアータ・ポルチーニ、と4種類にしたのですが、一度に8人接客、となると、メニューの説明や接客、商品を出すまでに時間がかかってしまうことに。
ベースのスープは統一しているものの、トッピングなどは各自違うので、盛り付けなどはやや複雑。
味は大丈夫、ということですが、注文後、12分から15分後という遅さ。
6人目にいたっては、入店から30分後という事態に。
味は美味しいということですが、8人同時に接客となると、お水のグラスがあいてしまったり、お店を出るお客さんにお礼を言うタイミングを逃す、という形になってしまいました。
シミュレーションで見えた改善点
・料理の説明
・注文の対応
・トッピングを忘れる
・提供時間
・水のお代わり
・片付け
中でも、提供時間がかかりすぎる、というのは一番致命的。
そこで、本来はリゾットとしてシメに提供していたものを替え玉に変更することを提案した佐瀬社長。
リゾットにすると時間がかかりすぎてしまうため、替え玉にすることで時短にするようです。
また、「お客さんが帰った時、ありがとうございましたが少ない」と指摘。
8人同時の接客、ということで、慣れるまでに時間がかかると思いますが、店を出るお客さんへの声かけがない、というのはあまり良い印象を与えませんね。
切り盛りすることで余裕がなくなっている木村さん夫婦に、佐瀬社長が愛情あるダメ出しです。
本日は銀だこを展開するホットランドさんの佐瀬社長はじめ幹部の皆さんと懇親会でした。
今年、ホットランドさんと弊社で新しい取り組みが出来そうでとても楽しみです!
昨年6月の瞳さんのプロフェッショナル仕事の流儀出演が本当にいろんなご縁を繋いでくれています。
感謝です。 pic.twitter.com/n9porzRGV6— oguris (@ogr_brother) January 16, 2020
「わざわざ遠くから来てくれる人もいるから、そこは気持ちで返さないと。その気持ちだけは忘れないでほしい。俺だったら窓をせっかく開けてもらったんだから、顔出して手振っちゃう。そのぐらいの余裕もてると思うよ」と、佐瀬社長。
ありがたい言葉です。
きむら夫婦も納得している様子。
オープンまでの残り期間、銀だこの会社・ホットランドの商品部マネージャーさんが協力し、問題点を克服できるようシミュレーションを続け、頑張っていました。
提供の遅さを改善するため、奥さんが手を離せない場合は旦那さんが提供し、以前よりもスムーズに提供できるよう変わっています。
12月19日 オープン当日!
12月19日、とうとう伊太そばはオープン当日を迎えました。
オープン時間は午前11時。
リニューアルオープン、成功するのでしょうか?
オープン後、お客さんが1人入ってきて、奥さんの接客も慣れている感じです。
全てのお客さんに、入店から5分以内で商品を提供。
オープンから10分で満席になりました。
お客さんに味の感想を聞いたところ、「めちゃくちゃおいしいです」と好評のようです。
オープンから1時間後、外を見てみると、人が並んでいます。
午後3時にランチ営業終了。
初日のランチは30食。
美味しい、次は何を食べようかと思った、と満足したお客さんが続出。
午後5時 再びオープン
夕方午後5時。
再びオープンすると、午後6時には満席に。
お客さんが途切れることなく、閉店30分前の午後8時30分には、スープがなくなってしまい閉店。
リニューアルオープンした伊太そば。
初日は目標の50杯を達成しました。
銀だこの佐瀬社長のアドバイスも的確でわかりやすかったですが、きむらさん夫婦も、懸命に頑張っていました。
その成果が出たようです。
オープン初日は大成功。
閉店後、佐瀬社長が来店。
「お疲れ様でした。疲れたでしょ!でも50杯売れてよかったね」と優しい言葉をかけていました。
宣伝もほとんどしていないので、これはすごいと思います、と夫婦の努力を認めている佐瀬社長。
「外で聞いても評判良かったよ」と話していました。
実は佐瀬社長、オープンが気になっていたようで、お昼も夜も見守っていたんです。
佐瀬社長がここまで情熱を注ぐ理由、それは・・・
「銀だこ創業した時、お金もないし何にもなかったんですよ。ただ、大勢の人が支えてくれて助けてくれて、力になってくれて、今までやってこられたと思っているので、ちょっとでも恩返しになればいいな、というその想いだけだったんです。
ここからが一番大変だからね、まずは一安心。ここから2人がもっと頑張ってもらって応援しますんで。いっしょにがんばりましょうね」と話していました。
きむら夫妻も社長に感謝しているようです。
きむらさん家、改め、「伊太そば」初めの一歩は大成功!!
いつの日か、大通りまで行列ができますように。
まとめ
1月19日に放送された「つぶれない店」で、つぶれそうな店を大企業の経営者が立て直す!という、”つぶれない店 ビフォーアフター完結編”を放送していました。
今回立て直すお店は、京成電鉄実籾駅から徒歩3分。大通りから1本中に入ったところにある、イタリア料理店・きむらさん家。お店を立て直すべく立ち上がったのは、銀だこの佐瀬社長。
12月19日にリニューアルオープンした伊太そば
場所は千葉県習志野市実籾5-8-8
実籾駅から徒歩3分、千葉銀行実籾支店裏の公園の前です。
◆営業時間
ランチタイム 11:00~15:00
夜 17:00~21:00
スープがなくなり次第終了、ということです。
パスタに使用するデュアル小麦と国産小麦をブレンドし独自の製法で作り上げた生麺。見た目はイタリアン風で美味しそうな伊太そば。
「イタリアンが高級ラーメンに!」、お店を訪れた人は、「美味しかった」と好評のようです。
オープンから1ヶ月経った現在も大盛況。
最初は1日50食の予定だったということですが、現在は、ランチタイム、夕食時、とそれぞれ50杯ずつ。
1日100杯提供しています。
銀だこの佐瀬社長、イタリアンのお店、きむらさん家、をリニューアルオープンさせるため、2つの提案を行いました。
◆経営の匠 立て直しプラン
・料理を1品に絞る
・行列が看板になるお店
匠に内装を依頼し、32万円で内装を大変身。
奥さんと3兄弟も協力し、匠の指導のもと、素敵なお店が完成しました。
メニューは伊太そばに絞り、味は、カルボナーラ・ジェノベーゼ・アラビアータ・ポルチーニの4種類。
32席あった席も、カウンター8席にして、大改装。
スッキリした店内に生まれ変わりました。
リニューアルオープン3日前、佐瀬社長がシミュレーションを提案し、実行したのですが、提供時間がかかりすぎることでダメ出し。
きむらさん一家は夫婦とお子さんの協力のもと、早く提供できるよう努力し、オープン当日は1人につき5分で商品を提供。
初日はスープがなくなってしまい、30分早く閉店する形に。
銀だこの佐瀬社長は朝・晩と心配し、お店の様子を外から伺っていました。
佐瀬社長がここまで情熱を注ぐ理由、それは・・・
「銀だこ創業した時、お金もないし何にもなかったんですよ。ただ、大勢の人が支えてくれて助けてくれて、力になってくれて、今までやってこられたと思っているので、ちょっとでも恩返しになればいいな、というその想いだけだったんです。
リニューアルオープンから1ヶ月経った今も、伊太そばは1日50杯の予定が昼・夜各自50杯。
合計100杯提供していて、スープがなくなり次第終了、となっています。
現在も大人気のようで、今後も人気は続いていきそうですね。