11月15日に放送された「めざましテレビ」の”ココ調”のコーナーで、激売れ災害用グッズ第2弾・100均でどれだけそろう?と、100均で買える災害用グッズを紹介してくれました。
台風による大災害からおよそ1ヶ月。
いまだ避難生活を強いられている方も多くいます。
そんな中、関心が高まっているのは災害用グッズ。
ホームセンターにはいろいろ揃っていますが、100均でも購入できるものもあるんです。
専門家に話を伺い、100均で購入できる災害用グッズを紹介していました。
目次
災害時役立つグッズ 100円ショップにどれくらいある?
100円ショップには災害時に役立つグッズがたくさんあるんです。
街の人にインタビューしたところ、「すごく便利で良いと思います」、「知らなかったです」、「100均で買えるんだったら100均で安く済ませたいですね」という声が多い様子。
100円ショップで防災グッズを揃えられると安く購入できるので助かりますね。
災害時に役立つグッズは100円ショップにどれくらいあるのでしょうか?
今回は、自治体や企業に防災対策を教えている防災危機管理アドバイザーの和田隆昌さんに100円ショップで購入できる防災用グッズを教えてもらいました。
「避難用品など、だいたい8割ぐらいそろうと思います」
和田さんがまず足をとめたのは様々なライトがあるレジ横のコーナー。
100均 停電時大活躍するライト
和田さんは、レジ横にあるライトのコーナーへ。
ソーラー発電タイプのものや、乾電池式のもの。
モバイルバッテリ―が使えるUSBタイプなど、その数48種類。
中でも専門家が災害時に力を発揮する、と紹介してくれたのはランタンでした。
・12SMD&1LEDランタン 100円
「ランタンだけでなく、通常の懐中電灯的に1カ所を照らすようなそういうことにも使えるタイプですね」と説明してくれました。
専門家オススメの2WAYタイプ。
実際に使ってみると、広範囲を明るくしたり、懐中電灯で照らす2通りの使い方ができます。
さらにマストアイテムも。
「これは絶対1個は用意したいですね。ヘッドライトですね」と和田さん。
・COBヘッドライト 100円
ヘッドライトは避難する時、荷物を持っていたりすると両手が空いたほうが良いということです。
明るさもあるので、両手があいていると確かに便利です。
続いて和田さんが向かったのは、おもちゃなどが並ぶパーティーコーナー。
パーティーコーナー ブレスレット
「意外とこういうの使えます」と手にとったのは
・グローイングブレスレット 100円
ライブやお祭りなどで使うブレスレットです。
小さいお子さんやペットに災害時につけておくと良いということです。
電気が使えなくなった時、どこにいるかわからなくなってしまいます。
その際、事前につけておけばわかりやすいとのこと。
暗闇でも認知できるのですごくいいですよ、と教えてくれました。
暗い部屋で人形につけてみたところ、確かに停電になった場合も、一目で確認できます。
続いて安全用品コーナーへ
安全コーナー 断水時重宝するアイテム
安全コーナーへ向かうと、断水時必要なものを発見しました。
「ウォーターバッグいいですね。定番中の定番ですね」と和田さん。
水をためられるウォーターバッグ
・折りたたみウォーターバッグ 100円
台風により、断水の被害がたくさん発生することがあります。
使い方は、水を入れていくと、水の重みで容器がどんどん広がっていくバッグ。
水の重さで大きくなり、3ℓ入ります。
実はこれ、他にも意外な使い方があるということです。
なんと、土のうとしても使えるとのこと。
複数このウォーターバッグを用意し、ブルーシートと組み合わせることで、土のうとしても使えます。
また、合わせて用意しておきたい、と紹介してくれたのは携帯用いす。
・折りたたみ簡易チェア 100円
これはお水をもらう時に使うということです。
給水車がある場所へ行っても2時間くらい平気で並ぶとのこと。
その際、携帯イスがあると便利だということです。
衛生用品 肺炎防ぐオーラル用品
続いて衛生用品コーナーへ。
歯ブラシや歯磨き粉などが並んでいますが、和田さんが手にとったのはマウスウォッシュでした。
・マウスウォッシュ 250ml ミント 100円
「こういうマウスウォッシュ、必ず用意したほうがいい。病気になっちゃうんですよね」と和田さん。
災害時、口の中のケアはマストだということです。
歯科医師の足立了平さんに聞いたところ、
