[関ジャム]教科書に載せたいオトナの愛の名曲11選!マンハッタンキス

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2月16日に放送された「関ジャム」、今回はオトナの愛の名曲特集でした。

歌詞の深みに圧倒される、歌詞を読むとスゴイ世界観の名曲を、音楽プロデューサー・本間昭光さんと、松尾潔さんが禁断の愛、異常な恋愛感など、袋とじで教科書に乗せたい!オトナの愛の名曲、ということで、竹内まりやさん、沢田研二さん、菅田将暉さんの曲などを紹介。

1970年代、1980年代までは普通の歌番組でオトナな曲がいっぱい流れていて、耳にすることも多かったですが、最近は確かにあまり聞かないですね。

目次

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本間さんが選んだオトナの名曲

音楽プロデューサーの本間さんは、「子供の頃に”オトナの名曲”に触れることで、楽曲だけじゃなく作詞の世界の読解力が学べるのではないか?」話していました。

・子どもの頃に”オトナの名曲”に触れる→読解力・想像力が養われる

本間さんが選んだオトナの名曲

竹内まりや 「マンハッタン・キス」

竹内まりや 「マンハッタン・キス

オトナだけがわかるドアプレートの真実

竹内まりやさんは、元気を出して、すてきなホリデイなど、明るい曲調の一方で、オトナの名曲も多いんです。

プラスティック・ラヴ、カムフラージュなど、オトナの名曲もリリースしています。

「マンハッタンキス」 曲に隠された男女の恋模様

本間さんが選んだ「マンハッタンキス」 曲に隠された男女の恋模様とは?

竹内まりやさんの曲は明るくポップなイメージの曲が多いですが、時々オトナな曲を作ることがあるんだそう。

美しいメロディーでラブソングに聞こえるマンハッタン・キス。

1992年に発売されました。

ポイントは、曲の最初と最後の共通フレーズなんだそう。

オトナになると余計に意味がわかってくる、と本間さん。

マンハッタン・キス、の最初は、

Don't disturb

Don't disturb、という言葉は、起こさないで下さい、のドアプレート。

「それが本当に2人だけの時間を守る唯一の武器」と本間さん。

・美しいメロディーにのせた裏腹な物語

・最初と最後のフレーズ

最初のフレーズはDon't disturb。

最後は、Till I hear you say you love me Don't Don't disturb

愛してる」の言葉を聞くまでは邪魔しないで

と、美しいメロディーと歌唱のウラで「Don't disturb」がキーワードになっています。

不倫の恋を描いている曲で、彼女は彼のことが大好き

でも、いつかは私のほうに来てくれるんじゃないかという気持ちが込められているということです。

最後のDon't disturbは感情・心の願望を表現していて一つの物語になっている、あまりに美しい曲なので。だけど、読み解いていくと悲しい物語」と本間さん。

松任谷由実 「真珠のピアス」

松任谷由実 「真珠のピアス」

1982年にリリースされた松任谷由実さんの「真珠のピアス」

女の復讐劇を描いた作品です。

自分を捨てた男に対する最後の復習が描かれています。

別れの日、彼の部屋のベッドの下にそっと真珠のピアスを置いた女性

本間さんが注目したのは、自分を捨てた男と、新しい彼女への次の歌詞

もうすぐかわいいあの女と 引っ越しするとき気づくでしょう

と、”真珠のピアス”を使った女の復習を描いています。

島津ゆたか 「ホテル」

1985年にリリースされた、島津ゆたかさんの「ホテル」

不倫に溺れた女性の哀しみを描いた曲。

ホテルでしか愛する人と触れ合えない女が主人公。

本間さんは、「使っているのは子どもでもわかる簡単な単語だが、オトナになると文章の本当の意味がわかる電話帳を勝手に見るシチュエーションは今でいうスマホチェック。いつの世にもいる、行き過ぎたオトナの愛の歌」とコメント。

石川さゆり 「天城越え」

石川さゆり 「天城越え」

激しい愛憎が渦巻く短歌のような歌詞。

・石川さゆり(当時28歳)の代表曲

・紅白歌合戦で史上最多の11回披露

石川さゆりさんの天城越え。

逆境に立ち向かう曲のイメージ→実は愛のもつれがテーマ

注目は、有名なサビ、”あなたと越えたい 天城越え”という歌詞があるのですが、サビに向かうプロセスに注目!なんだそう。

ポイントは、想像力を掻き立てる短歌のような歌詞。

主人公は妻?浮気相手?と、どちらなのか

・短い言葉の羅列→想像力を掻き立てる

・短歌のような詞の世界

・登場人物の関係性

・畳みかけるような言葉の羅列

・状況を想像させる歌詞

「本質とは全然違うところから入ってもいい。2000年代以降、ケータイ小説とかが流行って、歌詞が説明的になったんですよ。文章の流れは時代によって変わるので、いい、悪いじゃないんですけど」と本間さん。

