京大准教授「とっとと感染しちまえ」過激ツイート!その真意は?

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4月5日に放送された「サンデーステーション」で、京都大学の准教授が過激な言葉、「とっとと感染しちまえ」と、街で出歩く若者に新型コロナウイルスの危険性を呼びかけたことを紹介し、准教授にインタビューしていました。

年代だけでなく、高齢の方たちも危機感に対する考え方はかなり温度差があり、驚くことも多いです。

ツイッターを使うことで、若者たちに危機意識をわかりやすく伝えようとした京大准教授の宮沢孝幸さん。

この過激ツイートには、深い意味がありました。

目次

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京大准教授「とっとと感染しちまえ」が話題に

京都大学の准教授のツイートが話題になっています。

宮沢孝幸さんのツイートです。

飲んだら、会話するだろ。大声になるだろ。それが危険なことわからんやつは、とっとと感染しちまえ

いつかはお前もかかる。かかった時助かるように、いまからなるべく栄養つけろ。よく寝ろ。

など。

言葉が汚くてすみません、と前置きした上でのツイートです。

ツイッターに投稿したのは、京都大学でウイルス・再生医科学研究所宮沢孝幸准教授

ウイルス学を研究している宮沢准教授。

その投稿が話題になっています。

学者という立場で発した少々荒っぽいイメージの数々。

そこには、ある想いが込められていました。

宮沢准教授にインタビュー。

今回に関しては本当にかっこいいことを言ってたってしょうがないんですよ。何とかわかりやすく普通の人に知らせなきゃいけないなと」と話していました。

若者の受け止め方は?

街中で若者世代にこのツイートをどう受け止めたのか、質問すると・・・

16歳の高校生は、「自分には響かなかったですけどわかりやすい言葉は伝わるので良いと思う」と話していました。

また、20歳の専門学生は、「深刻ではあるけれどもそんなに自粛し、すごい縮こまるべきではないというのが個人的意見」と一言。

16歳の女子高校生は、「わかりやすくても上から目線みたいな感じで従えない」と話していました。

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就職もバイトもできなくなるぞ。お前らの将来真っ暗やで。今止めなアカン

先生に若者たちのインタビュー内容を伝えたところ、

宮沢准教授「じゃあ僕が言いますよ。お前らこれからどうなるか分かっているのか?って。

お前ら就職もバイトもできなくなるぞ。お前らの将来真っ暗やで。それでいいの?

今止めなアカンで、って言ってやります」と強い危機感を伝えていました。

世界中で感染者がかなり増えている新型コロナウイルス。

経済にもかなりの大打撃、と言われており、このまま感染を広げてしまうとまさに宮沢准教授がおっしゃることは、このまま危機感なく過ごすことで現実のものになると思います。

わかりやすく、ややキツイ口調のツイートですが、誰にでもわかりやすく、とするためにはこのくらいの言葉でないと伝わりづらいのかもしれません。

何とか自粛し、少しでも感染拡大を防いでいけるようにする必要があると思います。

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感染拡大防止に必要なのは、発想の転換

宮沢准教授は、感染拡大防止に必要なのは、発想の転換だと訴えます。

・自分は今、感染している!(無症状で)! 誰にも移しちゃいけない!そう考えるところから始まる。

・移らんようにするより、「移さんこと」に意識を集中する。

ちょっとドキッとするような強い言葉。

数字に現れた危機意識の低さ

日本では危機意識が低いとして、宮沢准教授はツイートしたのですが、それを裏付けるようなデータが4月3日に発表されました。

スマホの位置情報を131の国と地域で移動情報を分析したものです。

◆外出せずに住宅にとどまる動きをした人の増減

・アメリカ 12%

日本     7%

・イタリア 24%

・スペイン   22%

グーグルが移動情報を分析。

先月29日までの6週間と、今年はじめのデータを比較したところ、週末、外出自粛要請が出ている日本はわずか1桁。

自粛の動きが鈍いことがわかります。

また、他にもこんなデータが。

◆職場に出入りする人の動き

・アメリカ -38%

日本    -9%

・イタリア -63%

・スペイン  - 64%

これは職場に出入りする人の動きです。

これを見ると、日本はテレワークのを進める動きも世界的にみて遅れていることを現わす結果となりました。

他の国と比較すると、日本はかなり危機意識が低いようです。

何とか感染拡大を防ぐ必要があります。

自分はかからない、若者は症状が軽い、という考えのインタビューを目にすることも多いですが、実際には若い世代や子どもも感染し、重症になっている方もいらっしゃいます。

宮沢准教授のツイートを参考にし、1人1人が移さない、の意識を持ち、自粛することが大切なのではないでしょうか。

宮沢准教授のツイート。

今後想定できる最悪のシナリオにならないよう、きつい口調のツイートですが、心の温かさは伝わってきました。

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