2025年4月18日に放送された「THE TIME」、”プチマーケティング部”で大人もハマるオーディション番組を紹介していました。
10代20代の若い世代だけでなく、大人の心も掴むオーディション。
人気の秘密を日経エンタテイメント編集長の吾妻さんに取材し、オーディション番組に大人もハマる理由を3つ教えてくれました。
サバイバルオーディションの魅力である「人間性」、国民プロデューサー制、指導者と出演者の絆をまとめています。
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大人もハマる!オーディション番組
若い世代だけでなく、30代、40代以上の幅広い年齢層がハマっているオーディション番組。
江藤愛アナウンサーもオーディション番組にはまっていて、友達と話したりするそうです。
「オーディション番組って誰が決まるか、以上にかけられる言葉に勇気をもらうことが多くて、オーディション番組に励まされることが多いと感じることが多いです」とオーディション番組にハマる気持ちがわかると伝えてくれました。
数々のオーディション番組で人気グループが誕生しています。
JO1、INI、ME;Iなど、人気グループもオーディション番組からデビューしています。
THE LAST PIECE
SKY-HIさんは、「3つ目のボーイズグループを作るためのオーディションを含むプラグラムが始まります。
プラグラム名は”THE LAST PIECE”」と、3組目のボーイズグループオーディションを発表。
THE FIRSTを超えるような新たなプロジェクトです。
2021年にBE:FIRST、2023年にはMAZZELを発掘したSKY-HIさんが手掛ける3組目のボーイズグループオーディション。
SKY-HIさんは「夢の見方をもう一度思い出してくれる企画になると、日本自体が元気になると思います」と伝えてくれました。
timelesz project
街頭インタビューでは、20代の女性が「timeleszプロジェクトのタイプロをみてました。
人生の中で一番熱中してみてたオーディション番組です」と、タイプロにハマっていたようです。
timelesz project
timelesz(タイムレス)の新メンバーを探すオーディション・通称「タイプロ」
他にもオーディションに密着する番組が続々登場。
SNSでも盛り上がりました。
ちゃんみなさん No-No-Girlsオーディションも話題に。
「身長・体重・年齢関係ないので、ガールズグループをやりたかったら来てください」とちゃんみなさんがガールぐグループオーディションを開始。
応募条件一切なし、とこれまでにない画期的なものとなり、応募数は7000通超え。
No-No-Girlsオーディションは女性の中にたくましさが見えるような形で大人気。
ネット配信された最終審査は56万人がリアルタイムで視聴するなど、盛り上がりが社会現象になっています。
人の心を掴むオーディション番組の魅力とは?
オーディション番組は若い世代だけでなく、30代、40代もハマっている人気ぶり。
娘さんからすすめられてハマったという60代女性もいました。
1970年代のスター誕生や、CHEMISTRYを排出したASAYAN(1995年~)など、オーディション番組から人気スターが誕生。
それらの番組に慣れ親しんだ親は今のオーディション番組に抵抗がなく、ハマる人が続出しているんです。
人の心を掴むオーディション番組の魅力とは?
日経エンタテインメントの吾妻拓編集長に教えてもらいました。
「人間同士がちょっとぶつかり合ったりとか、泣いてみたりとかっていうことでそれが共感を生み、視聴者に伝わっていって人気が出るという育成型サバイバル型っていうのが非常に増えていると思います」と吾妻さん。
サバイバルオーディションの魅力は候補者の「人間性」
◆サバイバルオーディション 候補者の人間性を見ることができる!
課題に挑戦する姿や練習風景を乗り越え、デビューまでの過程をみることで感情を動かされます。
50代女性は「自分が育てたわけでもないけど、人ってこれだけ強くなれるんだっていうのが見られるのが本当に魅力」とオーディションでの人間性や成長過程をみることで
リアルな姿を映し出し、ファンになるだけでなく共感の対象に。
PRODUCE101 JAPAN 国民プロデューサー制が話題に!
2019年から始まったPRODUCE101 JAPANシリーズ。
JO1、INI,ME:Iが生まれた日本最大級のオーディションは視聴者参加型が魅力です。
日経エンタテインメントの吾妻編集長は「視聴者参加型というのが大きいのかなと思います」と教えてくれました。
様々な審査の形がある中、PRODUCE101 では国民プロデューサー制を導入。
「国民プロデューサー制」は視聴者参加型でネット投票などを促し自分の推しをデビューまで見守れるのが特徴です。
◆国民プロデューサー制で視聴者が審査員に!推しを応援したい気持ちでハマる
デビューさせてあげたいという気持ちで家族や友達などに投票してもらっていたという方も。
指導者と出演者の絆が刺さる
新たな楽しみ方もあります。
日経エンタテインメントの吾妻編集長は「指導者と出演者の絆っていうのが強いというのが印象的。
いわゆる審査員と出演者という関係よりも理想の上司感みたいな」と、オーディション番組での絆も大人がハマる人気の理由だと教えてくれました。
SKY-HIさんが主宰したオーディション、「THE FIRST」ではSKY-HIさんの言葉も話題に。
未経験者の成長にSKY-HIさんも涙。
SKY-HIさんの熱量がすごいのも魅力です。
褒めて伸ばす、というだけでなく、才能を見出したり指導方法も的確。
言葉の選び方が仕事面で部下に指導する際の参考になる、という声もありました。
プロデューサーとオーディション候補生が真剣にぶつかり合う姿が30代以上の子育て世代や部下を持つ上司世代が心を掴まれるようです。
時代を映す鏡としてますます人気を集めそうです。