また、松尾さんも、「今は誤読の余地がない歌詞が求められることが多いんですよ」と話していました。

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松尾さんが選ぶオトナの名曲

松尾潔さんが選ぶオトナの名曲です。

俯瞰で描く愛のドキュメンタリー

・井上陽水 「リバーサイドホテル」

ホテルで過ごす男女の愛の歌なのにドロドロしていない

ドロドロしていないのは、作詞にある手法を使っているんだそう。

1982年にリリースされた「リバーサイドホテル」

「オトナの愛を主体にしているんですが、ずっと聞いてもドロドロした感じがない。」と松尾さん。

歌詞をみると、

若い二人は夢中になれるから

そこで二人はネオンの字を読んだ

と、僕、君、私などの表現が一切出てこない歌詞。

「僕」「君」などの表現が一切出てこない歌詞→客観的な描写

俯瞰なカメラで2人を見ている、という気分を与えてくれるということです。

ポイントは、俯瞰の視点で描かれる若い男女の濃密な愛

水に感じる表現の繰り返しが文学的に男女の濃密な愛を感じさせる、と松尾さん。

井上陽水さんの作詞術は、俯瞰で描く男女の恋愛。

極上メロディー&歌唱のウラにスゴイ世界観。

歌詞は全体的に文学的で、あの素敵な声が入って来るから、すっと心に入ってくるんだそう。

続いて、松尾さんがオトナの名曲を紹介してくれました。

沢田研二「背中まで45分」 作詞作曲・井上陽水

その瞬間までの実況中継、という、沢田研二さんの「背中まで45分」

作詞・作曲は井上陽水さんです。

1983年にリリースされた、沢田研二さんの「背中まで45分」

・井上陽水が沢田研二のために書き下ろし

・沢田のCD発売前にセルフカバーもリリース

・出会ってから45分間の描写を歌に。

僕の中では”リバーサイドホテル”と”背中まで45分”は兄弟のような曲」と松尾さん。

主語は、こちらの作品も、僕や私、という言葉はなく、「二人」→俯瞰の目線

「背中まで45分」というのはどういう意味か、というと、出会って背中に手が伸びるまでに45分、ということです。

それを実況中継しているような歌詞なんだそう。

◆ポイント

・タイトルが示す物語

・官能とユーモアの融合

オトナのシチュエーションで、まさに俯瞰で観察しているような曲。

松坂慶子 愛の水中花

松尾さんが選んだのは、松坂慶子さんの「愛の水中花」

1979年にリリースされ、夜の世界で生きる女性を演じたドラマ主題歌「愛の水中花」

作詞は五木寛之さんです。

松坂慶子さんが主演したドラマ「水中花」の主題歌。

松尾さんは、「当時20代ながら、妖艶な衣装をまとった松坂慶子さんが、これも愛、きっと愛、と夜の世界を生きつつ、その言葉の裏で”本当の愛”に想いをはせているのが、すごく成熟した大人に見えた当時はかわいらしさより、”成熟したもの”が価値を持っていた」とコメント。

松坂慶子さんの「愛の水中花」、曲をきいたことはありますが、ジャケットもセクシーですね。

かなり印象的です。

ブルーノ・マーズ「Locked Out Of Heaven」

ブルーノ・マーズ「Locked Out Of Heaven」

2012年 ブルーノ・マーズ「Locked Out Of Heaven」

オトナな大ヒット曲。

スーパーボウルのハーフタイムショーでも披露された大ヒット曲。

松尾さんは、「爽やかな歌声、キャッチ―なメロディー、ヘブンの語感に騙されがちだが、”君を抱いて初めてこれまで天国から閉め出されていたことに気付いた”。J-popに多い、あなたを失って初めて何かに気付いた、的な叙述と対照的」とコメント。

菅田将暉 「キスだけで feat.あいみょん」

菅田将暉 「キスだけで feat.あいみょん」

2019年 菅田将暉 「キスだけで feat.あいみょん」

新世代のオトナの名曲!

男女の生々しい葛藤を歌った曲。

月に1度触れ合えない男女の葛藤。

本間さんは、「大人の男女間の生々しいジレンマを詩的に美しく表現しているが、それが逆に淫靡さを増している」とコメント。

布施明 「愛の6日間」

作詞家・なかにし礼さんの最高傑作、と紹介されたのは布施明さんの「愛の6日間」でした。

布施明 「愛の6日間」

両極端な男女の歪んだ旅行記です。

数々の名曲を生み出してきた、作詞家・なかにし礼さん。

男女の愛を描いた曲も多いなかにしさんですが、その究極ともいえるのがこの曲なんだそう。

6日間の旅に出た男女の物語。

ポイント

・なかにし礼節全開の歌詞

・壮厳なメロディー&歌詞

・6日間の恋人旅行記

・大人の歪んだ愛情表現

映画・長編小説で扱うテーマ→数分間の歌に

また、作曲家は天野正道さん。

エヴァンゲリオン新劇場版:破、進撃の巨人、シン・ゴジラなどのオーケストラアレンジを担当しています。

非のつけどころがない荘厳なオーケストレーションで、どこの国の話を歌っているのか?と思うほどなんだとか。

6日間の恋人旅行で浮かび上がる2人の歪んだ関係性

なかなか濃い歌詞で、まるで物語のようでした。

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作詞家が選んだ”オトナの愛の名曲”

