3月8日に放送された「林先生の初耳学」、”初耳フリーク”のコーナーで、赤身肉フリークが登場。
2020年絶対流行る赤身肉・「経産牛」を紹介!
音楽プロデューサー・田辺晋太郎さんが、「経産牛」グルメTOP3のお店を紹介してくれました。
経産牛、柔らかく、赤身の旨味があり、とても美味しいんだそう。
目次
経産牛 2020年大ブーム間違いなし
田辺さんは、「近年赤身肉や熟成肉のブームが来て、日本人が霜降りよりも赤身肉のうま味を楽しむようになってきた」と話していました。
赤身肉フリークたちが今もっとも注目しているお肉があるんです。
それは、経産牛。
経産牛
経産牛とは、子どもを産んだ牛。
28か月以上飼育されていて、1回~3回出産した「経産肉」がかなり美味しいんだそう。
2020年、大ブーム間違いなしの経産牛。
本来、経産牛の仕事は元気な子牛を産むこと。
出産に耐えられるよう、一般的な肉牛よりも栄養豊富なエサを食べるなど、より健康的な環境で飼育されていることが多いんだそう。
そのため、余分な脂が少なく、赤身の味が濃いのが特徴。
まさに究極の赤身肉!
「全部の経産牛が良いわけではなく、きちんと子どもを産み終わった後、良いご飯をたっぷり食べさせて再肥育させたお肉がものすごく美味しい経産牛として世の中に出ていくことができる」と田辺さん。
経産牛というのは肉好きの間では新しい常識だということです。
「経産牛」グルメTOP3
田辺さんがおススメする経産牛の美味しさを極めた三賢者が紹介されました。
「経産牛」グルメTOP3です。
1.焦げが超美味 北青山「The Burn」
2.塊で焼く 広尾「お肉屋けいすけ三男坊」
3.8歳の牛をさらに熟成 新橋「レストランスギタ」
極上赤身肉メニューが紹介されました。
1.焦げが超美味 北青山「The Burn」
1つめは、「炎の味」を喰らう!豪快NYスタイルグリル
北青山にあるステーキレストラン「The Burn」
米澤文雄シェフは日本人初NY三ツ星レストランの副料理長。
扱うのは国産黒毛和牛の経産牛。
霜降り肉に比べてサシは少ないのですが、ステーキにするととても美味しいんだそう。
炭火焼きで、強い火力で焦げ目をつけ、シェフいわく「炎の味」をまとわせるということです。
通常のステーキよりもかなりお肉を焦がしています。
経産牛は赤身の味が強いので焦げがついた味と合わせるといいアクセントになるんだそう。
こんなに焦がして大丈夫?という焦げ目なのですが、断面は赤く、とても美味しそうです。
・和牛 経産牛サーロイン 200g 5850円
外はカリカリ、中はレアのサーロイン。
広瀬すずさんが試食していましたが、柔らかさに驚いていました。
経産牛は非常にやわらかいんだそう。
焦げが1つの調味料になっていて、林先生も「想像以上に美味しい」と驚いていました。
2.塊で焼く 広尾「お肉屋けいすけ三男坊」
2つ目は、肉汁を1滴も逃さない職人技!極上塊焼き
食べられるのは渋谷にある焼肉店、「お肉屋けいすけ三男坊」
店長の伊藤さんはとても勉強熱心で経産牛を知り尽くしているんです。
宮崎県の都萬牛の経産牛。
年間120頭しか出荷されない希少な経産牛。
経産牛の旨味を最大限に引き出す方法が、塊焼。
肉汁を逃さずジューシーな焼き上がりに。
塊焼の断面はレア。
・極上 塊焼 1人前 2500円(2人前より)
口に入れると肉汁の旨味が広がります。
試食した方々、美味しいと大絶賛でした。
3.8歳の牛をさらに熟成 新橋「レストランスギタ」
3つ目に紹介されたのは、経産牛をさらに熟成させた究極のカツレツ。
それが食べられるのは、新橋にある「レストランスギタ」
杉田シェフは肉に詳しく、15年前から経産牛に注目していた方なんだそう。
使っているお肉も半端ない!ということです。
こちらの赤身肉は、京都府平井牛の経産牛ヒレ肉。
通常、経産牛は飼育期間28か月ですが、こちらの経産牛は月齢100ヶ月。
8年以上も飼育したスーパー経産牛。
それだけでも珍しいのですが、杉田シェフはこれをさらに120日間熟成させるんです。
基本はコース料理のみ、ということですが、杉田シェフの職人技が光るのは「ヒレカツ」
まさに職人技で揚げたヒレカツ。
・熟成経産ヘレカツ アラカルトコース3万円
試食した中島健人さん、思わず「うまぁ」と一言。
とても柔らかく美味しいということです。
コース料理ということで値段は3万円とお高いですが、かなり手間のかかっている料理です。
機会があればぜひ食べてみたいですね。