3月12日に放送された「あさイチ」、休校中の子どもたちのネットの使い方について紹介していました。
突然休校が決定し、突然のことだったので、学校も宿題などを出す時間もなく、各家庭の判断でドリルを購入して勉強したり、工夫して家で過ごす方法を模索している家庭が多いようです。
ただ、1日ずっと家の中、となると、やはりインターネットを利用する時間が長くなってしまいます。
街頭インタビューすると、やはりインターネットやスマホを使う時間が増えているとのこと。
専門家のもとに、「子どもがゲームやユーチューブ動画を見過ぎてしまう」という相談が非常に多く寄せられているんだそう。
ITジャーナリストの高橋暁子さんが、子どものネット利用を減らす方法を教えてくれました。
目次
休校中 インターネットの利用時間増
臨時休校中、インターネットとどうつきあってる?
番組が取材すると、やはりYoutubeを見ている子が多いようです。
女の子に質問すると、「ほとんどスマホ。インスタで友達と話したり、5~6時間」と答えていました。
いつもよりインターネットとのお付き合いが増えているようです。
そうした意見は専門家のもとにも寄せられているようで、「子どもがゲームやユーチューブ動画を見過ぎてしまう」という相談が非常に多く寄せられているんだそう。
子どものインターネット授業に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんが、子どものネット利用を減らす方法を教えてくれました。
自身も実践する、子どものネット利用を減らす方法です。
高橋さん、「見てほしいものを見てほしい時間だけ見てもらえるような機能があるんです」と話していました。
ネット利用減!驚きの機能
子どものネット利用が減る驚きの機能を紹介してくれました。
(PCは含みません)
◆驚きの機能
1.見せたい時間だけ
2.見せたいものだけ
1.見せたい時間だけ
見せたい時間だけ。
高橋さんが設定を加えたタブレット。
動画を見ていると、「時間制限」という文字が。
時間制限を超えたため、見られなくなったようです。
1日に利用できる時間をアプリごとに設定できるんです。
設定方法は・・・
iOSの場合、設定、の中にある「スクリーンタイム」→App使用時間の制限→時間を決めるだけ。
2.見せたいものだけ
見せたいものだけ。
特定のサイトしか見られないように設定することもできるんだそう。
例えば、設定を行ったサイトは、開こうとしても「削除されたサイト」と表示され、見ることができません。
タブレットには、見ることができるサイトだけが表示されます。
◆設定方法
iOSの場合
この機能の設定も、設定画面から行います。
設定→スクリーンタイム→コンテンツとプライバシーの制限(不適切なコンテンツをブロックします)
高橋さんがおすすめする、見せたいものを見せたい時間だけ。
iOS搭載のスマートフォンやタブレットに無料で入っている機能。
アンドロイドスマホ 親と子の端末の設定
アンドロイド搭載のスマートフォンやタブレットの場合、ファミリーリンク、というアプリから設定できます。
保護者の端末と子どもの端末に設定が必要になります。
◆保護者端末:「保護者向けGoogleファミリーリンク」をインストール
◆子どもの端末:「お子様向けGoogleファミリーリンク」をインストール
※子ども端末のGoogle Chromeで見せたいサイトをブックマークしておく。
アンドロイド 保護者端末 設定方法
アンドロイド端末の場合の保護者の設定方法です。
1.ファミリーリンクのアプリをダウンロードし、「設定を管理」を選択します。
2.保護者による設定→Google Chromeのフィルタを選択
3.特定のサイトのみ許可→「サイトの管理」の承認済み、をONに。
4.見せたいサイトのURLを入力します。
スマホ制限 突破を防ぐには?
こういう制限をすると、子どもが突破しようとすることもあるようです。
楽しんで遊んでいるので、子どもとしては、もう少し使いたい、と思ってしまいますね。
突破されにくくする方法を紹介してくれました。
子どもが突破するのを防ぐ方法は・・・パスワード。
パスワードは制限機能にもパスワードが必要。
それを死守することで、突破を防ぐことができるようです。
新たに設定するものですが、誕生日・電話番号・住所などはNG
子どもたちは最初に自分の誕生日を入れる子が多いんだそう。
そこで親が子どもの誕生日をパスワードにしていると、見事突破されてしまいます。
パスワード、ばれないようなもので設定するのが大切なようです。
突然の休校で休みになると、やはり生活リズムが狂ってしまったり、1日中家の中だとやはり動画やスマホをさわる時間は増えてしまいますね。
ある程度の時間であれば、娯楽として楽しむ面で便利ですが、あまりに長時間の利用になると心配になる親も多いと思います。
状況に応じてネットの利用時間を制限する方法を実践するのも良いかもしれませんね。