続いて、子どもには難しい?プロが選んだ”オトナの愛の名曲”

作詞家・歌詞プロデューサー、いしわたり淳治さんと、作詞家zoppさんがオトナの愛を歌った名曲を紹介。

まずは、初めての夜に揺れ動く心を描いた曲

モーニング娘。「モーニングコーヒー」

モーニング娘。「モーニングコーヒー」

1998年にリリースされた「モーニングコーヒー」。

モーニング娘。のデビュー曲です。

作詞作曲はつんくさん。

zoppさんは、「自分が10代の頃はコーヒーも飲めなかったので無意識に共感しようとせず、話題の曲として口ずさんでいた」とコメント。

大人になってみて、「モーニングコーヒー飲もうよ 二人で」が、好き、を代弁しつつ、実は共に夜を過ごそう、という大人な意味をはらんでいたことに気付かされたということです。

モーニングコーヒー=一緒に迎える朝の象徴

続いて、作詞家・いしわたり淳治さんが選んだオトナの愛の名曲です。

和田アキ子 「抱かれ上手」

1990年にリリースされた、和田アキ子さんの「抱かれ上手」

恋に臆病なオトナのラブソング。

テレサ・テンさんの「愛人」、「時の流れに身をまかせ」を手掛けた荒木とよひささんが作詞を担当。

いしわたりさんは、「”抱かれ上手な女性”という言葉はあまり聞いたことがないはずなのに、そういわれると誰でも”こういう女性のことかな”というイメージが頭に浮かぶ。

とてもキャッチ―な言葉選ぶがなされた、オトナの恋愛の歌という感じがします」とコメント。

古田新太支配人が選んだオトナの愛の名曲も紹介されました。

古田新太が選んだ!テレサ・テン「スキャンダル」

1986年 テレサ・テン「スキャンダル」

遊び人の男を待つ女が1つだけだした条件とは・・・?

古田さんは、「最後の、”噂もいいの 私のことを忘れていないなら”という歌詞がかわいくていじらしい女心を歌っているまさしく理想」とコメント。

古田さんの理想は最後のフレーズ。

以上、プロが選んだオトナの名曲でした!

◆教科書に載せたい オトナの愛の名曲

◆教科書に載せたい オトナの愛の名曲

・zopp モーニングコーヒー(1998年)モーニング娘。

・松尾 愛の水中花(1979年) 松坂慶子

・本間 真珠のピアス(1982年) 松任谷由実

・いしわたり 抱かれ上手(1990年) 和田アキ子

・本間 ホテル(1985年) 島津ゆたか

・松尾 Locked Out Of Heaven(2012年) ブルーノ・マーズ

・本間 キスだけで feat.あいみょん(2019) 菅田将暉

・古田 スキャンダル(1986年)テレサ・テン

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まとめ

2月16日に放送された「関ジャム」、今回はオトナの愛の名曲特集でした。

歌詞の深みに圧倒される、歌詞を読むとスゴイ世界観の名曲を、音楽プロデューサー・本間昭光さんと、松尾潔さんが禁断の愛、異常な恋愛感など、袋とじで教科書に乗せたい!オトナの愛の名曲を紹介。

◆本間さんが選んだオトナの愛の名曲

・竹内まりや 「マンハッタン・キス」

・松任谷由実 「真珠のピアス」

・島津ゆたか 「ホテル」

・石川さゆり 「天城越え」

◆松尾潔さんが選ぶオトナの名曲

・井上陽水 「リバーサイドホテル」

・沢田研二 「背中まで45分」

・ブルーノ・マーズ「Locked Out Of Heaven」

・布施明 「愛の6日間」

◆教科書に載せたい オトナの愛の名曲

・zopp モーニングコーヒー(1998年)モーニング娘。

・いしわたり 抱かれ上手(1990年) 和田アキ子

・古田 スキャンダル(1986年)テレサ・テン

が紹介されました。

アップテンポな曲や歌唱力により、すっと心に入ってくる曲も多いですが、まさに大人になってから意味がわかる、という名曲は、1970年、1980年代の作品に多いですね。

歌詞を深く読むと奥深く、中でもマンハッタン・キスはよく記憶に残っているのですが、意味を紐解いていくと深いオトナの愛の曲、と感じました。

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