「災害時には肺炎の数が増える。その多くの原因は口の中の菌。災害に限って口のケアというのは肺炎から命を守るというケアなんですね」と説明してくれました。
体力が低下し、口の中に菌がたまっている状態になると、飲食物や唾液や菌と一緒に食道ではなく誤って気管に入ると肺炎になる恐れがあります。
そのため、歯ブラシとマウスウォッシュは必需品なんだとか。
続いてキャンプや山登りアイテムが揃うコーナーへ。
100均 キャンプグッズを応用
キャンプグッズが揃うコーナーへ向かいました。
ここにも、災害に役立つグッズが多数あるんだそう。
「これ100円で売っちゃうんだ、すごいな」と驚いた様子の和田さん。
専門家も驚いた商品
・パラコードブレスレット 100円
一見ただのブレスレットですが、実はホイッスルにもなるんです。
さらに、ジョイント部分をはずしていくと、あっという間に細いロープに。
被災地で洗濯物を干したり、災害ゴミをまとめるのに役立つといいます。
また、「マルチツールなんかいいじゃないですか。のこぎりとかスケールとか、栓抜きとか六角レンチとか」
と和田さんが手にとったものが。
・カード型マルチツールプレート 100円
カードサイズのマルチツール。
のこぎりに栓抜き、缶切りやドライバーなど、10個の機能が揃っているということです。
六角レンチにもなり、工具が不足しがちな災害時に便利だといいます。
避難所で必須のアイテム
続いては避難所で役立つグッズを紹介してくれました。
「アルミ温熱シート。これはマストのやつですね」と和田さん。
・アルミ温熱シート 213×137cm 100円
薄くて暖かいシート。
1000円くらいするものもありますが、もちろんこれも100円。
体育館など、床が冷える環境のマストアイテムです。
また、たくさんの人と共同生活をする避難所。
トラベルコーナーにあるグッズが
・ソフト耳栓ケース付き 100円
避難所ではマストだということです。
いびきと歯ぎしりと声で寝られないため、耳栓はマスト。
アイマスクもセットで必要ですね、と話していました。
・アイマスク 100円
さらに、空気枕や断熱シートを用意すれば、避難所でも何とか眠れる様子。
これがあるだけで避難所で各段に過ごしやすくなるそうです。
この日、100円ショップで災害用グッズとして使えるものの数を数えてみると、103個ありました。
専門家の和田さんは、「3分の1から5分の1の値段で用意できると思いますので、まず100均で探して、どうしてもなければ別のお店で買うというスタイルが効率がいいんじゃないか」と話していました。
必ず備えた方がいいもの7選
災害管理アドバイザーの和田さんが、必ず備えた方がいいもの7選を紹介してくれました。
1位:水
2位:簡易食
3位:耳栓
4位:マスク
5位:消毒できるウエットティッシュ
6位:保温シート
7位:明るい色のガムテープ
こちらの7つが最低限備えておきたいもの、ということです。
100均で揃えられる災害用グッズ、たくさんあるんですね。
備えが大事、と理解しているものの、100均で使えるグッズ、というのはあまり知りませんでした。
また、100均で購入できる防災グッズだと価格も手頃で助かりますね。
参考にしようと思います。
まとめ
11月15日に放送された「めざましテレビ」の”ココ調”のコーナーで、激売れ災害用グッズ第2弾・100均でどれだけそろう?と、100均で買える災害用グッズを紹介してくれました。
ホームセンターにはいろいろ揃っていますが、100均でも購入できるものもあるんです。
専門家に話を伺い、100均で購入できる災害用グッズを紹介していました。
・12SMD&1LEDランタン 100円
・COBヘッドライト 100円
・グローイングブレスレット 100円
・折りたたみウォーターバッグ 100円
・折りたたみ簡易チェア 100円
・マウスウォッシュ 250ml ミント 100円
・パラコードブレスレット 100円
・カード型マルチツールプレート 100円
・アルミ温熱シート 213×137cm 100円
・ソフト耳栓ケース付き 100円
・アイマスク 100円
など、防災グッズとして使えると紹介してくれました。
また、最低限備えておきたいもの7選も。
1位:水
2位:簡易食
3位:耳栓
4位:マスク
5位:消毒できるウエットティッシュ
6位:保温シート
7位:明るい色のガムテープ
100均で購入できるものを紹介し、使い方を説明してくれました。
最低限備えておいたほうが良いものも、100均で購入できるので、備えておきたいですね。