1月22日に放送された「めざましテレビ」の”ココ調”のコーナーで、最新自販機を紹介していました。高級食品のカキやカニの缶詰、ブランド米、上野駅には盆栽の自販機も。また、2月から導入予定のふるさと納税自販機も登場。
2020年はオリンピックで日本を訪れる観光客も多く、変わった自販機が増えていきそうですね。
ココ調では、最新自販機を紹介していました。
目次
高級食材の缶詰自販機
スタッフが向かったのは、銀座。
数台の自販機が設置されています。
中を見ると、ある自販機は
・セコガニ 2600円
・カキのアヒージョ
・蟹味噌の缶詰
などが並んでいます。
値段も1000円~2600円と、やや高額の高級食材自販機。
購入した方に質問したところ、「ちょっとだけプチ贅沢したいときに買う」という声があり、自動販売機でちょっと贅沢、というのはたまには良さそう、と思いました。
また、販売されていたのは高級缶詰だけではありません。
隣の自動販売機を見ると、ペットボトルが並んでいます。
ブランド米 自動販売機
高級缶詰の隣には、ペットボトルの自動販売機が設置されていました。
ペットボトル、と思いきや、ペットボトルの中に入っていたのは白米。
各地のブランド米がペットボトルに入れられ、販売されていました。
1個500円。
数種類のブランド米が販売されているので、ちょうど良いサイズのお米を味比べでき、ペットボトルでのお米販売も良いな、と思いました。
ブランド米の自動販売機、下の部分には、ご飯のおとも、ふりかけも販売されています。
出汁の自動販売機も!
東京都中央区・銀座に自動販売機が数種類設置されている場所には、出汁の自動販売機もありました。
焼きあごが中に入っている、あごだし。
・だし道楽 700円
だしの自動販売機はこの場所以外にも設置されている、と聞いたことがあるのですが、スーパーで販売していないだしが自動販売機で購入できるのも良いですね。
なぜ自販機で缶詰や出汁が販売されているのか・・・?
なぜ自動販売機で高級缶詰や出汁・ブランド米などが販売されているのでしょうか?
番組では自動販売機の会社にインタビュー。
すると、都心の一等地に店舗を構えると賃料がかなり高い、ということもあり、賃料の削減のため自動販売機で販売し、コストカットを行っている、という返答がありました。
また、外国人や観光客が集まるため、銀座に設置している、ということです。
日本人が自動販売機を利用する、ということだけでなく、外国人観光客にとっては珍しく、お土産にもちょうど良い品物もあるので、高級缶詰などの自動販売機は人件費削減で、良さそう、と納得しました。
上野駅 盆栽や掛け軸
上野駅にある自動販売機には、盆栽や掛け軸が販売されていました。
タッチモニターから選び、購入できるとのこと。
隣には盆栽が置かれています。
モニターで欲しい商品をタッチし、スマートフォンで読み込んで購入すると・・・取り出し口がありません。
こちらの自動販売機は、購入後自宅に配送されるシステムなんだそう。
なぜこのような自販機を作ったのか・・・?
ボタンを押すとすぐ商品が手に入るのが魅力の自動販売機。
商品を選んだら取り出し口から出てくるのでは?と思ったのですが、自宅へ配達される形です。
なぜこのような自動販売機を作ったのか、販売元に質問したところ、盆栽や掛け軸などはスペースが限られており、店舗にとっても悩みの種だということです。
自動販売機にすることで、在庫リスクがなく、人手不足を解消できる、ということから盆栽や掛け軸などを自動販売機にしているんだそう。
また、上野駅は外国人の利用も多く、日本ならではの商品は人気。
持ち帰るのも大変なので、お客さんのことも考慮し、購入後自宅へ郵送する形をとっているということです。
2月登場!ふるさと納税自販機
また、新しいタイプの自動販売機が2月に登場するようです。
ふるさと納税自販機
観光先でふるさと納税が選べる、ということで、自動販売機を使い、手軽にふるさと納税を行える自動販売機を設置するんだそう。
ユーザーは、自動販売機に並んでいるふるさと納税の返礼品の中から、商品を選び、名前や住所を記載します。
自動販売機に納税のお金を入れ、完了するとレシートが出てきます。
後日返礼品とふるさと納税関連の書類が届く形になっています。
愛知県岡崎市で設置予定で、岡崎市の方は、旅先で岡崎市を気に入ってもらえたら、と話していました。
10ヶ所以上の自治体が導入を検討しているようです。
ふるさと納税の自動販売機も、今後各地で増えていく可能性がありますね。